実施機関名:独立行政法人 防災科学技術研究所
課題名:GPS解析手法の高度化
(7)本課題の5か年計画の概要
平成25 年度においては、JMA以外の気象モデルを用いた場合の精度の向上について検討するほか、東海地域等のGEONET 観測網のルーチン的な解析に、本研究で開発した大気伝播遅延補正手法や大気荷重変動補正手法を組み込んで、実用化する。
平成24年度に開発したプログラムを用いて実際の観測データに適用した、1日以内の準リアルタイムでの大気荷重変動補正の精度評価を完了させる。東海地域等のGEONET 観測網のルーチン的な解析に、本研究で開発した大気伝播遅延補正手法や大気荷重変動補正手法を組み込むためのルーチン解析プログラムの改良に着手する。
JMA以外の気象モデルを用いた場合の精度の向上については、JMA以外の適当な気象モデルが入手できないため、5か年計画と異なり検討を見送る。ルーチン解析の実用化についても、作業の遅れのため、5か年計画と異なり平成25年度中には開始しない。
研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成25年08月 --