令和8年3月27日(金曜日)10時00分~12時00分(※測地学分科会(第54回)と合同開催)
オンライン会議
【測地学分科会委員】
宮澤分科会長、田中(明)分科会長代理
委員・臨時委員|日野委員、大倉委員、大湊委員、加藤委員、小平委員、竹内委員、寺川委員、藤田委員、安井委員、山際委員、山田委員
【地震火山観測研究計画部会委員】
宮澤部会長、日野部会長代理
臨時委員・専門委員|伊藤委員、今西委員、大倉委員、大湊委員、清本委員、汐見委員、竹内委員、田中(聡)委員、寺川委員、安井委員、山際委員、山田委員、鈴木委員、角野委員、並木委員、西村委員、松島委員
(事務局)梅田地震火山防災研究課長、久利測地学専門官、齊藤地震火山防災研究課専門職、橋本科学官、五十嵐学術調査官
[委員の出欠状況等]
・委員の出欠状況:分科会 全委員出席/部会 川村委員、相澤委員が欠席
[議事1.「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」の課題別計画の修正について]
【宮澤分科会長】 それでは、議事1、災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)の課題別計画の修正について、に入ります。本件は承認案件となります。
まず、事務局から資料の説明をお願いします。
【久利測地学専門官】 事務局より資料1について説明さしあげます。資料を御覧ください。
昨年6月24日に開催した第53回測地学分科会・第60回地震火山観測研究計画部会合同会議にて行った報告以降、本日までに変更の申出があったものをまとめております。該当は1件であり、変更箇所は黄色塗りにしております。
課題番号RKD01の国立大学法人琉球大学島嶼防災研究センターで実施している南西諸島における地震被害リスク評価に関する研究につきまして、センター内における退職などの人事異動により参加者の変更がございました。また、研究成果の実効性を高める観点で一部調査対象を変更としております。
人事異動に伴う連絡先や担当者などの変更があれば、随時、事務局担当及び地震火山観測研究推進協議会までお知らせいただければ幸いです。説明は以上となります。
【宮澤分科会長】 ただいまの説明に対する御質問、御意見等がございましたら、ミュートを解除いただき、御発言をお願いいたします。
ございませんか。
念のため、私から確認をしたいのですけれども、今回の内容のほうの変更に関して、この変更は建議に書かれている計画内容を変更するような内容ではないという理解でよろしいでしょうか。
【久利測地学専門官】 修正の内容については、効率的研究の実効性を高める観点で一部ということを聞いております。具体内容について、地震火山観測研究推進協議会より、「沖縄本島中南部の人口密集地域は、主として琉球石灰岩及び島尻層から成る地盤である一方、奄美大島は四万十・秩父帯を基盤とする地質構造体に属し、地質構造が大きく異なる。これに対し、奄美諸島内の与論島は沖縄本島中南部と地理的・地質構造的類似性が高く、表層から浅部地質の連続性を踏まえて地震動特性・サイト増幅の比較評価が可能である。本研究の中心課題となる地盤と建物の相乗効果に基づくフラジリティ評価との整合性を最大化する観点から与論島のほうに少し軸足を動かして研究成果の実効性を強化するというところで、全体的な方向性については維持するという形で、少し一部内容の重点を置くところを変更したということで妥当な変更」との説明を承っております。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。理解いたしました。ほかに。
【久利測地学専門官】 大湊先生、補足等がございましたら、御発言いただければと思います。
【大湊委員】 今の事務局からの説明のとおりでありまして、主たるタイプである沖縄本島により地質的に近い与論島のほうがより成果を出すことに貢献するということで、本質的というか主たる目的はほぼ変えずに効率を上げるということで問題ない変更ではないかと考えています。補足です。
【久利測地学専門官】 ありがとうございます。
【宮澤分科会長】 大湊委員、補足説明ありがとうございました。
ほかに御質問あるいは御意見等ございますか。
もし御意見等がなければ、課題別計画の修正について、承認してもよろしいでしょうか。
異議なしということですので、それでは、本件について承認することとします。
[議事2.「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」の令和6年度年次報告【成果の概要】について]
【宮澤分科会長】 それでは、議事の2番目に移ります。議事2、災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)の令和6年度年次報告(成果の概要)について、に入ります。本件は、報告案件となります。
まず、事務局から資料の説明をお願いいたします。
【久利測地学専門官】 事務局より説明さしあげます。資料2を御覧ください。
