平成17年12月26日(月曜日) 13時30分~15時30分
古川ビル6階 F2会議室
石原 臨時委員 清水、平林、藤井 【山里平(櫻井臨時委員代理)】 専門委員 中田
西尾地震・防災研究課長、本藏科学官、篠原学術調査官、他関係官
○委員 △事務局 □オブザーバー
まず、事務局より特定火山の調査について、これまでの作業経緯及び作業状況について説明があった。その中で、関係各機関から提出されてきた特定火山の調査票を基に、机上配付資料のとおり事務局で取りまとめた旨の説明があった。これらについて各委員の中で担当を決め、取りまとめて頂くこと、および取りまとめるにあたっての統一的な取りまとめ方法(体裁、分量など)を話し合って頂きたいとの提案があった。
主な意見は下記の通り。
委員
レビュー起草委員会の作業の手間を省くため、本委員会の各委員で分担して、これらの資料を筋の通った形にまとめ上げる必要がある。特定火山の項目についてはレビューの参考資料的なものであるので、できるだけ早めにこの部分は完成させて他の部分に力を入れたい。
委員
今回、各機関から提出されてきた資料だけで取りまとめを行うのか。それとも今回提出されてきた資料以外の必要な資料は自分で探して取りまとめを行うのか。
委員
必要ならば自分で探した方が良いだろう。
委員
一つの火山について図表を含めて4~5ページくらいでまとめるようにしたい。取りまとめについては、量的にはたいしたことがないだろうが、各機関が各々書いてきたことを、筋の通った一つの文章にまとめ上げることが大変だろう。
委員
本文中には機関名を入れた方が良いだろうか。
事務局
機関名は入れた方が良いのかもしれない。その方が、どの機関がどのようなことを行い、どんな成果が出たか分かりやすいだろう。
委員
「1.火山活動の状況」、「3.今後の課題と展望」については機関名を入れる必要はないだろうが、「2.火山活動に対する対応」については各機関においてどのような対応を行ったかが分かるようにする必要があろう。
委員
いつまでに作成すれば良いか。
事務局
次回委員会を2月20日(月曜日)に開催予定であるが、その時までにたたき台としてまとめたものを作成できないか。
委員
分担を決めたいと思うが、浅間山は中田委員、三宅島は櫻井委員、阿蘇山は清水委員ではどうだろうか。
委員
既存の資料だけではまとめにくいということがあったら、事務局を通じて関係機関に資料を提出してもらう。
事務局
「2.火山活動に対する対応」に関するまとめ方についてだが、機関ごとに実施状況と具体的成果を対応させて記述する方法と、実施状況と具体的成果ごとに全ての機関の分をひとまとめにする方法があると思うが、どのようにしたらよいだろうか。
事務局
レビューの趣旨としては、計画全体の評価をすることであるので、各機関がどのようなことを実施してどのような成果が出たのかを書くのではなく、計画全体としてまとめて記載した方がよい。
委員
その通りである。機関ごとの評価ではなく、計画全体の評価をすることが目的なので、機関ごとには分けないで、全体としてまとめて記載する方がよいのではないか。
委員
実施状況については、どの機関が実施したのかが分かるように括弧書きで機関名を入れてもかまわない。具体的成果については、一つ一つの実施状況に対応させて成果を記述するのではなく、全体として何が分かったかと言うことをまとめて記述する。
事務局
実施状況については、基本的に機関ごとではなく項目ごとにまとめ、どの機関が実施したのかが分かるように括弧書きで機関名を記述しても良いということだが、具体的成果についても、機関ごとではなく項目ごとに成果をまとめ、機関名を括弧書きで記述しても良いのか。
委員
前にも意見が出たが、レビューとしては、機関の評価ではなく計画全体の評価をすることが目的なので、内部資料としてであれば機関名を記述しておいても良いと思うが、基本的には記述しなくても良いのではないか。
事務局
作業段階の現時点では、記述しておいた方がよいのではないか。最終的に必要がなければ機関名を削除することも可能である。
委員
予知計画は各機関が各々実施しているのではなく、プロジェクトとして実施しているので、個々の機関の成果ではなく、全体の成果を記述した方が良いのではないか。
事務局
地震の前回レビューにおいては、取りまとめたものとは別に、機関ごとにどのようなことを実施したのかを参考資料として添付しているが、火山についてはどうしたらよいだろうか。
委員
火山については特に必要ないのではないか。
委員
次回までに原案を作っていただき、次回のレビュー調査検討委員会において担当委員の取りまとめ案について検討を行う。
次に「当面の富士山の観測研究の強化について(報告)平成13年6月」に関する実施状況調査について、これまでの作業経緯および状況について事務局から説明があった。
主な意見は下記の通り。
委員
富士山については、特定火山とは別の独立の項目で行う。また、科学技術振興調整費で実施した部分とそれ以外で実施した部分があるので両者をまとめてレビューを行う。
委員
富士山についても、とりあえずいったんまとめてみて、必要であれば追加の資料収集をする。
委員
事務局で取りまとめたものは14ページあるが、どのくらいにまとめれば良いか。
事務局
特定火山が4~5ページであるので、それより少し多いくらいでまとめて頂きたい。
委員
富士山の実施状況の取りまとめについては、項目の中の課題ごとに行い、具体的成果については項目ごとに行う。
事務局
基本的には特定火山と同じで、実施状況については機関名が記述されるが、成果については全体としてまとめる。
委員
取りまとめについては藤井委員が適任であると思う。
海外状況調査について、中田委員(アメリカ、スーフリエール・ヒル)、平林委員(インドネシア)から報告があった。
以上
研究開発局地震・防災研究課