地震火山観測研究計画部会(第65回) 議事録

1.日時

令和8年6月30日(火曜日)13時00分~15時00分

2.場所

オンライン開催

3.議題

  1. 「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」のレビュー報告書の作成について
  2. その他

4.出席者

委員

宮澤部会長
臨時委員・専門委員|伊藤委員、今西委員、大倉委員、大湊委員、川村委員、清本委員、汐見委員、竹内委員、田中委員、寺川委員、安井委員、山際委員、山田委員、相澤委員、中島委員、並木委員、西村委員、松島委員

文部科学省

(事務局)道面測地学専門官、齊藤地震火山防災研究課専門職、杉岡科学官、橋本科学官、武村学術調査官

オブザーバー

北海道大学大学院理学研究院 大園教授、京都大学防災研究所附属火山防災研究センター 中道教授
 

5.議事録

[委員の出欠状況等]
・委員の出欠状況:日野委員、鈴木委員、角野委員が欠席
・中島委員の専門委員ご就任について
 

「議事1.「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」のレビュー報告書の作成について」
【宮澤部会長】 それでは、議事1「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)のレビュー報告書の作成について」に入ります。
 まず、事務局から資料の説明をお願いします。
 
【事務局(道面)】 はい、事務局よりご説明さしあげます。画面共有もしておりますけれども、資料1-1をご覧いただければと思います。
 こちらの資料につきましては、前回、第2次の地震火山観測研究計画のレビュー時の資料を基に今回事務局にて作成した方針案となります。
 作成方針のポイントについてご説明いたします。
 まず、1の目的からご説明いたします。
 第3次の建議計画につきましては、観測研究の継続とさらなる進展を前提として、科学的アプローチをもって防災・減災につなげることを理念としております。次期計画の策定を視野に、この理念を踏まえて総括的自己点検評価を行うことを目的にレビュー報告書を作成することとしております。
 続いて、報告書名になります。報告書名は、現行の計画の自己点検評価を行うという目的で、「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)の実施状況等のレビュー報告書」とさせていただければと思います。
 続いて、取りまとめ方法になります。レビュー報告書の取りまとめ委員につきましては、本年3月の測地学分科会・地震火山観測研究計画部会の合同会議でご報告さしあげたとおり、西村専門委員、相澤専門委員にお引き受けいただいております。レビュー取りまとめ委員を中心に、地震火山観測研究推進協議会及び関係機関の協力を得て作成できればと思っております。
 また、レビュー報告書の作成に当たっては、基本的に第3次建議計画の取組、成果等について行うものといたしますが、前計画、第2次計画になりますけれども、そちらで関連の取組が行われている場合は、それらについても適切にレビュー報告書に含めていくことを検討できればと思っております。
 続いて、4ポツの今後の作業スケジュールとなります。次回の部会は、令和8年7月29日に第66回として開催することを予定しております。こちらでレビュー報告書の作成方針について、こちらの資料の取りまとめを行って、また後ほどご説明する参考資料の一覧についても取りまとめができればと思っております。
 続きまして、10月に第68回、レビュー報告書以外のところが9月に1回挟む予定となっておりますので、回数としては飛んでおりますけれども、第68回のところで初稿について及び参考資料の案について意見交換を予定しております。会議では10月が初めての意見交換の場となっておりますけれども、その前に1回メールベースで委員の皆様にはご意見を伺う機会を設けさせていただければと思っております。予定といたしましては、そこでいただいた意見についてもこの10月の会議の場でお示しすることができればと思っているところでございます。続いて、12月に第69回の部会を開催いたしまして、ここでもレビュー報告書と参考資料について意見交換ができればと思っております。この10月から12月の間にも、適宜メールでご意見を伺う形で意見をお伺いできればと思っているところでございます。
 続いて、年が明けまして、来年の1月、測定学分科会第55回と地震火山観測研究計画部会第70回の合同会議におきまして、レビュー報告書の取りまとめを行うことができればというところで、今後のスケジュールとしては考えているところでございます。
 続きまして、5ポツの検討内容に移らせていただきます。今回のレビュー報告書ですけれども、前回の第2次の計画のレビュー報告書において、ローマ数字3章、重要な地震及び火山現象に関する観測研究の成果及びローマ数字4章の観測研究計画の実施状況と今後への課題について、ボリュームが多かったという意見がございまして、特に来年度、外部評価委員会を予定しておりますが、そこでは専門外の有識者がいらっしゃいますので、そういった専門外の方が読むのがなかなか負担になったというご意見がございました。そのため、今回のレビュー報告書では、本体部分と詳細レビュー、補足資料の部分に分けて、観測研究計画の各項目別の実施状況、こちらの詳細と重要な地震及び火山現象に関する観測研究の成果は、詳細レビュー補足資料というものを設けまして、そちらに記載できればと考えているところでございます。
 その下の近年発生した地震及び火山噴火の事例(案)についてご説明いたします。
 こちら、記載しているとおりでございますけれども、まず地震のほうからご説明させていただければと思います。地震につきましては、まず能登半島地震、こちら令和2年から継続している一連の地震活動を含むものとなっております。続いて、令和5年2月6日、海外の地震に関しては、もう一つ、また出てきますけれども、現地時間で記載をしております。こちらのトルコ・シリア地震。あとは、令和6年8月8日及び令和7年1月13日の日向灘の地震、こちらは南海トラフ地震臨時情報が発表された地震となっております。そして、令和7年のトカラ列島近海の継続的地震活動、令和7年7月30日のカムチャツカの地震、また6番、7番につきましては、震央地名が分かれておりますので、便宜上分けて書いておりますけれども、いずれも北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表された地震となっております。こちら、令和7年12月4日の青森県東方沖の地震と令和8年4月20日の三陸沖の地震になりますけれども、こちらはまとめて1つの節で記載することを検討しているところでございます。
 続いて、火山噴火につきましては、福徳岡ノ場、阿蘇山、霧島山の新燃岳、そして海外のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山について取り上げるといったところで、事務局としては案を作成させていただいているところになります。
 続きまして、6ポツの作成方針に移らせていただきます。
 こちら、冒頭、本計画の理念を申し上げましたけれども、その理念を踏まえて、レビュー報告書は個々の研究が目標に対してどの程度達成しているか。一方で、当初の計画どおりにならなかった研究もあるかとは思いますけれども、そういった研究についても、計画の趣旨や目的に照らして、新たな方向への展開から重要な成果が得られている場合は、それらの広がりや創発性も含めて適切に評価できればと思っているところでございます。
 また、重点研究として位置づけられている3つの項目がございますけれども、こちらにつきましては、行政機関等との連携を重視して研究を実施することで、社会的要請に応える成果の創出ができているかを点検すること、またその際につきましては、既存の手法や技術の高度化、新たな手法、技術開発等について、独創性、新規性、発展性など、長期的視点で社会に貢献し得る研究の価値を適切に評価することが重要であると考えているところでございます。
 そして、最後の丸になりますけれども、今回の計画では、分野横断で取り組む総合的研究を柱の一つとしているところでございます。今回作成するレビュー報告書では、理学、工学、人文学・社会科学が効果的に連携できる体制の充実や第2次で着手しました防災リテラシー向上のための研究での研究者間の連携がどの程度進展しているかの観点で作成できればと考えております。
 その他の項目として、7ポツになりますけれども、参考資料として、これは第2次計画でもあったものですけれども、予算、定員、観測点、論文数及びリスト、国際共同研究等の調査を行い、報告できればと考えております。また、アウトリーチ活動についても、第2次計画から引き続き参考資料として報告することを考えております。
 また、補足資料として、用語集、こちらの用語集につきましては、先ほどご説明いたしました詳細レビューの補足資料の内容も含むものとできればと考えておりますけれども、こちらと概要、要旨、附属資料を取りまとめることで考えているところでございます。
 次のページに行きまして、こちらが今ご説明しましたレビュー報告書の全体構成案となっております。ローマ数字1、「はじめに」で背景やレビューの目的を記載します。また、ローマ数字2章で建議計画(第3次)の基本的な考え方として、これまでの経緯や現行計画の基本的な考え方を記載する。ローマ数字3章でこれまでの成果と課題を記載します。そして、ローマ数字4章で総括的評価と今後の展望を書き、ローマ数字5章でまとめとすることを考えているところでございます。
 また、詳細レビュー(補足資料)につきましては、こちらA1と書かれているものが各課題の詳細の説明となっております。こちらが建議計画の章ごとに1から6まで記載することを考えております。そして、A2といたしまして、先ほど案をご説明いたしました地震と火山噴火に関して、その観測研究の成果を記載することを考えているところでございます。
 それから、用語解説、参考資料、こちら概要と要旨、附属資料が添付されているものになります。下の米印の地震と火山につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
 それから、7ページ目、参考のところで、前回、第2次建議計画でのレビュー報告書の全体構成を載せております。こちら、今はローマ数字3章になっておりますけれども、そこの重要な地震及び火山現象に関する観測研究の成果を丸ごと詳細のレビュー報告書に移すと。そして、ローマ数字4章の詳細の部分につきましても、後ろに移すといったところを考えているところでございます。
 資料1-1については以上になります。
 続きまして、参考資料の一覧の案、資料1-2をご説明させていただければと思います。
 画面共有もしておりますけれども、こちらが事務局で考えております参考資料の一覧の案となっております。1ポツからまずご説明しますけれども、地震関係の観測点一覧、それから2ポツ目として全国の活火山111火山、それから火山観測網、火山関係観測点一覧、それから5ポツから12ポツ目までに関しては、国立大学法人や研究開発法人、国の機関等の常時観測項目と観測点数を掲載することを考えております。そして、13ポツ目として気象庁の火山機動観測の実施状況、14ポツで第3次の建議計画の個別課題一覧の機関順で、その次が項目順、それから東京大学地震研究所、こちらは共同利用・共同研究拠点になっておりますけれども、こちらの地震・火山噴火の解明と予測に関する公募研究実施状況一覧、東京大学地震研究所・京都大学防災研究所拠点間連携共同研究実施課題一覧、それから国際共同研究一覧、予算及び機構定員整備状況、それから20ポツ目で主要論文リスト、21ポツ目でシンポジウムセミナーの開催状況、22ポツ目でアウトリーチ活動、23ポツ目で建議計画の実施機関、それから24ポツ目で測地学分科会の委員名簿、25ポツで地震火山観測研究計画部会の委員名簿、それから26ポツ目でレビューに関する審議状況を一覧で書ければと思っております。
 また、こちら、次のページが参考資料とさせていただいておりますけれども、第2次の建議計画でのレビュー報告書の参考資料一覧となっております。今回変更したところを赤字や青字で補足させていただいているところでございます。変更になったところをご説明いたしますと、3ポツ目の火山噴火予知観測網については、名前を変更するといった変更を提案させていただいております。それから、5ポツ目から12ポツ目につきましては、順番を建制順させていただいております。そういった変更を今回提案させていただいているところでございます。
 それから、14ポツ目から17ポツ目に関しましては、こちらは草津白根、西之島、霧島山の新燃岳及び硫黄山、桜島に関する火山噴火予知連絡会の活動経過ということで、前回の第2次計画で主な火山噴火一覧といったところで取り上げていた火山に関して、火山噴火予知連絡会の活動経過を前回のレビュー報告書では記載しておりましたけれども、火山噴火予知連絡会が令和6年11月で活動終了いたしましたので、今回は、第3次のほうでは、記載を参考資料としては除くということでどうかといったところで提案させていただいているところになります。
 すいません、事務局からは、長くなりましたけれども、以上になります。
 
