実施機関名:独立行政法人 海洋研究開発機構
課題名:総合海底観測ネットワークシステムの技術開発
(7)本課題の5か年計画の概要
(9)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先
(7)本課題の5か年計画の概要
ケーブルで結んだ多数のセンサから構成されるリアルタイム総合海底観測システムに関する研究開発及びそれらの運用を行う。これにより、プレート境界における地震、津波、地殻変動を海底において、継続的に観測することを可能とする。
引き続き、相模湾初島沖観測ステーションをはじめ、海底地震総合観測システム(1号機:高知県室戸岬沖・2号機:北海道釧路・十勝沖)、豊橋沖ケーブル先端に接続した海底観測ステーションの運用を継続し、長期連続観測を実施する。平成18年度に開始した「地震・津波観測監視課題番号:4005システム(DONET)構築」については、平成21年度中の一部運用開始、平成22年度の本格運用開始を目指している。
また、新たな地震・津波観測監視システム構築に向けた研究開発を実施する。現在構築中の地震・津波観測監視システムは中電圧(3000V)であるため、ケーブル長は300km、観測点数は40観測点が限度である。より拡張性があり、特に広域に展開するにはシステムの高電圧化が必要である。高電圧化によって、観測網展開後に観測網を拡張することが可能となれば、計画当初に設定する海域の外に必要に応じて新たな観測拠点を構築し、更にそれを中心に観測点を展開できる。そこでここでは、システムの高電圧化に関する下記の技術開発を行う。
・多段分岐可能な基幹ケーブル分岐機能の開発
・給電システムの高電圧(最大10kW)化に伴う海中部構成機器の改良
・任意に拡張する海中観測点と陸上局との間に専用の通信回線を確立する技術
新たな地震・津波観測監視システム構築の開発を進め、紀伊水道沖の海域に平成25 年度中の構築開始を検討している。
(9)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先
部署等名:経営企画室企画課
(7)本課題の5か年計画の概要
ケーブルで結んだ多数のセンサから構成されるリアルタイム総合海底観測システムに関する研究開発及びそれらの運用を行う。これにより、プレート境界における地震、津波、地殻変動を海底において、継続的に観測することを可能とする。
引き続き、相模湾初島沖観測ステーションをはじめ、海底地震総合観測システム(1号機:高知県室戸岬沖・2号機:北海道釧路・十勝沖)、豊橋沖ケーブル先端に接続した海底観測ステーションの運用を継続し、長期連続観測を実施する。平成18年度に開始した「地震・津波観測監視課題番号:4005システム(DONET1)構築」については、平成22年度に一部運用開始、平成23年度より本格運用を開始している。
また、新たな地震・津波観測監視システム構築に向けた研究開発を実施する。現在運用中の地震・津波観測監視システムは中電圧(3000V)であるため、ケーブル長は300km、観測点数は40観測点が限度である。より拡張性があり、特に広域に展開するにはシステムの高電圧化が必要である。高電圧化によって、観測網展開後に観測網を拡張することが可能となれば、計画当初に設定する海域の外に必要に応じて新たな観測拠点を構築し、更にそれを中心に観測点を展開できる。そこでここでは、システムの高電圧化に関する下記の技術開発を行った。
・多段分岐可能な基幹ケーブル分岐機能の開発
・給電システムの高電圧(最大10kW)化にともなう海中部構成機器の改良
・任意に拡張する海中観測点と陸上局との間に専用の通信回線を確立する技術
今後は実海域及び陸上における各システムの構築を進める予定としている。
(9)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先
部署等名:経営企画部企画課
(7)本課題の5か年計画の概要
最新情報に修正した。
(9)公開時にホームページに掲載する問い合わせ先
部署名及び担当者の変更のため。
研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成25年08月 --