昨年6月24日に開催した測地学分科会(第53回)・地震火山観測研究計画部会(第60回)の合同会議において、令和6年度年次報告(成果の概要)に関する作成方針を決定し、その後、取りまとめ委員を中心に部会にて作業・審議・調整を行ってまいりました。このたび、最終稿を公表いたしましたので、御報告いたします。
内容の御説明につきましては時間の関係で割愛させていただきますが、構成につきましては、網羅的に成果を報告する従来の形式ではなく、代表的な成果のみを取り上げることとし、その際には一般にも理解できるよう可能な限り平易な文章とし、また、図や絵を多用しながら取りまとめを行うことといたしました。
取りまとめを担当いただきました西村委員、鈴木委員、また、協議会の皆様の御尽力にお礼申し上げます。
説明は以上となります。
【宮澤分科会長】 成果の概要につきましては、事前に事務局より各委員に送付いただいておりますので、もし成果の中身を含め御質問、御意見等がございましたら、ミュートを解除していただき、御発言をお願いします。
【久利測地学専門官】 質問がないようですので、事務局から少し補足させていただきます。本文としては、トピックス、代表的な成果を取り扱っておりますけれども、従来、網羅的な内容については参考資料という形で後半につけておりますので、各課題についての詳細をお知りになりたい場合は、参考資料のほうも御覧いただければと思います。
事務局より以上補足さしあげます。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。今回取りまとめをいただいた西村委員、鈴木委員には御尽力いただき、大変ありがとうございました。もし取りまとめ委員のほうから、何か報告しておくべきこと、あるいは引き継いでおくべきこと等がございましたら、自由に御発言ください。いかがでしょう。
【西村委員】 特に西村からはございませんけれども、例年とはかなり違った形で取りまとめることになりましたので、また次年度以降もこういう方向性について委員の方々からもぜひいろいろな御意見をいただいて、よりよい報告書にしていければいいなと考えております。
私からは以上です。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。鈴木委員、いかがでしょう。
【鈴木委員】 私は今回が担当するのは初めてだったので以前のことは存じ上げないのですが、取りあえず今回、コメント等はありません。ありがとうございます。
【宮澤分科会長】 どうもありがとうございました。
出席されている委員の皆様方からもし御意見、御質問等ございましたら、この機会にお願いいたします。
では、ないようですので、議事2を終了したいと思います。
[議事3.地震及び火山観測研究における令和6年度年次基礎データ調査結果について]
【宮澤分科会長】 それでは、議事3、地震及び火山観測計画における令和6年度年次基礎データ調査結果について、に入ります。本件は承認案件となります。
まず、事務局から資料の説明をお願いします。
【久利測地学専門官】 事務局より主要な箇所について説明さしあげます。資料3を御覧ください。
まず前提として、令和6年度より第3次観測研究計画を開始し、新たに7機関(東京海洋大学、山梨大学、信州大学、広島大学、琉球大学、兵庫県立大学環境人間学部、関東学院大学)が加わることとなりました。したがって、令和6年度分は当該機関分が上乗せされます。
初めに、1-1、予算総額についてです。総額約221億円であり、前年度と比較して約46億円の減少となっております。減少要因としましては、補正予算等において、時限的に措置された一部の事業が令和5年度で終了したことによるものとなります。具体的にはJAMSTEC、火山観測網の整備に関する海底地震計の整備(令和5年、約15億円)、防災科研、N-net(南海トラフ海底地震津波観測網)の構築(令和5年、約29億円)などとなります。なお、当初予算についてはおおむね横ばいとなっております。
続きまして、1-2、政府機関などの予算についてです。こちらは当初・補正ともに横ばいとなっております。
1-3、国立研究開発法人の予算についてです。こちらは先ほどもお伝えしましたとおり、JAMSTECと防災科研の一部の事業が令和5年で終了したことに伴う減少となります。
1-4、国立大学法人の予算についてです。こちらは当初・補正ともに横ばいとなっております。
続きまして、地震及び火山研究者数などについてです。こちらにつきましては、地震及び火山研究者等の総数は796人であり、基本的には前年度と比較して横ばいとなっております。なお、この総数には大学院生も含むものとなっておりますことを御留意ください。政府機関など、国立研究開発法人など、国立大学法人などそれぞれにおいて、各項目同様の規模感で推移しておりますので、内訳につきましては資料を御確認くださいますようお願いいたします。
