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地震火山部会 観測研究計画推進委員会(第1回) 議事録

1.日時

平成21年7月10日(水曜日)10時~11時35分

2.場所

文部科学省 研究開発局会議室

3.出席者

委員

(委員)長谷川、藤井
(臨時委員) 鵜川、浦塚、清水、仲西、平田、堀
(専門委員)土井、飛田、西澤、松澤、森田、吉田

文部科学省

増子地震・防災研究課長、北川地震調査管理官、梅田課長補佐、酒井学術調査官

オブザーバー

馬場(金田専門委員代理)、桑原(小泉専門委員代理)

4.議事録

[議題1 議事運営等について]

 測地学分科会運営規則(参考資料2)第三条第3項の規定に基づき、清水主査より吉田委員が主査代理に指名された。

[議題2 今後の調査審議等について]

 第4期観測研究計画推進委員会における活動と今後の検討課題について、事務局から資料2に基づき説明があった。

 

【清水主査】本委員会の前期、第4期の主査をされていた平田委員から、もし補足することがあったらお願いしたいと思います。

【平田臨時委員】審議会の委員会活動として、この非常に厚い資料を毎年2つもつくるのは異例のことだといろいろな方から指摘されて、まさにそのとおりだと思います。研究者も関係機関の方も事務局も、大変な時間と労力をかけて作ってきました。10年前、地震予知計画が新たな観測研究計画となったときに、いろいろ議論をした末、この方式にしました。委員の方は既にご存じだと思いますが、報告書の【機関別】は、実際に調査、研究をやられたグループが書いたものを集めたものです。それで、最初は大学のグループがやっていただけですが、第2次新計画から測地学分科会として報告書を出していただいています。

 それに対して、この【項目別】は委員会で議論をして、本当に成果の上がったものは何かということが評価されています。建議については、5年に一度、レビューをするわけですけれども、そのとき【項目別】5年分の中からさらに重要な成果だけを集めてきてレビューをするという仕組みを作りました。

 この建議に基づく研究は、基礎研究という位置づけがかなり強いのですが、科研費等によるいわゆる学術研究とは違う、目的研究であるということを明確にするために、建議に基づき、毎年実施計画を作り、それが実施できたか年次報告で自己点検して、さらにコミュニティの中で評価をする。最後に、5年に一度外部評価も受けるという体制でやってきたわけです。

 例えば科研費であれば毎年実施計画書を出し、年度末には報告書を出し、その計画が終わったときには最終報告書を出すわけですから、それよりもいいかげんでは絶対にいけないと思います。第2次新計画では、かなりきっちりやってきて、皆さん、それを負担に感じていると思いますけれども、それである程度成果が出てきたと思っております。簡素化することは大賛成です。ただ、これが建議に基づく特別な研究であるということを、研究者が自覚できるような形で今後もやっていくべきだと思います。火山の方は今までとは少し違うスタイルになるかと思いますけれども、改善すべきところは改善し、なるべく簡素化して、実質的に研究が進展するような方向にしていただきたいと思います。以上です。

【清水主査】どうもありがとうございました。今、平田委員から非常にわかりやすく補足説明していただきましたけれども、基本的なスタンスというのはそういう形できちんとやってきたということでございます。

 今の説明に対しまして、ご質問等あればお受けしたいんですけれども、どなたかございますか。よろしいですか。よろしければ今の事務局の説明、それから平田委員からの補足を踏まえて、資料2に書いてあるような方針で本委員会を今後進めていきたいと思います。基本的な精神は今までと変わらず、きちっとやらなければいけなませんが、ただ、今までに比べると若干の簡素化を図って、今まで毎年度ごとに計画を取りまとめていたものを、今回からは5年間通しでロードマップがわかるように書く。それに対して、年度ごとに各機関等からは非常に主要なエッセンスを報告していただくということですから、精神的には今までと一緒なんですが、事務的には若干の簡素化を図りつつ進めていくということです。よろしいでしょうか。

 よろしければ、基本的な方針はそういうことで、具体的なことにつきましては、今後皆さんと検討しながら詰めていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。

 

[議題3 「地震予知のための新たな観測研究計画(第2次)」平成20年度年次報告について]

 各委員より、資料3に基づき、所属機関の平成20年度の成果について報告があり、意見交換を行った。

 

【清水主査】それでは、皆さんからご質問を受け付けたいと思いますが、どなたかいらっしゃいませんでしょうか。

 では、松澤委員、お願いします。

【松澤専門委員】飛田委員にお聞きします。12ページの岩手・宮城内陸地震の1秒データの解析結果、これはすばらしいものだと思うのですが、現在データはリアルタイムで収集されているんでしょうか。

【飛田専門委員】約1200点のGEONET観測点のうち99%については、リアルタイムで1秒サンプリングのデータが来ております。

【松澤専門委員】それは、今後長期的に全部アーカイブするご予定はないんですか。

【飛田専門委員】そういう議論はもちろんありますが、かなり膨大な量になるということ、それから30秒値についてもバックアップしていることから、バックアップが2つになるというのもあって、1秒値について、すべてのデータをアーカイブする計画は今のところはありません。