【宮澤部会長】 資料1-1の6、作成方針というのが、2ページ目の下からございますけども、1つ目の丸の分が2文にわたっていまして、「一方」以降については、レビュー報告書取りまとめにご協力いただく地震火山観測研究推進協議会のお立場から、寺川委員に補足説明をお願いできればと思いますが、よろしいでしょうか。
 
【寺川委員】 はい。レビューですので、基本的には個々の研究が目標をどのぐらい達成しているかということを見るというのが基本的なことになりますが、目標には達成しやすいものと難しいものがあって、さらに研究は必ずしも当初の計画どおりに進むとは限らないという事情を考える必要があると思います。これらのことを踏まえて、研究の当初の趣旨、目的に照らして、新たな方向に展開があって重要な成果が得られているというものもきちんと拾っていきましょうというふうに考えております。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございました。
 同じく、作成方針の2つ目の丸、一番下のところにある丸のところですけども、この重点研究に関しまして、「行政機関等との連携を重視して」という文言は、今の建議、第3次建議計画から入ったと承知しておりますけども、このあたりの経緯について、第3次建議計画の取りまとめ委員を務められていた橋本科学官に補足説明をいただければと思いますが、よろしいでしょうか。
 
【事務局(橋本)】 橋本です。今ご質問のありました、行政機関等との連携を重視することで社会的要請に応える成果の創出を目指すという記載ですが、第3次の立ち上げ当時の議論の経緯を私の記憶に基づいてご説明いたします。
 まず、この記載は、第3次計画で重点研究を位置づける際に、研究成果を社会の防災・減災につなげていくことをより明確に意識したものでして、実は第2次計画でも研究成果を社会に役立てることや、行政機関等との連携、関係っていうのは当然意識されておりましたけれども、第2次計画、建議での表現としては、社会実装という言葉が使われておりました。一方で、社会実装という言葉は、読み手によって受け取り方がかなり異なっており、例えば行政システムとして実際に運用できるような段階までこの研究計画の中で実施する、つくり込むというような意味に誤解される可能性もあるのではないかっていうような議論がありました。
 しかし、重点研究については、地震本部など関係する行政機関等の施策とか判断に活用されるような研究成果を創出する、提供するっていうことを強く意識して推進するっていう考え方自体は、第2次計画から変わっておりません。そのため、第3次計画では、社会実装という表現ではなくて、ここにありますように、行政機関等との連携を重視して実施することで社会的要請に応える成果の創出を目指すという表現になったと、こういうふうに理解しています。
 ここでいう行政機関等については、計画本文の、建議の本文の地震火山観測研究計画の位置づけというところが確かありますが、そこに記載されている関係機関や会議体っていうのが念頭にありまして、特に地震本部や火山本部との関係が強く意識されていました。
 以上が私の記憶している経緯になります。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございました。
 それでは、ただいまの事務局からの説明と寺川委員や橋本科学官からの補足説明を基に、まず資料1-1と資料1-2に関して質問がございましたら、委員の皆様よろしくお願いいたします。中身については、まず資料についての質問を受け付けた後、始めたいと思いますので、まず資料の記載の内容について質問がございましたらお願いいたします。
 じゃあ、いいですか。委員の皆様方におかれましては、長く委員を務められている方もいらっしゃいますし、あるいは今期から委員に加われた方もいらっしゃると思いますけども、我々がこれからレビュー報告書を作ろうとしている目的は、前計画、つまり第2次計画の後半から現計画、つまり第3次計画の前半までの間にわたって行ってきた建議の観測研究計画についてレビューを行うことです。これを、報告書にまとめるということですけども、それを今度は外部評価の先生方に評価をいただいて、この研究計画を外部評価いただくということになります。そのために必要な報告書をここで作成するということになっております。
 先ほど事務局からも説明がございましたけども、前回の外部評価の中では、外部評価に加わっている先生方の専門性が、我々がここで扱っている分野とは異なる先生方が一定数いらっしゃって、前回のレビュー報告書で書いた内容が専門的過ぎてなかなか理解されなかったというところがあるというふうに伺っております。そのため、事務局からも提案があったとおり、目次のところ、資料1-1の4ページ目のところにあるとおりの目次を作っていただいたのですが、今回補足資料というのがついておりまして、それがA1とA2にわたっている、かなり専門的な内容で、我々の分野の専門家が読むような内容になっておりますけど、そういったものは補足資料として後ろに回して、それ以外の、上にあるとおり、ローマ数字1からローマ数字5に関して、外部評価の先生方に分かるような内容を前面に出してまとめるというふうになっております。それがご提案ということですよね。
 こういった内容でレビュー報告書を作成していきたいという資料でしたけども、何か資料について質問等ございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 もし特段ないようでしたら、中身に入っていきたいと思います。
 私からも幾つか、寺川委員、橋本科学官からも補足説明をいただいた点がありますけども、机上配付資料のほうの3番に外部評価報告書っていうのがございまして、開けますか。
 