次に、関連分野の研究者数についてです。こちらは実施機関で行った公募研究に参加した実施機関以外の研究者の人数が増加しております。実施機関における研究者数については横ばいでありますので、各分野の構成比も大きな変動はございません。
最後に移ります。最後に、3、火山関係研究人材についてです。地震火山観測研究計画の実施機関に所属する火山研究者数の総数は、おおむね横ばいとなっております。一方で観測点の維持・管理に携わりながら火山噴火研究を実施している研究者については、やや減少傾向となっております。
以上が説明となります。
なお、一部機関において計数の調整をしているため、まだ確認して調整の可能性がございますので、本日は部会長預かりとさせていただいいただき、この後の御議論も踏まえ、後日最終版を共有させていただきたいと考えております。
事務局からの説明は以上となります。
【宮澤分科会長】 ただいまの説明に対する御質問、御意見等ございましたら、ミュートを解除いただき、御発言をお願いします。いかがでしょうか。
私のほうから1点細かいことを伺いますけれども、先ほどの説明の中に、一部機関においては計数の調整をしているため、まだ資料の数字が変わるという御説明がありましたけれども、これは予算に関しても、あるいは研究者数に関しても増える傾向なのでしょうか。
【久利測地学専門官】 増える傾向ではなくて、総数は変わらないと思われます。一方で、内訳についてどこの内訳が適切かというところがまだ確認のところがありますので、総数は変わらずに内訳が変わる可能性があるというところが現状の確認状況となっております。
【宮澤分科会長】 そうしますと、ここに出ているグラフの形が大きく変わるというわけではないということでよろしいでしょうか。
【久利測地学専門官】 ないと思っております。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。小平委員、お願いいたします。
【小平委員】 小平です。御説明、資料取りまとめ、ありがとうございます。
私、仕組みがよく分かってないので教えてほしいのですけれども、これはこれで重要なデータを整理していただいて、いろいろな状況が見えてきたと思うのですけれども、これの分析とか、分析した結果何か対応すべきことがあったとしたら、それをどう対応するかという、この資料の活用というのはどうお考えというか、どういうふうになっているのでしょうか。
【久利測地学専門官】 事務局より少し御説明さしあげます。前期、おととしにおいても日野部会長から、この審議会の中で議論することがもっといいのではないかという提案はいただいております。事務局としては取りまとめと一次解析等は行わせていただきますし、それに応じて議論が進めばそこを深掘りするということは大事なことかと思っております。少し大ざっぱな説明とはなりますけれども、こういう形で御議論いただいた上で、詳細については次の議題にするなどという形で進めていただくのも必要かと思っております。
回答になっておりますでしょうか。
【小平委員】 分かりました。ありがとうございます。重要なデータでいろいろな問題点も見えてくるかと思いますので、せっかくまとめたので、この資料を使ってその問題点にどう対応していくかという議論をしっかりしていくのが大事かと思いますので、よろしくお願いいたします。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。ほかに御意見等ございますか。
【竹内委員】 すいません、よろしいでしょうか。
【宮澤分科会長】 お願いいたします。
【竹内委員】 竹内です。今のところと関連しますが、特に研究者数というのは、何か目標値というか数値目標的にこれぐらい、ある基準に対して少ないとか多いとかということが今後の議論で重要かと思うのですが、目標数のようなものがあれば併せて記載していただけるとありがたいなと思いますが、いかがでしょうか。
【宮澤分科会長】 事務局、いかがでしょうか。
【久利測地学専門官】 事務局より、目標数についてですけれども、今のところ目標数は定めておりません。やはり研究者数については、定員数等もある中で、どういう目標数が適切であるかというのは、十分な議論がないところではございます。
一方で、この建議に参加する研究者が増えるということについては、これまで地震や火山の観測研究者数にもともとかなり偏っていた中で、それ周辺の火山の地質や岩石学、物質化学分析の方たちも増えてきているというところもありますし、それ以外にも人文社会系や工学の方たちも増えてきております。そういう方たちに加わっていただいてこの災害軽減に関する研究が非常に活発になっているというところで、その変化傾向を見ていただくというところで研究に多様性が生まれている、また、観測研究を行った成果がそういう周辺分野でも活用される状況になっているということ、事務局としては高く評価しておりますので、その上で数値についても御議論いただければと思います。
