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測地学分科会(第41回) 議事録

1.日時

令和元年5月13日(月曜日) 10時00分~11時00分

2.場所

文部科学省5階 5F3会議室

3.議題

  1. 科学技術・学術審議会測地学分科会長及び分科会長代理の選任について
  2. 議事運営等について
  3. 今後の調査審議等について
  4. その他

4.出席者

委員

(委員)鈴木、平田
(臨時委員)市原、榎原、小原、加藤、関口、土井(途中まで代理:原田)、 西村、藤田、山中

文部科学省

佐伯研究開発局長、工藤地震・防災研究課長、村山防災科学技術推進室長、林地震調査管理官、大河原地震火山専門官、三浦科学官、望月学術調査官

5.議事録

[委員の出欠状況など]

・分科会長選任までは、工藤地震・防災研究課長が議事を進行。
・委員及び臨時委員の紹介。

・委員の出欠状況:小平臨時委員、田村臨時委員、森田臨時委員、矢来臨時委員が欠席。土井委員は所用で遅れるため、到着まで原田気象庁地震調査企画官が代理出席。
・議題及び配布資料確認

[議事1.科学技術・学術審議会測地学分科会長及び分科会長代理の選任について]

  議事1において、測地学分科会長として平田委員が選任され、分科会長代理として鈴木委員が指名された。

[議事2. 議事運営等について]

 議事2において、「科学技術・学術審議会測地学分科会運営規則」及び「科学技術・学術審議会測地学分科会の公開の手続きについて」の改正が承認された。


〔以降、会議を公開。傍聴者入室〕


【大河原地震火山専門官】  事務局から失礼いたします。会議の撮影に関しましては、冒頭の局長及び分科会長の挨拶まで約5分間とさせていただきます。
【平田分科会長】  それでは、会議が公開になりましたところで、第10期科学技術・学術審議会の発足に当たりまして、佐伯研究開発局長から御挨拶を頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
【佐伯研究開発局長】  改めまして、担当局長の佐伯でございます。よろしくお願いいたします。このたびは第10期の測地学分科会の委員をお引き受け頂きまして、誠にありがとうございます。また、本日は御多用にもかかわらず御出席を賜りまして、心より感謝を申し上げます。この測地学分科会で扱う課題につきましては、学術の発展に貢献することはもちろんのこと、地震、火山、防災といったメニューを通じまして、国民の安全・安心にも深く関わる事項となっております。御承知のとおり、今年の1月には今年度からの5か年の新たな地震火山観測研究計画が建議されました。この計画により地震火山に関する研究者の内在的動機、様々な好奇心などに基づく学術研究が更に推進されることを期待しております。
 また、文部科学省におきましては、相次ぐ火山噴火の被害などを踏まえまして、平成28年度より次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトを実施しております。こちらにつきましては開始から3年が経過し、大学や研究機関のネットワークなどが形成され、人材養成と研究の推進といった面で様々な取組が行われているところでございます。今後はこういった建議やプロジェクトによりまして地震や火山の調査研究が更に進展し、ひいては防災、減災につながるということが重要でございますので、本分科会におかれましてもしっかりとしたフォローアップをお願いできれば、私どもとして幸いでございます。
 また、現在、我が国の科学技術政策の柱となる第6期科学技術基本計画の策定に向けた作業が始まっております。この建議頂いた地震火山観測研究計画の一層の推進とともに、この測地学分科会での御議論を通じまして、こちらの科学技術基本計画へのインプットといったものにつながるような広い視野で、我が国の科学技術の振興につながる有意義な御議論をお願いできればと考えております。今後2年間にわたりまして、是非精力的な御審議を賜りますようお願い申し上げて、私からの御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
【平田分科会長】  佐伯局長、ありがとうございました。
 それでは、私からも一言御挨拶をさせていただきたいと思います。御存じのとおり、測地学分科会の歴史は大変古く、明治31年の測地学委員会まで遡ります。その後、昭和25年に地球物理現象の常時観測については当時の文部省にあった測地学審議会を利用して審議することが適当であると考えられ、広く地球物理の諸現象の常時観測についても総合企画と連絡調整の機能が付与されました。更に審議対象が拡大されて、現在では地震火山観測研究計画についても調査審議しているところでございます。
 先ほど佐伯局長からお話がありましたとおり、今年の1月には今年度から始まる新たな観測研究計画である「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)の推進について」が建議されました。この計画では地震火山噴火研究を国民の生命を守る実用科学と位置付ける考え方を更に推進して、地震火山噴火及びそれによる災害を科学的に解明することにより、災害軽減に貢献することを目指しております。この計画に基づく観測研究が有効に進められ、また、本研究を地震調査研究推進本部による施策との連携を考慮して、その成果が効果的に社会に発信されるよう皆様のお知恵とお力をかしていただきたいと存じます。
 また、先ほどお話がございましたように、文部科学省の方で進められております次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトのフォローアップも本分科会としては進めてまいりたいと思っております。こうした課題に対応すべく、皆様の御協力を頂きながら、本分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[議事3. 今後の調査審議等について]