【事務局(道面)】お待ちください。
 
【宮澤部会長】 それの7ページ。レビュー報告書を作るときの要望という点が、実は前回の外部評価報告書の中に記載されております。この5番のところ、1つ目の中黒の点については、いわゆるレビュー報告書とは別に外部評価用資料の作成を求めたいと書かれておりますが、この点については、先ほど私が少し話したとおり、内容が非常に専門的過ぎるというところで、外部評価の委員の先生方にとってはなかなか理解できず、それを解決するために、そういった専門的な内容は補足資料にまとめるっていうところでここは解決していくかなというふうに思っております。
 それから、同じページの下のところで、7番ですか。次回外部評価に向けての申し送り事項というところで、これは本委員会とは別で、部会が作成するレビュー報告書を外部評価する委員会としての申し送り事項とはなっておりますけども、幾つかの重要なことが書かれていると思っていまして、中黒が2つありまして、次のページにもわたっております。特に重要かなというふうに思っていますのが、2つ目の中黒のところです。独創性よりも災害を起こす現象の本質にどこまで迫れたかなどについて評価基準を置くほうがよいのではないかというふうにされております。そもそも建議の目指すところであるので、このような視点に立ってレビュー報告書を取りまとめることがいいかなというふうに思っております。
 それから、資料1-2のほうに移っていただいて、参考資料一覧のところでは、前回のレビューと比べて、幾つか項目が削除をされたところ、あるいは名称の変更等が行われたというところがございますけども、私から一応念のために確認したいのですけども、気象庁の清本委員、火山噴火予知連についての項目が削除されることになるのですけども、ここについては削除という方針でよろしいでしょうか。
 
【清本委員】 気象庁清本です。特には問題ないと思っておりますが。
 
【宮澤部会長】 分かりました。ありがとうございます。
 すいません、私が今の事務局からの説明を聞いて少し思ったところを述べましたが、それでは中身の細かいところについて入っていきたいと思いますが。別紙でよろしいんですか。
 
【事務局(道面)】 そうですね、項目としてはそうですね。
 
【宮澤部会長】 そうしましたら、別紙の項目順に従って少し話を進めていきたいと思います。
 それから、それぞれ目次、構成案として目次が書かれていますけども、実際何を書くのかということに関しては、先ほどの机上資料の中に前回のレビュー報告書というのがついていると思いますので、それも適宜参照しながら、こういった内容で記述するというのをイメージしていただければよいのではないかと思います。ちょっと分量も前回については多いので、なかなか全てを追いながら行うっていうことについては難しいかと思いますが。
 それから、できればそれぞれの取りまとめの構成案の項目につきまして、取りまとめ委員の相澤委員あるいは西村委員からも適宜ご意見いただければと思いますが。
 その前に、大湊委員から手が挙がっておりますので、大湊委員、お願いいたします。
 
【大湊委員】 はい。声聞こえてますでしょうか。
 
【宮澤部会長】 はい、聞こえております。
 
【大湊委員】 目次に沿って進みそうだったので、その前に全体的なところでコメントというか確認したいのですが、まず、そもそもこのレビュー報告書というのは、外部評価で使われるっていうのは大きな目的の一つですけれども、一方で自分たちの研究のまとめにもなるということなので、単に分かりやすくすればいいということではないと思います。それは参考資料という部分に今までのような専門家向けの記述が残るということでいいんですが、一方で、外部評価委員向けに簡略化する部分、今見えている分の3番ですか、これまでの成果と課題、これは今回改めて加わる部分ということになるので、分量としては純増になるということですよね。それはそれでいいということですか。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。そうですね。資料1-1の5ポツのところで少し書いてありますけれども、少々お待ちください。今ちょっと映っておりますけれども、今レビュー報告書の本体と、あと詳細レビューの補足資料と書いておりますけれども、第2次建議計画のレビュー報告書では、この本体部分がものすごく厚かったという、そういった事情がございました。なので、今回、本体部分を詳細レビュー補足資料に分けるということですので、本体の部分を見たときには、ボリュームとしては減りますが、本体と詳細レビュー、補足資料を合わせたものについては、前回のレビュー報告書の本体部分に当たりますけれども、そこはそれほど変わらないのではないかなと思っております。
 
【大湊委員】 いや、ローマ数字3番というのは新しくつくる部分なので、今回の取りまとめ委員ないし執筆者の負担としては若干増えるということって理解ですよね。
 
【事務局(道面)】 そうですね。ただ、概要になりますので、そこまで大きく異なったことは書かないのではないかと思います。
 
【大湊委員】 それは、恐らく図と簡単な説明を合わせるような感じの、そんなに全部新しく書くというよりも既存のものを集めるっていう形にするのだろうと想像しますので、物すごい作業量にはならないとは思いますけれども、それでも若干増えるのだなという印象でした。
 
【事務局(道面)】 そうですね。分離するという意味では、少し取りまとめ委員と、あとは地火協さんには少しご負担になる部分ではあるかもしれないです。
 
【大湊委員】 では、これはよくて、それからもう一つですけれども、そもそも簡略化する部分、本体と参考資料を分けるのは、外部評価委員にきちっと理解してもらいたいからだということで、この形にすることで対応できるのではないかという宮澤部会長の説明だったんですけれども、先ほどの、前回の外部評価報告書ですか、7ページでしたっけ。レビュー報告書に対する要望っていうのが書いてあるところ、これです。これで、そのときの外部評価に私も関係したので、私が記憶している限りだと、外部評価委員にとっては、研究内容について専門性が高くて理解し難いというのは、それはそうなのですけれども、それ以上に彼らが不満というか、最後まで理解してもらえなかったのは、そもそもこの観測研究計画というのはどういう位置づけなのかというのが、要するに外の人から見ると同じようなものがたくさん走っているように見えるわけです。例えば、地震本部がやっているものとか、それから文科が走らせる様々な委託研究とか、いろんなものが走っていて、外の人から見るとそういうものと非常に区別しにくいと。それが分かるような情報が欲しい、資料が欲しいっていうことをすごく言われた印象があって。それが、ここでいう外部評価用資料というもの、ここに本計画の守備範囲を明確にした上でとあるのですけれど、多分ここら辺がそのときの彼らの、外部評価委員の方々の不満だったんではないかと思うんです。やっぱり彼らの意見とか質問って、結構、災害軽減研究に対して言われても困るなというような質問がたくさんあったというふうに記憶しており、それはこれがそもそも何をするどういうもので、ほかの外から見て似たような研究とどう違うのかっていうことを彼らは知りたかった。それがなかなか理解できなかったというところだったように思います。だとすると、レビュー報告書の中に研究内容を分かりやすく説明するっていう部分をはめ込んだとしても、それは研究内容を理解してもらうという意味では一歩前進ですけれども、そもそもこれがどういう位置づけなのかということを理解してもらうという点からすると、なかなか難しいかなというところがあるので。レビュー報告書はこのままとしても、外部評価に対応するためには何か追加の資料が必要になるのではないかなという印象を持っています。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 大湊委員、ありがとうございます。
 私もそこのところは意識してここを読んでいたつもりですが、特に同じ段落の1つ目の中黒の最後のところに、専門、非専門に関わらず納得のいく外部評価を実施するためにも自己点検評価を求めたいっていうところで、特に非専門の方々にとっては客観的に判断できるような資料が求められており、それが具体的には上に書かれたようなこと、あるいは大湊委員が言われたことかなというふうに思って聞いておりました。
 結局、非専門の方々にも分かっていただくためには、分かりやすい報告書を作るというところがどうしても必要になってくるということで、それ以外のところについては、どうするかっていうのはまだここで話し合う余地はあるかと思いますけども。事務局ご提案としては、ここの部分はどういうふうにお考えになっていたのでしょうか。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。先ほど大湊委員がおっしゃられた守備範囲という部分につきましては、ローマ数字2章の基本的な考え方、そこのところで記載をするのかなと考えていたところではございますけれども、前回、第2次建議計画のところで、先ほど大湊委員がおっしゃられたような意見が言われたといったところは、またそのときの意見も改めて振り返ってみて検討はしたいなと考えているところでございます。
 自己点検評価のところにつきましては、まだ事務局としてはまだ詰められてないところですので、また検討させていただければというところでございます。
 以上です。
 