【竹内委員】 ありがとうございます。防災という意味を考えますと、やはり人文社会系の方が増えてくることが重要かと思いますので、今、地震か火山か切り分け不能かというところですけれども、その切り分け不能のところも、もう少し細分化というか、どういう方たちが切り分け不能な研究者として関わっているのかというところも示していただけるようになるとよいなと思いますので、今後のデータ整理のときに御検討いただけたらと思います。
【久利測地学専門官】 参考にさせていただきます。ありがとうございます。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。ほかに御意見ございますか。あるいは、質問。
私からもう1点よろしいでしょうか。今回の調査は、この第3次の計画が始まって、その計画の中に含まれている人の調査が初めて行われたわけですけれども、前回の第2次計画のときは、建議の計画の中でも様々な研究分野を取り込むというところで研究者が非常に増えました。今回も建議の中で様々な工夫をして多くの方々に参加していただいており、研究者数が多いままこの計画が続いているということになっていると思います。
一方で我々も既に分かっているのですけれども、人口が減少して、当然研究者の数も減っていくという中で、この第3次計画はこれだけの研究者の方に参加していただいて計画を進めていくことができていますが、仮にもし次の計画等を考えたときに、研究者を維持していくような計画にするために、例えば手広く研究分野を広げるのか、あるいは建議でもともとうたっている災害の軽減に貢献するためという目的をきちんと理解した上で、研究者が減っても研究を続けていくのか、そういったことはこのグラフを見ながら少し考えていかないといけないかなと思ったところです。これはコメントです。
ほか、皆様方から御意見、質問等ございますか。
これは承認案件でしょうか。
【久利測地学専門官】 微修正があるという前提で承認いただき、、数値を確認の上、最終版とさせていただければと考えております。
【宮澤分科会長】 わかりました。これは資料としてこの委員会で承認いただいて、公表されるものになるということですね。
【久利測地学専門官】 はい。
【宮澤分科会長】 今の事務局から説明のあった通りで今後進めたいと思います。他に何かお気づきの点がございましたら、今この場でぜひ御発言いただきたいと思います。
【西村委員】 西村ですけれども、非常にささいな誤植があったんですが、資料の指摘でもいいですか。
【宮澤分科会長】 はい、お願いします。
【西村委員】 9ページの2-1の研究者総数というところのページの1行目の「地震火山観測研究計画の実施機関である」の実施機関の「関」が抜けています。
【久利測地学専門官】 ありがとうございます。
【齊藤専門職】 ありがとうございます。修正をこの時点でさせていただきます。
【宮澤分科会長】 御指摘ありがとうございます。
ほかにございますか。
【伊藤委員】 すみません、海上保安庁の伊藤です。
【宮澤分科会長】 お願いいたします。
【伊藤委員】 今ちらっと見えているこのグラフですが、地震火山研究者総数が第1次の計画から第2次の計画のところでぴょこんとかなり増えていますが、これは数え方に何か変化があったとかということがあるのでしょうか。
【久利測地学専門官】 基本的には実施機関が増えると、実施機関に応じて研究者数も、特に物質科学などや地質の方たちが加わる場合もありますので、機関に応じて増えるということが発生しております。
【伊藤委員】 分かりました。ありがとうございます。
【宮澤分科会長】 ほかに御質問、御意見等ございますか。
いいですかね。もしほかに質問等がなければ、この令和6年度年次基礎データ調査結果については、部会長預かりとさせていただき、事務局と調整の上、後日最終版を報告させていただきたいと思います。
【伊藤委員】 すみません、海上保安庁の伊藤ですが、もう一つだけ。
【宮澤分科会長】 お願いいたします。
【伊藤委員】 先ほどの事務局の説明の中で、地震火山の関連した研究者が増えているというような御発言があったと思うのですが、このグラフを見ているとそういうふうに思えますが、実際は関係している機関が増えているのであって、日本全体の中での火山研究者・地震研究者の数が増えているということはこのグラフからは読み取れないと思いますので、そういったことをちょっと念頭に置いていただければなと思います。
以上です。
【久利測地学専門官】 御指摘のとおりかと思います。コメントありがとうございます。
【宮澤分科会長】 もし今のうちにまだ何か御発言されたい委員の方いらっしゃいましたら、お願いいたします。
それでは、本件に関しては承認することといたします。もし、細かい文言あるいは、てにをは等の修正等必要なところがございましたら、後ほど事務局のほうへ御連絡いただきますようお願いいたします。
[議事4.地震火山観測研究計画(第3次)の実施状況等のレビューに関する取りまとめ委員の選定について]
【宮澤分科会長】 それでは、議事4、地震火山観測研究計画(第3次)の実施状況等のレビューに関する取りまとめ委員の選定について、に入ります。本件は報告案件となります。