【平田分科会長】  それでは、これで御挨拶が終わりましたので、議事3に入らせていただきます。まず、第9期の測地学分科会の審議状況について事務局から御説明をお願いいたします。
【大河原地震火山専門官】  事務局より説明いたします。第10期で実際に調査審議いただくにあたり、第9期ではどのような調査審議が行われたかを振り返るために、資料3-1及び資料3-2を御用意しております。資料3-1が第9期の科学技術・学術審議会測地学分科会の概要及び構成となっております。科学技術・学術審議会は、ここに書いてあるように文部科学大臣の諮問に応じて科学技術の総合的振興に関する重要事項及び学術の振興に関する重要事項を調査審議、また、文部大臣に意見を述べるというものでして、その下に置かれている分科会の一つとして測地学分科会が設置されております。測地学及び政府機関における測地事業計画に関する事項について調査審議すると規定をされております。
 更に、その下には地震火山部会が設置されました。測地学及び政府機関における測地事業計画に関する事項のうち、地震及び火山に関する事項について調査審議するということで、特に地震火山部会では地震火山観測研究計画の進捗状況の把握及び実施計画、研究成果等の取りまとめ、研究の評価についても検討をしていただいておりました。
 更に、前期は新しい地震火山観測研究計画を策定するという時期でございましたので、その下に次期観測研究計画検討委員会を設置いたしまして、加藤委員に主査となっていただきました。ここで地震及び火山に関する事項について、次期の観測研究計画の骨子、各論を検討し、原案を作成していただいたということになります。ここでいただいた原案を更に測地学分科会で最終的にまとめまして、科学技術・学術審議会で建議頂いたということで、一番下にありますように、平成31年1月30日に科学技術・学術審議会第61回総会において「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)の推進について」として取りまとめ、建議を頂いたということになります。
 それから、資料3-2は、個別の会議の開催日及び議題を一覧にしたものでございます。測地学分科会は5回、地震火山部会は6回開催をしております。次期観測研究計画検討委員会は第1回から第6回まで6回開催しております。
【平田分科会長】  ありがとうございました。
 これが前期の復習でございますけれども、これについて御質問ございますか。前期は今年度から始まります新しい観測研究計画を建議するための議論というのが非常に重要でございまして、今期はそれが始まりましたので、それを実行するということになりますが、前期について特に御意見がなければ、第10期の測地学分科会で審議すべき当面の事項について、どういうことが必要かということを審議いたしますので、事務局から御説明をお願いいたします。
【大河原地震火山専門官】  資料3-3に基づいて説明をさせていただきます。資料3-3は「第10期科学技術・学術審議会測地学分科会の当面の審議事項について(案)」でございます。この内容について本日、皆様に御議論いただいて、最終的にどのような形でいくということを決定頂きたいというものになっております。ここでは項目を2つ記載しております。1つ目は「計画の進捗管理について」ということで、地震火山観測研究計画の目的達成のため、行政や社会のニーズを踏まえた計画の推進に努め、各年次の全体計画の立案、進捗状況の把握及び研究成果の取りまとめ等について、地震調査研究推進本部による施策との連携に留意しつつ検討すること。
 それからもう1つは、「火山観測研究について」ということで、次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトに対するフォローアップを実施することとしております。1月に開催した第9期の最後の会議の時に、この第10期において引き続き検討すべき事項について、申し送り事項ということで議論をしていただいておりました。このときに議論頂いたものと基本的にはほとんど同じですけれども、特に地震調査研究推進本部の方では新しい総合基本施策の策定が大詰めを迎えておりまして、こちらの施策との連携に留意ということについて、平田分科会長とも御相談をしまして、やはり入れておいた方がよりよいのではないかということもありまして、ここに「地震調査研究推進本部のよる施策との連携に留意しつつ」と明記をしたというところになっております。
 簡単ではございますが、以上です。
【平田分科会長】  ただいまの事務局の御説明、御提案についてこれから審議いたします。基本的には前期の申し送り事項で決めてあることなのですけれども、少しだけ足したのが、今、大河原さんから御説明がありましたように、地震本部が新たな第3次の総合基本施策をこれから進めようというところで、この測地学分科会とも組織的に連携するということは、これまで議論されていたことなので、それを留意した言い方になっております。内容としては、これまでとそれほど変わることではないと思いますが、これについて御意見ございますでしょうか。