【大湊委員】 大湊ですけど、いいですか。
 
【事務局(道面)】 はい。
 
【大湊委員】 確かに基本的な考え方とかに書いてあるのですけど、それはほとんど文章です。これを読んで理解してもらうのは、何か難しいなという印象でしたので、何かしらの図のようなものの使用や、イラストが入ったのを1枚、2枚ぐらいで何か説明する資料を追加するとか、そういう部分があるとより分かりやすくなるんではないかなというふうな印象でした。
 それから、あと前回自己点検書を作れということを言われて、そのときに実際これは非常に作業量が増えて難しいなということで、結局前回の外部評価の直後にはどうしていいか分からないっていうことで先送りしてしまったので今の状況になっているのですけれども。多分、これを非常に細かく作ろうとすると物すごい作業量になるので、それはあまり現実的じゃないと思うのですけれども、何かしら外部評価委員の人が分かったような気になるような、何か星取り表的なものを作るという方法がありなのかなということを当時検討した記憶がありますので、今後の検討のときに考慮していただければと思います。
 以上です。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。ありがとうございました。検討させていただきます。
 
【宮澤部会長】 大湊委員、ご意見ありがとうございました。
 ただ、レビュー報告書を作るというところに関しては、これまでどおり変わらないというところで、それとは別に外部評価用の資料をどうするかということについてはまた検討されるということですので、どうもご意見ありがとうございました。
 中身に入る前に、大湊委員より、概論的な点、包括的な点からコメントいただきましたけども、そのような何か全体にわたってご意見ございましたら、お願いいたします。
 西村委員、お願いいたします。
 
【西村委員】 大湊委員が言われた最初の点ですけれども、前回のレビューの目次、資料1-1にあります7ページ、8ページを見ますと、前回のときには、8ページにあるローマ数字5番の総括的評価、ここの部分を今回では本体に持ってくるっていうふうに私は伺っていて、特に先ほどご指摘があった、今回入れる観測研究のこれまでの成果と課題っていう新しいほうのローマ数字3章っていうのは、前回のローマ数字5番の総括的評価の中のローマ数字5の3の計画推進体制の評価と課題とか、あと2の現行計画の成果と課題、これがある程度、移行するのかなという認識でしたけれども、そういうことでいいのかということを確認したいのと。
 あと、前回は先に細かいのがあって、ローマ数字5章が最後に来ているので、ある程度非常に簡略化して書けたわけですけれども、ある意味専門外の方にも、最初に出てきていることをよりまとめて書いているっていう観点で、例えば言葉の説明とかはあまりしてなかったと思うのですけれども、そう意味では、ここが最初に来るっていう意味では、前回と全く同じというわけではいかないので、そういうところでいろいろ新しく負担になるっていうふうには思ったのですが、そういうような認識でよろしいですか。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。そうですね、まだ詳細のところまでは、まだ地火協とお話はできてないところではございますけれども、そういった意味では、西村委員がおっしゃるとおり、少し移動してローマ数字3章、ローマ数字4章に当たるといったところでご負担をかける部分にはなってくるかなとは思っているところでございます。
 
【西村委員】 分かりました。結構です。ありがとうございます。
 
【宮澤部会長】 単なる入替えではなく、組み替えることによって全体を説明していく必要があるので、そのための説明っていうのが新しいローマ数字3のところの内容となってくるというところです。大湊委員の指摘あるいは西村委員の懸念としては、それが新たな負担になってくる可能性もあるというとこで、ただそれがどれぐらいの負担になるのかということについては、またいろいろご協力いただく協議会とも相談していきながら決めたいというふうに私は受け止めました。
 
【大湊委員】 大湊ですけど、今の件ですけれども、よろしいでしょうか。
 
【宮澤部会長】 お願いします。
 
【大湊委員】 確かに、前回の外部評価委員の印象や反応を見ると、ローマ数字4章は恐らく全部は読んだはずはないといいますか、読めなかったのだと思います。それで、ローマ数字5章、総括的評価を読もうとして、それでいろいろと難しい言葉が出てきて、なかなか理解に苦しんだのだろうなとは思います。その意味では、今回は総括的評価の内容、内容的には同じだけど、それが前のほうに出てきて、前回専門的に難しかった部分は参考資料に回っていますし、それからさらに図とかが含まれるであろうまとめの部分が手前に来るので、分かりやすさという意味では、今回の構成っていうのは恐らく前回よりは大分いいのだろうなという印象は持っています。あとは、作業量がどれぐらい増えるかということですが、そこも今後工夫すればいいのかなと思いました。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 今は、前回レビューである7ページ目のローマ数字4のところですよね。いわゆる計画の細かい内容について、補足資料に動かすことについては議論がありましたが、1個上のローマ数字3の重要な地震及び火山現象に関する観測研究の成果も、これも今の案ですと補足資料に回すということになりますけども、この辺について何かご意見をお持ちの方はいらっしゃいますか。
 すみません、私から大湊委員に確認したいんですけども、この点についても前回の外部評価委員会ではなかなか中身について理解いただけないとか、何か意見はありましたか。
 
【大湊委員】 いや、恐らく主要な地震現象、火山噴火現象に対して、これが理解しにくいとかそういうことは恐らくなかったと思います。むしろ、こういう分野を扱う研究分野とか、研究計画自体の対象がこういうものなのだなということをアピールする意味では、むしろ最初のほうにあってもよかったのかなとは思います。その次の、今見えている画面の4がこれはなかなか外部の人にはハードルが高かったのだろうという印象があります。ですから、主な地震、火山噴火っていうのを書いてあるローマ数字3に関しては、補足資料に回してもいいですけれども、前のほう、本体のほうに残してもそんなに悪くはないのかなという印象を持っています。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございます。今のご意見を聞きながら、あくまで私の感想というか意見になってしまうかもしれませんけれども、重要な地震、火山噴火現象に関する詳細な報告は、補足資料に入れたままでもいいかもしれませんが、ただ内容の概要については、今回レビューである4ページ目のローマ数字3に入れることができれば、こういった地震あるいは火山噴火現象を扱っているっていうのを把握していただいた上で、詳細については補足資料をご覧いただければ外部評価委員の方々にも理解いただけるのかなというふうに思ったんですけども。
 ということで、先ほど西村委員が少しご意見されておりましたけども、今のように顕著な地震とか火山噴火現象については、参考資料のほうに残しつつも、ただその概要については、大きいローマ数字3のところに入れるというような考えではどうでしょうか。西村委員か相澤委員、取りまとめ委員のお二方に伺っている次第ですが、まず先ほどご意見された西村委員から、もし何かございましたらお願いします。
 
【西村委員】 はい。私もそういう、特にこのレビューが外部の方にメールされるということになりますと、代表的な地震っていうのは非常にトピックとしても大きなものですし、比較的、多分個々の地震に関してはそんなに専門的にならずに書けるというふうに思いますので、今のこのローマ数字3の1.6にするのか、あるいはローマ数字3の中で3ポツにするのか分かりませんけれども、そういう中で概要を書くというのは大変結構なことじゃないかなというふうに思います。
 