まず、事務局から資料の説明をお願いします。
【久利測地学専門官】 事務局より説明さしあげます。資料4を御覧ください。
昨年6月24日に開催した測地学分科会(第53回)・地震火山観測研究計画部会(第60回)の合同会議において、レビューの検討体制及びレビューの取りまとめ委員の選定方針について議論いたしました。それを受け、部会長及び協議会等の関係者と調整し、次年度における取りまとめ委員は、西村委員と相澤委員にお願いすることとなりました。取りまとめに当たり、執筆などかなりの御負担をおかけすることになりますが、御快諾いただけましたこと御礼申し上げます。
なお、次年度の具体のスケジュールや作業方針につきましては現在協議会等と調整中でございますが、全体の動きとしましては、参考資料1にあるとおり、5月以降、5回程度の部会を開催する予定です。今年度は部会の開催が少し多くなりますことを御確認いただければ幸いです。
説明は以上となります。
【宮澤分科会長】 ただいまの説明に対する御質問、御意見等ございましたら、ミュートを解除いただき、御発言をお願いします。
私から確認したいのですが、西村委員は本日御出席いただいていて、レビュー委員についても御承諾いただいているということですが、相澤委員は本日欠席ですけれども、承諾はいただいているという認識でよろしいですか。
【久利測地学専門官】 はい。先日対面でもお会いしてお願いをさしあげて、快諾いただいております。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。もう1点、次、質問になるのですが、今まさにこの画面で映っている参考資料1についてですが、今後、5回程度開催で、レビューを実施ということに関して随分矢印が長く描かれていますが、もう少し具体的にどのようなスケジュールを考えておられるか、もし事務局のほうで答えられましたらお願いいたします。
【齊藤専門職】 今まさに日程照会のほうをさせていただいておりまして、まずはバックデータとなる調査資料を各機関に照会させていただくこととなります。そういった調査資料のフォーマットとかの内容の調整について、発注する前にまず部会のほうで御議論いただくということになります。具体的な詳細のスケジュールにつきましては検討中なところはございますが、初回は5月中旬、また、6月ぐらいに2回程度を今予定しているところでございます。7月以降につきましてはまだ検討段階でございますので、決まりましたら御報告させていただきます。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。ゴールとしては、1月の分科会で承認というスケジュール感ですか。
【齊藤専門職】 はい。レビュー報告書として1月に開催する測地学分科会・地震火山観測研究計画部会合同会議で承認いただくということを予定しております。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。ほかに御意見あるいは御質問等ございましたら委員の皆様、御発言ください。いかがでしょうか。。
【久利測地学専門官】 事務局より補足さしあげます。レビュー報告書の取りまとめについて少し補足いたします。
レビュー報告書については、2つの大きな使用目的がございます。令和9年度に、書いてあるとおり、外部評価委員の皆様に見ていただいてその基礎資料としていただくということ、それから次期建議計画をまとめる上でその素材となるような、どういう内容があるかというところを中の研究者が見るという2つの目的で使用しております。
その上で、今素材として集めるべきものは、非常にこれまでの蓄積もございますので、どういうものを集めて吟味したいというふうに伺っております。一方で外部評価の先生方からは、どこをポイントに見ればいいかというのがなかなか見にくいのでというところは伺っておりますので、その点に関しては改善が必要もあるかというところで、取りまとめの先生には少しコメントを差し上げて、検討いただくようお願いしているところでございます。
以上、補足説明となります。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。ただいまの補足説明も含めて、御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。
西村委員におかれては、成果の概要の取りまとめに引き続き、レビューの取りまとめ委員も引き受けていただくということで、大変な御苦労をおかけすると思いますけれども、よろしくお願いいたします。
【西村委員】 了解いたしました。
【宮澤分科会長】 ありがとうございます。
もし御質問等がなければ、議事4を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。
[議事5.その他]
【宮澤分科会長】 それでは、議事5、その他に入ります。事務局から何かございますでしょうか。