【松澤専門委員】我々も例えば地震の波形でよくやることですけれども、しばらくの分だけとっておいて、地震がなかったら消していく、多分そちらもそうやられていると思うんですが、何日分とか何時間分確保されていますか。

【飛田専門委員】1秒サンプリングデータの保存期間は、約2ヶ月程度です。ただし、約2ヶ月というのはGEONETのシステムがデータを保持する期間です。Webから、定常的に提供されている30秒データと異なり、1秒データでは定常的なデータ配信の仕組みはありません。またアーカイブをためておりませんので、地震が起こった直後にためるようにしないと、捨てているということになっております。

【松澤専門委員】ありがとうございます。

【清水主査】松澤委員、よろしいでしょうか。

 ほかにどなたかコメント等あれば。もしなければ、一応ここで平成20年度の地震予知計画の成果、機関別の年次報告をお認めいただいたということにしまして、もしこの後お気づきの点がありましたら、今月の17日の金曜日までにメール等で事務局までご連絡いただければ、私と事務局で該当する機関の方と協議をして、修正をしたいと思いますのでよろしくお願いします。それがなければ、基本的に今日の報告をご承認いただいたことにしたいと思います。どうもありがとうございました。

 それでは、本年度から開始された地震及び火山噴火地のための観測研究計画に関しまして、5年間の実施計画の進め方について事務局から説明をしていただきたいと思います。

 

 事務局より、資料2及び資料4に基づき説明があり、意見交換を行った。

 

【清水主査】今、今後の進め方について説明いただきましたけれども、資料2に基づき、具体的に5年間の実施計画をどういうような様式でまとめるかということについて、今事務局から資料4の提案がありました。既に地震で毎年行っていた実施計画の様式を踏襲しております。ただ、年度ごとに書いているところを5年間まとめて書くような形に若干変えてありますが、こういう案を提案されておりますけれども、いかがでしょうか。この形で、各実施機関に計画をまとめていただくということでよろしいでしょうか。

 大学はあまり抵抗ないと思いますが、大学以外の機関の方でいかがでしょうか。こういう形でよろしいでしょうか。特に問題があったらお願いしたいんですが。

【桑原オブザーバー】日程的にはどうなるのでしょうか。

【清水主査】この後事務局から説明いただきます。

【梅田地震・防災研究課長補佐】提出期限は、7月30日を考えております。これにつきましては、今の建議を策定する際に、実は実施機関に対して既に5カ年計画を提出いただいているので、そこからの変更点を少し入れていただければと考えて、一応7月30日というので設定させていただいておりますけれども、それについてご意見があれば承りますが。

【清水主査】よろしいでしょうか。それでは、今の点も含め、今後の予定について事務局から説明をお願いします。

【梅田地震・防災研究課長補佐】次回の委員会につきましては、平成20年度年次報告の項目別についてご審議いただく予定でございます。つきましては、現行の素案を取りまとめていただく委員について、委員会で決定していただきたいと考えております。

【清水主査】わかりました。

 次回、項目別の緑色の報告書、平成20年度分をまとめるということが、まず当面最初に取り組むことですが、その取りまとめの担当者を決めたいと思います。どなたか立候補される方があったらお願いしたいんですが。おられなければ私のほうから強制的に指名させていただきますけれどもよろしいでしょうか。

 それでは、取りまとめにつきましては吉田委員と森田委員にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 ほかに何かありますでしょうか。事務局から何かありますでしょうか。

【梅田地震・防災研究課長補佐】今後の予定につきましては、今ご説明したとおり各機関へ今後5年間の実施計画の提出を依頼させていただきます。提出期限は7月30日とさせていただきたいと思います。本日の資料につきましては、机上に置いておいていただければ後ほど事務局より送付いたします。

【清水主査】どうもありがとうございました。

 本日の議事は終わりましたが、もし委員の皆さんのほうから何かあればと思いますが。

 平田委員、お願いします。

【平田臨時委員】この委員会として機関別の報告書は、簡素化することが今決まったと思います。しかし、この機関別がないと、項目別はできません。ですから、この委員会でないところで研究者のコミュニティとしてやらないと実際にはできませんから、それについては、もうなくなったと皆さん思わないでいただきたいと思います。報告書を作るためには各年度の成果について十分にまとめる、審議するという場がどこかに必要で、それについて関係者にご努力していただきたいと思います。具体的にどうするのかについては、今後皆様に議論していただく必要がありますが。膨大な量の研究をして、それを最後に非常に薄い報告書にまとめるわけですから、緻密な情報収集が必要だということを申し上げます。

【清水主査】ありがとうございます。

 資料2の今後の検討の案を見ても、基本的に今年度以降も年度終了時には各機関より主な成果の報告はしていただくことにはなっています。報告していただくわけですから何らかの資料提出はありますので、どの程度報告いただくのかについては、今後少しご相談をさせていただきたいと思います。

平田委員からありましたように、どういうところで役割分担してやるのかということを、今後またもう少し話し合いたいと思います。よろしくお願います。

 ほかにどなたかありますでしょうか。よろしいでしょうか。今日はどうもお忙しいところありがとうございました。以上をもちまして、本日の委員会を終了したいと思います。

(以上)

お問合せ先

研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)

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