【宮澤部会長】 西村委員、ありがとうございました。
 ほかに今の点に関してご意見、賛同する意見、反対する意見、どちらでもいいですけども、ご意見お持ちの方はいらっしゃいますか。
 同じく取りまとめ委員の相澤委員も、今のような考え方、西村委員が言われたような考え方、いかがでしょうか。
 
【相澤委員】 はい、全面的に賛成です。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございます。先ほども特にご意見お持ちの方はいらっしゃらないようですが、そうしましたら今の方針でいきたいというふうに思います。
 ほかに全体を通じて何かご意見お持ちの方はいらっしゃいますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 もしいらっしゃらないようでしたら、資料1-1の4ページ、別紙の目次に従って少しずつ見ていきたいと思います。一部中身まで踏み込んだところもありますけども、改めて、このような順番でいいかどうかをご確認いただきたいと思います。
 まず、「はじめに」がありまして、背景と本レビューの目的っていうことで、ほとんどこれはもう定型ですが、本計画が存在する意義と、あとはこのレビューを実施する報告書の意味っていうのに関して、先ほど大湊委員からも説明がございましたけども、そういった目的についてここで記述するということで、ここについてはよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 特段ご意見がないので、ここはよいっていうことで。
 そうしましたら、次のローマ数字2の第3次計画の基本的な考え方についてです。これも、1と2が分かれておりまして、これも前回のレビュー報告書に従って書かれている書き方だというふうに認識しておりますけども。先ほども私が少し申し上げましたけども、机上配付資料のほうに前回のレビュー報告書があるので、そちらのほうも適宜ご参照しながら、目次とその内容について見ていっていただきたいというふうに思います。
 こちらについても、1番は、歴史的な経緯がありますので、それを書けばよいということで、あと現計画の基本的な考え方につきましても、建議に基づいて行っていますので、その基本的な考え方をここに持ってくればいいのかなっていうふうに思っております。
 特にご意見がなければ、ローマ数字3番の内容に入りたいと思いますけども。これは、建議の中のいわゆる大項目を並べたような形になっているというふうに認識しております。まず、このようなこれまでの成果と課題について、項目立てすることについて何かご意見ございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 先ほど、取りまとめ委員の西村委員も言われておりましたけども、ここに計画中発生した大規模な地震とか火山噴火を入れるというときに、どのように入れるか。新しい項目を立てて入れるのか、それともここの項目の中に入れ込んで、組み込んでしまうか。何かその辺についてご意見お持ちの方はいらっしゃいますか。
 寺川委員、お願いいたします。
 
【寺川委員】 重要な地震と火山については、ローマ数字3に入れなくてもいいのかなと思います。前回と同じように1章設けてもいいのかなっていう気がしています、無理にこのローマ数字3章に組み込むよりも。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 今のご意見ですと、補足資料に回さなくてもよいというご意見ですか。
 
【寺川委員】 もし、前回この部分に苦情、分かりにくいということがあまりなかったということであれば、それもありだと思いますし、補足資料の中のものをまた短縮して書くというのも、なかなか難しいのかなということも思いますし、いかがでしょうか。
 
【宮澤部会長】 今の寺川委員のご意見では、前回のレビュー報告書まで、本体に入っていた顕著な地震や火山噴火について、今回は補足資料に回そうという事務局提案でしたが、そうではなくて本文の中に入れ込んだほうが、そういった現象についてこの計画でも取り扱っているということを示すことができることと、あとはもう一つ、作業の負担が軽減されるということから、そういったご提案をいただきましたが、この辺、先ほどの取りまとめ委員の西村委員と相澤委員の意見とはちょっと違いますけども。
 はい、大湊委員、お願いいたします。
 
【大湊委員】 はい。前回のレビューの顕著な地震、火山噴火のところの原稿を見返すと、まずイベント名の後の最初の段落でどういう位置づけ、どういうものであるかということが非常にコンパクトに書いてあって、その後は詳細な研究成果なんです。その詳細な研究成果の部分が本文に残ると多分あまりよくないと思うんですけれども、この地震はどういうものであって、どういう被害が出たとか、どういう社会的な影響があったとか、そういうことがコンパクトにまとめられている文章であれば、それを本文部分に残すっていうのがいいのかなと思います。それで、細かい研究成果部分、メカニズムがどうであってどうこうとか、そのあたりになると本文に残すと長くなるので、詳細部分はいろんな研究成果に分散させるか、あるいは補足資料の中でもさらにまた今の目次のような形でまとめるかっていうのがいいのかなと思います。例えば、今のでも結構長い文章になっているんです、一個一個。これをそのまま本文に残すと、これを読むところで力尽きそうなので、それぞれの例えば最初の段落でやるとかって、その次のやつにしても、多分ニュージーランドの地震でしたっけ。これも最初の段落とそれのプラスアルファぐらいのようなまとめ方の文章で書いていけば、本文にあっても一般の人にも分かりやすいかなという気がします。ただ、その先まで行くと、どんどん細かい話が書いてあるようなので、そこまで本文に残すのは、中身次第ですけど、要検討という感じでしょうか。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 寺川委員、お願いします。
 
【寺川委員】 はい。大湊委員のご意見に私も賛成です。前回のレビューを見ると、確かに最初のほうに一般的な地震の情報とか、どういう社会的、学術的に意義があったかとか、被害の状況とか、そういうものが書かれていて、後ろのほうにこの研究の中で、このプロジェクトで分かったことっていうのが書かれているんですけど、その部分は後ろに出てくるので、そこの部分は書かずに次の章に回す。次の章は、結局詳細レビューの要約みたいなものになるので、それでいいんじゃないかなと思います。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございます。ちょっとこちらの通信の都合上、聞き取れなかったところはあるんですが、次の章に回すっていうのは、補足資料のほうに回すということですか。
 
【寺川委員】 いや、そういうことでなくて、今の計画を見ると、ローマ数字1章、ローマ数字2章があって、ローマ数字3章にこれまでの成果と課題っていうのがありますよね。
 
【宮澤部会長】 はい。
 
【寺川委員】 こちらは、結局詳細レビューの要約みたいなものになっていると理解しているんですけれども、そうですよね。
 
【宮澤部会長】 そうだと思います。
 
【寺川委員】 そうなると、結局重要な地震、火山の中に成果を書いてしまうと、何か繰り返しになっちゃうみたいなところがあるので、重要な地震、火山のほうは一般的に見てどういう学術的、社会的な意義があったかとか、被害の状況とか、地震の基本的なテクトニクスの説明とかそういうのはあってもいいと思いますけど、その地震についてこんなことが分かった、あんなことが分かったっていうのは書かずに、それはこれまでの成果と課題の中に簡単にまとめる、または詳細レビューの中に丁寧に出てくる話だと思うので、その部分はカットしてもいいんじゃないですか。
 
【宮澤部会長】 私、実は次に伺おうと思ったのは、主な地震や火山噴火の項目をどこに入れるかということでして、今までの前回のレビュー報告書に関する意見と今のご意見を聞いていると、1.1から1.5が書かれる前にまず主な地震、火山噴火についての報告があるべきだっていうのは、暗黙の了解であると思っておりましたが。今の寺川委員のご提案について、いかがでしょうか。ちょっと話を振って申し訳ないのですが、特に取りまとめ委員のお二方、いかがでしょう。
 
【西村委員】 西村です。完全に今どういう方向になるのかが理解されてないんですけど、今の宮澤部会長の提案としては、ローマ数字3章の中の最初に、今はないゼロ節のところに主な地震、火山を載せると、そういうことで、内容については、先ほど大湊委員からあったような、各地震についての社会的意義や、非常に概要的なものを数行程度で各地震まとめると、そういうものをローマ数字3のゼロみたいなところに入れるという、そういうご提案っていうことでしょうか。
 