 地震本部と、測地学分科会、科学技術・学術審議会とは、大ざっぱに言うと地震本部はトップダウン的な議論で、測地学分科会はボトムアップ的なもの、学術の研究であるということは基本ではございますけれども、国の地震、防災施策に関連するような調査研究をするためには、基礎的な研究が必要でございますので、学術の分野からそういうことを申し上げるということは非常に重要です。これは今、建議された計画の中にも明記されていることでございますし、それから、地震本部の総合基本施策の中にもそういうことがはっきりと書かれてございますので、それを具体的に議論していきたいと思っております。何か御意見ございますか。
 それでは、特段、御意見がなければ、それほど異議がある話ではないので、このように進めていきたいと思います。どうぞ。
【小原臨時委員】  付け加わった部分については、もっともなことだと思いますけれども、総合基本施策は現在ほとんど大詰めを迎えているという御説明ですけれども、具体的なスケジュールというか、どういう感じで取りまとめられているのでしょうか。
【平田分科会長】  では、それは課長の方から。
【工藤地震・防災研究課長】  総合基本施策につきましては、地震本部としての決定というのは既に先月行われておりまして、今、これを最終的に決定する際には中央防災会議の方の議を経るということが法律上明記されておりますので、そちらのスケジュールを今待っているという状況でございます。それが通れば直ちに新たな計画が施行されるというステータスになっています。
【平田分科会長】  中央防災会議の日は、まだ決まっていない。
【工藤地震・防災研究課長】  まだ決まっていないです。
【平田分科会長】  大体いつ頃ということまでしか決まっていませんので。内容はたしか公表されていますよね。
【工藤地震・防災研究課長】  はい。
【平田分科会長】  いずれは時間をとって、それについても事務局、あるいは地震本部から御説明を頂けると思っております。
 それでは、特段なければこの資料3-3に基づいて、当面の分科会で審議すべき事項としてはこの2つで、これを進めさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
 それでは、続いて部会の設置について審議を頂きたいと思います。第10期においても第9期と同様に測地学分科会の下に地震火山部会を設置して効果的に審議を行いたいと考えております。資料3-4について事務局から御説明をお願いします。
【大河原地震火山専門官】  資料3-4「測地学分科会における部会の設置について(案)
」について説明いたします。科学技術・学術審議会令第六条第1項及び測地学分科会運営規則第2条第1項に基づき、科学技術・学術審議会測地学分科会に地震火山部会を設置したいという案になります。
 地震火山部会で実施する内容は、測地学及び政府機関における測地事業計画に関する事項のうち、地震及び火山に関する事項について調査審議することといたしまして、具体的な取組事項としましては、計画の進捗管理について、すなわち地震火山観測研究計画の目的達成のため、行政や社会のニーズを踏まえた計画の推進に努め、進捗状況の把握及び研究成果の取りまとめ等について検討すること。それから、火山観測研究につきましては、次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトに対するフォローアップを実施することということで、主にこうしたことをご審議頂きたく、地震火山部会を設置したいという内容になります。
【平田分科会長】  ありがとうございました。
 それでは、ただいまの事務局の御説明のとおり、第9期に引き続き科学技術・学術審議会令第六条の規定に基づき、地震火山部会を測地学分科会の下に設置するということを御了承頂けますでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
【平田分科会長】  御異議ございませんようですので、ありがとうございました。それでは、部会の設置について御了承が頂けたと思っております。
 ただいま設置された地震火山部会への分属については、科学技術・学術審議会令第六条2項により、分科会長が指名することとなってございます。私といたしましては、第9期との連続性に配慮しつつ、部会へ指名したいと思っておりますので、あらかじめ御了承下さい。この委員の皆様にはお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、次の議事に移ります。今年度から新たな建議計画がスタートいたしましたが、これについて研究課題が既に出そろっております。どういうものが出ているかということについて、資料4に基づいて事務局から御説明頂きたいと思います。よろしくお願いします。