【久利測地学専門官】 事務局から2点ございます。
1点目になります。次年度の地震火山防災研究課における各プロジェクト等の予算額について、簡単にですが御説明させていただきたいと思います。参考資料2を御覧ください。
こちらの資料は、火山分野と地震分野に関する予算の概要と防災科研に関する予算の概要を1枚にまとめた絵となっております。全体としましては、令和7年度予算と比較し1億円増の121億円となっております。特に重要なものとしては、火山本部による火山活動推移評価に資するため、平時・噴火発生時に火山噴出物の分析を一元的かつ継続的に実施する火山噴出物分析センターの整備を防災科研中心で行うこととなりました。
また、次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトが令和7年で終了となりますので、後継事業として、火山本部の総合基本施策に基づき、火山ハザード対策に向けた研究開発と企画立案力を持つ高度人材育成を行う予定です。こちらは、研究開発を防災科研、人材育成を東北大学で実施するということで採択機関が決定されております。
最後に、情報科学を活用した地震調査研究プロジェクトの後継事業として、情報科学を活用した地震活動・地震動評価技術の高度化を実施します。生成AIを含む最先端の情報科学を活用し、日本の信頼性の高い地震関連データ群を基に、地震本部での地震活動や地震動の評価技術の高度化を目指す研究開発課題となっております。こちらについては東京大学地震研究所が採択機関となり、中心となって実施する予定となっております。
以上、1つ目の報告となります。
続きまして、2点目となります。年次基礎データにつきましては、例年御報告が遅くなり、大変申し訳ございません。今回、令和6年度の年次基礎データを取りまとめております。この後、4月以降には令和7年度の年次基礎データに関する照会を各関係機関の皆様にさせていただく予定です。令和6年度に続き立て続けの御依頼となり御負担をおかけし申し訳ございませんが、引き続き御協力のほどお願いいたします。
事務局からは以上2点となります。
【宮澤分科会長】 ただいまの説明に対する御質問、御意見をいただきたいと思います。委員の皆様、いかがでしょうか。
小平委員、お願いいたします。
【小平委員】 ありがとうございます。ここで質問するのが適切かどうか分からないのですけれども、この予算の資料は、自然災害に対する強靱な社会をつくるための国の事業に関する予算だと思うのですが、今、防災庁の議論が多分国のほうでは進んでいると思うのですけれども、その防災庁の議論の中でどういう議論が行われていて、そして、これら国が進める防災あるいは国土強靱化に対する事業というのは、防災庁との関係はどうなるかとかそういう情報はお持ちでしょうか。あるいは、そういうことを聞いてよろしいのでしょうか。
【久利測地学専門官】 そういう議論が進んでいることは研究課としては把握しておりますけれども、詳細についてはまだ議論の途中ですので、この場では控えさせていただければと思います。
【小平委員】 そうすると、何かの機会にそういった情報はここでも共有されていくということになるのでしょうか。あるいは、ここでの議論も防災庁の事業のほうに反映されていくようになるのでしょうか。
【久利測地学専門官】 ここでの議論が直接防災庁に反映されるということは想定しておりません。
【小平委員】 なるほど。そうすると、防災庁の議論というのがこの測地学分科会のほうにも共有されて、それも考慮した上で今後の方針が考えられていくということになりますかね。
【久利測地学専門官】 基本的には、自然災害に対する研究開発課題として文科省のほうでは取り組ませていただいております。その上で、実動を伴う部分についてはかなり防災庁のほうで検討いただいているという認識ですので、そこの境界部分とか、それをどうお渡しするかというところでは今後具体の話も出てくるかとは思いますけれども、研究開発として実施する内容、また、データを取る観測等につきましては、この中で、地震火山防災研究課の中で役割として担っていくものと今のところ承っております。
【小平委員】 分かりました。なかなか私の頭の中でも整理つかないのですが、多分、先ほどの令和8年から9年、10年にかけての予定を見ていても、次期計画の検討などが進められていくと理解していますので、それを考える上では、防災庁の事業あるいは進める方向性というのかな、それと次期計画の関係というのはやっぱり素通りできないと思いますので、情報共有は可能な範囲でしていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
【久利測地学専門官】 はい、承りました。
【宮澤分科会長】 ぜひよろしくお願いします。小平委員、ありがとうございました。
ほかにございますか。
【日野委員】 日野ですけれども、よろしいですか。
【宮澤分科会長】 どうぞお願いいたします。