【宮澤部会長】 はい、私はそのようにイメージしていました。その上で、寺川委員が、数行の中にも、その後に書く観測研究の成果と課題のところにも同じ内容が繰り返し出てきてしまうとよくないので、そこはうまく差配して書いてはどうかという提案があったと思います。
 
【西村委員】 それで結構だと思います。詳細、A2のほうで詳しく書くということで、賛成です。
 
【宮澤部会長】 相澤委員もそのような考え方でよろしいでしょうか。
 
【相澤委員】 今言われた詳細2のほうに回すっていうのは、どこになりますでしょうか。こういうことが分かったっていう部分は、詳細のほうに回すって言われたのは、詳細レビューの補足資料のほうのことでしょうか。
 
【宮澤部会長】 私の理解では、3段階ぐらいがあって、例えば主な地震、火山噴火についての概略については、今ここにはないですが、仮にゼロとして、ローマ数字3のゼロのところにありまして、ただ主な地震や火山噴火のもう少し中身に入って、この建議の研究の中で分かったようなことについては、1.1から1.5のところに書かれて、より専門家向けの内容が補足資料に行くのかなというふうに思っていたんですけれども。
 
【相澤委員】 主な地震と火山噴火について分かったことの概要みたいなのを1.1から1.5の間にばらして入れ込むというイメージでしょうか。
 
【寺川委員】 よろしいでしょうか。
 
【宮澤部会長】 はい、寺川委員、お願いします。
 
【寺川委員】 はい。基本的に、詳細については、詳細レビュー補足資料のA1とA2に全て書きます。その中のA2は、重要な地震と火山についてなんですけど、この中に関しては、前回の書きぶりによると、地震や火山の学術的、社会的意義のようなものと一般的な情報に加えて成果、このプロジェクトでこんなことが分かったっていうことが書かれています。補足資料に関してはそのままなのですけど、本体のほうに持ってくるのは、成果の部分はなしにして、主な地震と火山の学術的意義と社会的意義とか、一般的な説明、被害の状況等を本体のほうに持っていけばいいんじゃないかということで、本体のローマ数字3のゼロにそれを入れるっていうと、これまでの成果と課題っていうものとはちょっと違うので、私は章を分けたほうがいいと思います。
 
【相澤委員】 寺川さんが言われていたことは分かったんですけど、それと宮澤さんがさっき言われたことがちょっと違うんじゃないかなと思ったので、質問したんですけど。
 
【寺川委員】 続けてよろしいでしょうか。
 
【相澤委員】 はい。
 
【寺川委員】 今出ているローマ数字3章の中には何が書かれるかというと、詳細レビューのA1の中のものがコンパクトに分かりやすく書かれるとよいのではないかということです。詳細レビューA1がありますよね。建議項目ごとに詳細にどういうことをやってきたかってことが書かれるので、それを要約したようなエッセンスを取り出したものをローマ数字3章に分かりやすくまとめるっていうのが大事なことになると思います。この中に、前に出てくる重要な地震や火山の成果についても自動的に含まれてくると思うので、そこはそんなに気にされなくていい、わざわざばらして書くとかそういうことは意識されなくてもいいのかなというふうに私は思っていますが。
 
【相澤委員】 自動的に1.1から1.5に……。
 
【寺川委員】 結局、詳細レビューをコンパクトにまとめれば、そこに出てくるはずですよね、成果が。その中には、このレビューで取り扱う重要な地震や火山っていうものの成果も入ってくると思うので、そういう意味なのですけれど。
 
【相澤委員】 それは分かりました。それではなくて、その前に議論になっていたのは、特だしで主な地震、火山のエッセンスもローマ数字3章に入れ込むべきかどうかっていうお話……。
 
【寺川委員】 主な地震、火山については、ローマ数字3章に入れちゃうと、今のこの章の名前を見ると適切じゃないなという印象を私は持ちます。これまでの成果と課題として、主な地震、火山っていうのはちょっと違うんじゃないかと思います。
 
【相澤委員】 それが寺川さんのご意見だっていうのは分かったんですけれども、宮澤さんの言われていることが寺川さんのご意見とはちょっと違ったんじゃないかっていうふうに聞こえたので、宮澤さんに確認したいんですけれども。
 
【宮澤部会長】 宮澤です。私も今議論を伺っていてちょっと違うなというふうに思って聞いておりまして、寺川委員は、これまでの成果と課題の中に主な地震や火山噴火を入れるのではないという、つまり補足資料のほうに回したそれの概略っていうのをここに書くのではなく、例えばローマ数字2とローマ数字3の間に別の章を入れて書いたほうがいいのではないかというようなご意見かと思いました。私が最初頭の中にあって申し上げたのは、むしろこれまでの成果と課題として、例えばローマ数字3のゼロというのがあって、そこに例えば今補足資料のA2のほうに書かれているような主な地震とか主な火山噴火現象に関する観測研究の成果っていうのをまとめて入れてはどうかというふうに思っていたので、そうすると寺川委員の言われていたことと私が申し上げたことっていうのは少しそごがあるっていうのは、そこはそのとおりですが。ただ、どのようにするかについては、委員の皆様方からの意見を聞いて決めたいと思いますので、今の点に関して、主な地震、火山噴火現象として紹介するような概要の章にするのか、それともこれまでの成果と課題の中に入れて紹介するものにするのか。そういった点について、もしご意見がありましたらお願いいたします。
 ちなみに相澤委員は、どのようにお考えでしょうか。
 
【相澤委員】 まずは、代表的な地震、火山の成果に関しても、研究でこんなことが分かりましたっていうエッセンスはローマ数字3のところに入れたほうがいいというふうには思います。寺川さんのご意見は、エッセンスっていうのは1.1から1.5に自動的に入るので、特に新たに章を設けなくてもいいのではないかっていうご意見だっていうふうに聞きました。宮澤さんのご意見は、新たに章を設けて書いたほうがいいのではないかというご意見というふうに伺ったので、今自分としては、どっちかは判断がつかないのですけども。主な地震とか火山噴火の概要だけではなくて、研究でこういうことが分かったというエッセンスもローマ数字3章に入れ込んだほうがいいのではないかなとは思います。
 
【宮澤部会長】 はい、寺川委員、お願いします。
 
【寺川委員】 そうすると、後ろに出てくる観測研究の成果と課題の中からそれらの地震や火山噴火のものは除くということになるのでしょうか。
 
【相澤委員】 そこは分からないですけれども、大湊さんが言われた外部評価の方の位置づけがはっきりしない、位置づけをはっきりしてほしいっていう意見が強かったっていうところは結構重く受け止めて、主な地震とか火山噴火に対して研究しているっていうことをエッセンスでもローマ数字3章に入れ込むことは必要だなと、そういうふうに思った次第で、構成についてはまだ自分の中でも整理し切れてない状況です。
 
【宮澤部会長】 はい、寺川委員、お願いします。
 
【寺川委員】 はい。先ほど、大湊委員のおっしゃられたことは、成果について、現状だとちょっと多過ぎたってことだったと思うんです。なので、もし残すとしたら、もう少しコンパクトにしないとならないんじゃないかなとは思いますけれども。
 それと、もう一つは、特別に地震、火山についてまとめるのもとてもいいと思うのですけれど、後ろに出てくるほかの成果と切り分けて書くのか、その辺は少し煩雑にはなるかなという、またはダブって書いてもいいのか、そこらあたりも少し議論が必要なのかなというふうには思います。
 
【宮澤部会長】 ほかに今の点についてご意見お持ちの委員はいらっしゃいますか。ただ、いずれの意見に関しても、主な地震や火山噴火について、単に後ろの補足資料のほうに持ってくるわけではなくて、ローマ数字3あるいはどこか、いわゆるレビュー報告書の本体のほうにきちんと書こうという、そこの趣旨については共通かと思いますけども。その点に関して、まずご反対の意見はないというふうに思っておりますが、よろしいですか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 その上で、どのように書くかについて少し意見が分散しておりますが、今日この目次は確定してしまうのですか。
 