【大河原地震火山専門官】  「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)」の研究課題の一覧が出そろっております。資料4に一覧を掲載しております。これについて御説明をさせていただきます。
 資料4は全部で6ページありますけれども、最初の3ページは機関別に並べたものになります。4から6ページは、これを部会別に並べたものになります。機関別のほうは、最初の方は大学、北海道大学から、北から順に並んでおりまして鹿児島大学、それから、兵庫県立大学、立命館大学といった参加機関の大学の研究課題をここに記載しております。それから、情報通信研究機構から下は国立研究開発法人及び国の機関及び地方独立行政法人などについての内容となっております。それから、一番下に今のところ二つ拠点間連携として京都大学防災研究所、東大地震研究所の名前で記載をしております。なお、拠点間連携共同研究と公募研究につきましては、まだこちらの方には含んでおりませんで、今後確定し次第、同じように進めていくということになります。
 それから、課題番号について以前、予知協のほうで御議論があったのですけれども、以前付けていた課題番号が、連続していない番号で分かりにくいのではないかという御意見があったことを踏まえ、ここでは課題番号を新たに振り直したものを記載しております。それぞれの機関名プラス続き番号となっております。
 1ページから3ページがこの機関順に並べたもの、それから、4ページから6ページは、先ほど言いましたように部会別ですけれども、史料・考古部会、地震の現象解明の部会、地震の長期予測の部会、地震の中短期予測の部会、火山部会、災害誘因評価・即時予測部会、それから、今期から防災リテラシーの研究が新たに始まっておりますので、これに関する防災リテラシー部会が立っておりまして、ここには16の研究課題があります。それから、観測研究基盤部会に属するもの、それから、戦略室対応課題ということで「研究成果共有データベースの構築」を記載しております。それから、拠点間連携となっております。個別の研究課題や担当者名などにつきましては、この一覧をごらん頂ければと思います。
【平田分科会長】  ありがとうございました。
 全体としてどういう計画を立てるかということは、建議の計画の中に書いてあって、具体的にどういう研究課題があるかというのを今事務局からまとめていただいて、このマトリックスにまとまっておりますので、具体的に誰がこの研究を実施するかということは、これではっきりすると思います。
 この計画を作る段階で何度も研究の実施者とのやりとりがあってこれができたわけですが、そのときに付いていた課題番号は、いろいろと議論があって変わっておりますので、最終的に本日出た資料に基づいて、今後5年間やっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。大変すっきりしたと思いますが、これから課題が増えたり減ったりする、あるいは統合されたりするということがあるかと思いますけれども、そのときは番号が欠番になったり、番号が増えたりするということはあると思いますけれども、スタートのときにはきれいになっておりますので、しかも、字数もちゃんとそろえていただけたので読みやすいと思います。事務局は大変御苦労だったと思います。ありがとうございました。
 これについて何か御意見ございますか。これは本当に自分が出したものが全部あるかということが重要なので、関係者の機関の方は是非関係者に照会していただいて、考えているとおりになっているかということを御確認下さい。この資料はホームページでも公開されるんですよね。
【大河原地震火山専門官】  はい。
【平田分科会長】  ですので、国民に広く、この建議と称されている計画を誰が実際にやっているかということははっきりすることになります。それから、年度の終わりにそれぞれの課題の進捗も報告していただいて、これも公表されます。ある意味これが台帳になりますから、漏れがあるといけませんので是非よろしくお願いいたします。5年計画の途中で計画をある程度微修正したりして、課題が増えたりする可能性もあります。それについてはこの分科会及び地震火山部会で審議していただいて変わっていくものと理解しておりますが、これまでもう既に長い議論をして、これがスタートいたしましたので、既に4月1日から研究は始まっていると思っておりますけれども、引き続きよろしくお願いいたします。
 いろいろと御努力頂きましてありがとうございました。何か言いたい人は是非言ってほしいのですが、考えている間に一言だけ私から言わせていただきます。新しい計画は、前計画に引き続いて「(第2次)」となって何となく続きみたいな感じでありますが、大きな方向は変わっていないけれども、少し軌道修正しているところがあるというのが私の理解です。2つ変えました。1つは重点研究、それからもう1つは総合研究という概念を作って、それがこの課題の中にも反映されています。