【日野委員】 東北大学の日野です。今の小平委員とのやり取りのところで、防災庁は完全に関係ないというふうに言い切っているのは、多分今期はそうだと思うのですけれども、これはもちろん今後の進み方次第ですけれども、もし建議まで到達するのであれば、建議する相手先として防災庁が入るという可能性は排除できないと思うんですけれども、あるいは排除するべきではないと思いますが、いかがでしょうか。
【宮澤分科会長】 その御質問はどちら向けにでしょうか。
【日野委員】 事務局に対してです。
【久利測地学専門官】 すみません、今、排除するものではないのかもしれませんけれども、現時点ではこの資料の範囲においては入っておりませんというところになります。
【日野委員】 了解です。だから、現時点ではない相手で、だから、もちろん建議をした実績もないわけですから、現時点では直接の縁がないのはそのとおりですけれども、先ほど小平委員の話も、だから、次期計画においてということをおっしゃっていたので、ちょっとコメントです。よろしくお願いします。
【宮澤分科会長】 恐らくその点に関しては今後、レビューを進めて、外部評価を受けて、次期建議をつくっていく段階でこの委員会としても恐らく議論していかなければならないことかなとは思っておりますので、もしその段になりましたら、ぜひ日野委員、よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか。ほかに御意見、御質問ございますか。
私から少し伺いたかったのは、参考資料2について、防災科研の名前が出てきたので、もし追加の補足説明等がございましたら、藤田委員ですかね、可能でしたら補足等の説明をいただけないでしょうか。
【藤田委員】 防災科研、藤田です。今のこの火山関係のということですね。
【宮澤分科会長】 はい。
【藤田委員】 分かりました。火山本部関連に関しては、今こちらの見せていただいている資料の左側の赤いところです。文科省側の本部の事務局を運営するというところが一番上ですね。それから、一元的な火山調査研究の推進、それから機動観測体制の構築というところは、火山本部の方針に基づいて、防災科研が具体的にV-netの運用とか機動観測解析グループの運営ということをやっています。それから、4つ目のポツが一つ大きい話題でして、火山噴出物分析センターを整備するということが本年度R7年度の補正予算で認めていただきました。これが令和10年度内に分析センターを設立して、11年度から本格的な運用を開始するということでお認めいただいて、防災科研の中に分析センターをつくるということになってございます。
それから、下2つは先ほど久利さんから御紹介があったと思うんですが、次世代火山の後継事業のV-LEADというものと、そこの中に人材育成も当然含まれているものです。一番下は昨年度、ちょっと前から始まったやつで、火山人材育成プログラム。
こういったことで火山本部の事業と、あと、関連する調査研究ということで進められているというふうになっております。
以上でよろしいでしょうか、私のほうで不足していれば、文科省のほうで追加していただければ幸いです。お願いします。
【宮澤分科会長】 一番下については特によろしいでしょうか。基礎・基礎的な防災科学技術研究開発の推進の部分となります。
【藤田委員】 これは、防災科研の全般的な話ですね。
【久利測地学専門官】 はい、そうです。
【藤田委員】 全般的な防災科研への運営費交付金の話であり、全体の話です。そのため、地震火山に限らず、雪氷とか風水害とかそういったことも関連したものとなります。
以上です。
【宮澤分科会長】 どうも補足説明ありがとうございました。よく理解できました。
ほかに御質問、御意見がございましたらお願いいたします。
よろしいでしょうか。そうしましたら、どうもありがとうございました。それでは、議事5、その他についてはこれで終了いたします。
[閉会]
【宮澤分科会長】 これで全ての議事が終了しましたので、ただいまより閉会に移りたいと思います。事務局から連絡事項などをお願いいたします。
【久利測地学専門官】 事務局です。先ほども申し上げましたけれども、次回の会議は既に日程の調整を照会させていただいております。5月から6月にかけて二、三回程度の部会を開催する予定です。詳細につきましては、追って御連絡を差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【宮澤分科会長】 それでは、閉会いたします。本日はお忙しい中御出席くださり、ありがとうございました。進行を事務局に返します。
【久利測地学専門官】 本日は活発に御議論くださり、ありがとうございました。
防災庁との関係については、成果は使っていただくということで積極的に成果を出すということは検討しておりますので、その中で今後も引き続き御議論いただければと思います。
これにて会議を終了いたします。Webexでの会議を切断させていただきたいと思います。皆様、本日は活発な御議論どうもありがとうございました。
―― 了 ――
研究開発局地震火山防災研究課