【事務局(道面)】 いえ、次の7月29日の会議で確定をさせていただければと思っております。
 
【宮澤部会長】 とのことですので、本日、この場で確定することではないですが、ただ意見は出していただいて、今後、案としてもむ際の参考にできるかと思いますので、もしご意見あるいは追加でご意見いただけましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
 はい、西村委員、お願いします。
 
【西村委員】 はい。私は、相澤委員が言われたような形で、ローマ数字3章の中にある程度主要な地震に対する研究成果も含めた概要があってもいいのかなと思っていまして、これは当然、要は研究成果がなければ、このレビューっていうのはそもそも観測研究結果のレビューですので、ただの地震の解説ではないので、何かわざわざここの冒頭部分っていうか、本体部分に持ってくる意義っていうのがなかなか難しいと思うので、それぞれの地震に対して、この観測研究計画でどういうことが分かったのかっていうことも含めて、成果としてローマ数字3章の中の1節、あるいはさらにその下のレベルか分かりませんけれども、そういうところで書いたほうがいいんじゃないかと思います。その中で、1.1から今の1.5にあるところとの重複っていうのは、そこまでうるさく考えなくてもいいんじゃない、重複しても構わないというような感じが私は思っています。というのは、地震ごとで見た分け方とそれぞれの研究とか予測のための中での成果っていうのは、多少捉え方とか筋道が違うので、同じ内容が入ったとしてもその部分は問題ないのではないかというふうに思ったので、そのような形で意見を申し上げる次第です。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 ご意見ありがとうございます。
 ほかにご意見をお持ちの方、いらっしゃいますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 そうしましたら、この点に関しては、事務局でもう少し詰めていただければと思います。
 
【事務局(道面)】 そうですね。少し検討させていただきまして、次回7月29日の会議でまた案としてお示しできればと思っております。よろしくお願いします。
 
【宮澤部会長 今のローマ数字3の項目について、その他の観点からもしご意見がございましたらお願いいたします。もし、その他の観点について、ローマ数字3についてご意見がないようでしたら、ローマ数字4の総合的評価と今後の展望の中に移りたいと思いますけども。こちらについても、ご意見をお持ちの委員がいらっしゃいましたら、ご発言ください。特にこれも前回のレビューのときとほとんど同じです。よろしいでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 それで最後に、ローマ数字5のまとめがあるということになります。
 では、補足資料に回ってしまった詳細レビューについてですけども、これも建議の大項目と、あと中項目が並べられているので、ここについても特段ご意見はないと思いますが、いかがでしょうか。まず、A1の各項目別の実施状況と今後への課題(詳細)っていうところについて。私から質問というか、先ほど資料の質問のところですればよかったかもしれませんが、5ページ目の6のところにメモ書きで6の(1)とか(2)、「拠点間連携の仕組みをここで説明」というのは、これは目次に入れる項目なのか、あるいはメモ書き程度に入れているものなのか。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。すみません、メモ書きでございまして、レビュー報告書を作成するときに、ここは、括弧の中は削除をします。すいません。
 
【宮澤部会長】 すいません、せっかくですので、松島委員、入っておられるんでしたっけ。
 
【松島委員】 はい。
 
【宮澤部会長】 拠点間連携のことについては、ここで説明としか書かれてなかったんで、ここにしか書かれないのかなと少し思ってしまったのですが、拠点間連携をされている立場からすると、書くのは補足資料だけでよいのか、あるいは本体のほうにもう少し書き入れたほうがいいのかとか、その辺についてもしご意見がありましたらお願いいたします。
 
【松島委員】 両括弧を書いてあるのは、(1)は補足っていうか、ここで説明っていうのは6の(2)のほうの推進体制の整備のところに入ります、それは補足ですけど。基本的には、拠点間連携の仕組みそのものはここで説明するというのがいいんじゃないかと思います。あと、研究成果は、別のところに入れるかどうかっていうところかなとは思うのですけれども。例えば、3の災害誘因予測のための研究のところに拠点間連携の成果を入れるっていうことはあり得るとは思うのですけれども、仕組みそのものは6の(2)で説明せざるを得ないというふうには思います。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございます。6の(2)に入るとなると、4ページ目のローマ数字3の2の研究を推進するための体制の整備状況と課題のところにも必然的に入ってくることが期待されるというふうに理解すればよろしいですか。
 
【松島委員】 はい。
 
【宮澤部会長】 分かりました。ありがとうございます。
 ほかに、まずA1について、何かご意見ございましたらお願いします。もしなければ、A2の「重要あるいは社会的影響の大きな地震・火山噴火現象に関する観測研究の成果」についてに入りたいと思いますけども、これについては、5ページ目の下から6ページ目にわたって、具体的な地震現象あるいは火山噴火現象というのがリストアップされておりますけども、これをご覧になって、例えば重要な地震あるいは火山噴火が抜けているとか、あるいはここに記載されている現象について、書かなくてもいいとか、あるいはぜひ書くべきだという、そういったサポーティブなご意見、もしございましたら自由にご発言ください。いかがでしょうか。まずは、ざっとご覧になっていただくのがいいと思いますけど、それほど数は多くないので。先ほど、事務局の説明の中で、ここに書かれている主な地震の日付に関しては、現地時間。
 
【事務局(道面)】 そうですね、はい。すいません、カムチャツカ地震が、すいません、こちらは7月30日の間違いです。失礼しました。本体資料の2ページ目には7月30日で現地時間と書いてあるんですけれども、すいません、後ほど訂正させていただきます。
 
【宮澤部会長】 順番についても、なかなか難しいんですけども、どちらで見たほうがいいのかな。例えば、いや、難しいと申し上げたのは、5ページ目の一番下でもいいですし、2ページ目のところでもいいんですが、能登半島地震、これは2024年1月1日の7.6のほうがここへ書かれておりますが、ただ米印でそれ以前からの群発地震活動も含むというところで、時系列的には……。1個前のページでお願いします、の一番下。ただ、次が2023年のトルコ・シリア地震っていうところで、能登半島地震がどのような地震かって分かっていればこの並びで問題ないと思いますけども、事務局から提案されたこの並びっていうのは、あくまで現象の時系列順で、能登半島地震に関しては、先ほど私が申し上げたような、それ以前から続く群発地震活動も込みであるため、このような並びになったということですね。
 
【事務局(道面)】 そうですね、はい。
 
【宮澤部会長】 能登半島地震は、国内で非常に大きな災害をもたらした地震、それから、海外についてはトルコ・シリアの地震も、これも非常に大きな災害をもたらした。それから、下の日向灘の地震に関しては、南海トラフ地震臨時情報が出された地震ということですし、めくっていただいて、トカラ列島近海で継続している地震活動、こちらについても非常に活発な地震活動でしたが、これは火山ではなくて地震活動のほうに入れたんですよね。
 
【事務局(道面)】 はい、そうですね。はい、地震活動にさせていただいております。
 
【宮澤部会長】 それから、カムチャツカの地震については、規模も大きかったですし、日本で津波が観測されたということ、それから2025、2026の青森県東方沖、三陸沖の地震は、北三情報が出た地震ということで入っていると思います。
 それから、火山噴火については、福徳岡ノ場、大量の軽石が漂着した噴火ですし、阿蘇山、霧島、この辺も活発な火山活動があったというところで入っています。それからフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山、これも津波といっていいのかどうか分かりませんけども、潮位の変化で日本でも船が転覆するなどの被害が出たという火山になりますが、よろしいでしょうか。過不足なくリストアップされていますか。もともと恐らく成果の概要のほうで特筆すべき地震あるいは火山噴火現象としても取り上げられていたと思いますし、特段漏れはないと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 特にご意見がないということで、これで一通り見るべきところは……。
 