 重点研究というのは、ここの課題の中で重点的に、みんな重要ではあるけれども、大変重要であるというものを幾つか選びました。それは建議のポンチ絵に書いてありますけれども、例えば長期評価の高度化などが重点研究になっています。これは第3期の総合基本施策の中でも重点的にやらなければならないということで、つまり、この計画の研究の出口として、一つは地震本部の総合基本施策の中でやるべき議論に研究の成果を生かしていくということを強く意識したものになっています。火山についても幾つか重点的な研究が提案されています。火山の噴火予測に関する研究です。
 それから、総合研究というのは、いわゆる体系的に現象の理解とか、現象の予測とか、ハザードの予測とか、被害の予測といった、そういう研究の手法を統合してターゲットを一つに絞った形で、例えば南海トラフであるとか、いわゆる海溝付近で起きる大きな地震について総合的に研究するということです。これも地震本部の次期の総合基本施策の中で重点的にやらなければいけない、あるいは社会がこの計画に期待しているということを基礎科学からやるというものになっておりますので、この枠組を、これまでも志向はしていましたけれども、より明確に計画の中に反映させたと理解しております。
 これはなかなか難しいことでありまして、すぐにはできないのですけれども、そこに舵を切ったというものになっておりますので、それが具体的にこの課題の中にも反映されていると理解しておりますので、この課題の成果が大変期待されているところです。
 では、これはもう既に議論されていて、それがきれいに整理されたということで、この機関別と部会別の表ができておりますので、これに従って研究を進めていただきたいと思います。特に御意見がなければいいですかね。ありがとうございました。
 それでは、これで議事は終了ということで、何か事務局から、課長の方から何かお言葉はないですか。最初にもお言葉を頂きましたけれども。
【工藤地震・防災研究課長】  それでは、こういう形で、建議でまとめられたものを実行するほうは、もう進んでいると思うのですけれども、それぞれに課題に従ってやっていただいている面もございます。他方、先ほど局長からもお話がありましたように、第6期の科学技術基本計画について、親会である科学技術・学術審議会、更にそこから総合科学技術会議につながる流れの中で様々な議論が集約されていくのですけれども、この地震・火山といった測地学分科会が主に取り扱っている分野につきましても、新しい視点とか、これは特に地震本部の総合基本政策にも、例えば新しいICTを活用したサイエンスをやっていくということもうたわれておりますし、こういった面も含めて、建議で進められているこれらの計画と相まって、科学技術基本計画の中にもそういった要素も組み込んでいかれると、この分野がより発展していくのではないかなと考えますので、先生方におかれましては、これから2年の間、精力的な御議論を頂ければと考えております。よろしくお願いいたします。
【平田分科会長】  ありがとうございました。
 そのとおりで、この建議の計画を実行するためだけにこの分科会があるのではございませんので、もちろんそれは重要な要素ですが、どちらかというと地震火山部会の方でそれを主にやっていただいて、分科会の方ではそれを含んで、もう少し広い観点から国の科学政策、あるいは防災施策にどういうふうに貢献できるかなどという観点からも御意見を頂きたいと思っております。
 それでは、最後に何か御発言、御意見がある委員の方はいらっしゃいますか。特段ないようですので、本日の議論はこれでおしまいとさせていただきます。議事録については、本分科会運営規則第5条の1により、分科会長の人事等に係る部分を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
【平田分科会長】  特に御異議はございませんようですので、これでそのようにさせていただきます。
 それでは、最後に今後の日程等について事務局から御説明をお願いします。
【大河原地震火山専門官】  事務局から説明いたします。次回の分科会につきましては、改めて日程調整を今後させていただき、御連絡をさせていただきます。それから、地震火山部会を5月21日の午後に開催をする予定でございますので、御参考までお知らせをいたします。
【平田分科会長】  それでは、これで全ての議事が終わりましたので、これで閉会といたします。本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。

―― 了 ――

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研究開発局地震・防災研究課 

(研究開発局地震・防災研究課)