【宮澤部会長】 すいません、参考資料。資料1-2ですか。
 
【事務局(道面)】 そうですね。
 
【宮澤部会長】 まだ資料1-2のほうの参考資料のほうが残っておりましたが、こちらのほうも項目が1から26までございまして、事務局からの説明によりますと、次のページの参考、前回のレビュー報告書の項目から一部の項目については、火山噴火予知連の項目については削除されるということと、青字のところは順番の入替え、名称の変更を行うというところで、資料1-2のようなリスト、参考資料一覧案ができておりますが、1つ前のページに戻っていただけますか。
 大湊委員、お願いいたします。
 
【大湊委員】 はい。先ほど、火山噴火予知連の内容は除くということで、清本さんからもそれでいいっていう話だったんですけれども、レビュー期間の途中まではあったわけですよね。去年かな、おととしかな、に予知連がなくなったわけだから、するとレビュー期間中にあった活動に関する説明、あるいは火山本部ができたことで解散したとか何かそういうことが分かるようなものがあってもいいのかなと思いましたけど、いかがでしょうか。
 
【宮澤部会長】 事務局、いかがでしょうか。
 
【事務局(道面)】 そうですね、両方の考え方があるかとは思っておりまして、またいただいたご意見を踏まえて検討させていただければと思います。
 
【大湊委員】 了解しました。
 
【宮澤部会長】 伊藤委員、お願いいたします。
 
【伊藤委員】 はい、伊藤です。この参考資料一覧を拝見しますと、ほとんど火山のことばかりで、地震のことが全くないんですが、バランスに偏りがあり過ぎるんじゃないかと思いまして、なぜこういう構成になっているのかなという疑問が湧きました。
 以上です。
 
【事務局(道面)】 事務局でございます。前回の第2次のところから、火山はかなり多かった、今は火山噴火予知連絡会は消しているので、これよりさらに多いという、そういう状況ですけれども。昔の経緯が、地震と火山で建議計画が分かれていたというところもあって、一緒になったときに恐らくこのようになったんだろうなといったところで想像はしているところですけれども。まだ、そこの当時こういう火山多めでっていうところになった経緯については、すみません、まだ把握し切れてないところでございます。
 以上でございます。
 
【伊藤委員】 ありがとうございます。ここを見ると、なぜ火山ばかりなのかなと誰もが思うような気がするので、あまり多くなっても困ると思いますけども、地震についても幾らか同じような項目を立てるべきではないかなと思いました。
 
【事務局(道面)】 承知いたしました。また、どういったところ、どういった項目があるかも踏まえて、検討させていただければと思います。
 
【宮澤部会長】 宮澤ですけれども、火山噴火予知連の話が出たついでで申し訳ないんですけども、地震予知連のほうに関しての資料というのは、国土地理院からはこれまでは具体的に何か出されていたのでしょうか、というのを山際委員に伺ってよろしいですか。
 
【山際委員】 はい、山際です。これまで例えば第2次とか、そのときにも地震予知連についてはこの中には載っていなかったというふうに認識をしております。
 
【宮澤部会長】 むしろ地震予知連のほうは長く続いていた地震に関する建議の計画と非常に密接に結びついているというふうに承知しておりますけども、ただ、今までも資料に上がっていなかったっていうところからすると、先ほど事務局のほうから説明があったとおり、地震の研究と火山噴火の研究、それぞれ建議の研究がくっついたときまでの、報告書の形っていうのがひょっとしたら少し違っていて、それが今に引き継がれていて、もともと火山のほうの参考資料が多かった状況に対して、地震のほうはそうでもなかったと。それが合わさったことで、項目の数の上ではバランスが悪いようになってしまったのかなというふうに思っておりますが。
 事務局としては、この項目はどうしましょう。このままで行くという考えですか。
 
【事務局(道面)】 そうですね、少し新たなもの、予知連であったりとか、あとは地震の項目をもう少し増やせないかといったところもご意見いただきましたので、地震に関しては、少し1.にかなり詰まっていて、もうそこで完結しているのではないかなといったところもあるんだとも思うんですけれども、少しまた別の一覧にできるのかも含めて検討はしたいなと思っているところです。
 
【宮澤部会長】 はい、山際委員、お願いいたします。
 
【山際委員】 はい。補足ですけれども、私ども、年次報告の中で常に地震予知連については報告をしております。ですので、もしかしたら参考資料という形ではなく、もうレビューの報告の中に溶け込んでいる可能性はあるかなというふうに思います。
 
【宮澤部会長】 なるほど。既に本体資料の中に入っているというふうな、そうであれば、あえて参考資料にまで入れなくていいっていうことですね。ありがとうございます。
 ほかに参考資料一覧についてご意見お持ちの委員の方はいらっしゃいますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
【宮澤部会長】 そうしましたら、資料1-2の案のとおりでこれも行くということになるかと思いますが。
 これ全部ですか、項目としては。
 
【事務局(道面)】 そうですね、事務局からご説明した資料は以上になります。
 
【宮澤部会長】 それでは、これ以上もうご意見がないということで、事務局お願いいたします。
 
【事務局(道面)】 はい。ご意見ありがとうございました。いただいたご意見も踏まえまして、また事務局にて資料の修正を行います。
 
【宮澤部会長】 大湊委員、お願いします。
 
【大湊委員 すいません。最初に、新しい、今回作られる報告書のローマ数字3章ですか、これが何か増分になるとか、今回作業量が増えるんじゃないかということを言ったんですけども、目次をよく見比べると、前回の総括的評価の中の最初のほうは成果と課題のまとめになっていて、それは今回の各レビューのほうではローマ数字4章から抜いてあるんですね。ということは、前回の総括及び評価のうちの初めのほうをローマ数字3に持ってきたというふうなイメージだとすると、作業量がそんなに増えるわけでもないのかなという印象を持ったんですけど、そういう理解でよろしいでしょうか。
 
【宮澤部会長】 まず、宮澤のほうからですけども、私はそのように思いました。ただ、実際に作業をしていくときにどうなるかっていうところについては分かりませんが。ただ、大湊委員の当初のご懸念は、それほど当たらないかなというふうには私は思いましたが、事務局はいかがでしょう。
 
【事務局(道面)】 そうですね、まだ実際に文章を書いてないので、絶対断言はできないとは思うんですけれども、そこまで大きくは増えないかなとは思っているところでございます。
 
【大湊委員】 前回は、結局途中の部分は量が多くてなかなか読んでもらえないから、総括的評価のローマ数字5章を読めば全部書いてあるように書けというふうなことを言われて、それで成果と課題のまとめみたいなものを含めて総括的評価に入っていたんですけども、それが今回は今見えているローマ数字3章のほうに振り分けられるというのであれば、作業量的には増えない、あまり増えないでいいのかなというふうなことが分かりましたので、最初の私の意見は誤解でした。申し訳ありません。
 以上です。
 
【宮澤部会長】 ありがとうございます。
 
【事務局(道面)】 ありがとうございました。今までいただいたご意見も踏まえまして、次回7月29日の部会でまた改めて資料1-1と1-2をご提示して、ご説明させていただければと思います。よろしくお願いします。
 

「議事2.その他」
【宮澤部会長】 それでは、議事の2、その他に移ります。事務局から何かございますでしょうか。
 
【事務局(道面)】 事務局からは特段ございません。
 
【宮澤部会長】 それでは、議事の2、その他について終了します。
 これで全ての議事が終了しましたので、ただいまより閉会に移りたいと思います。事務局から連絡事項などお願いします。
 
【事務局(道面)】 はい。次回の会議につきましては、この会議でもご発言させていただいたとおり、7月29日、こちらの午後に開催いたします。詳細については追ってご連絡いたします。
 
【宮澤部会長】 それでは、閉会いたします。本日はお忙しい中、出席くださり、ありがとうございました。進行を事務局に返します。
 
【事務局(道面)】 本日は活発にご議論くださり、ありがとうございました。これにて会議を終了いたします。Webexの会議を切断させていただきます。ご参加いただき、ありがとうございました。
 
―― 了(終了時刻15時00分)――

お問合せ先

研究開発局地震火山防災研究課

(研究開発局地震火山防災研究課)