平成18年1月18日(水曜日) 13時30分~15時40分
経済産業省 別館9階 944号会議室
石田、平、長谷川(部会長) 臨時委員 入倉、大竹、笠原、久家、松浦、浦塚、鵜川、村上、櫻井、加藤【小泉:富樫臨時委員代理】 専門委員 伊藤、梅田、大久保、小川、金沢、金田、西澤、平田、藤井
西尾地震・防災研究課長、本蔵科学官、篠原学術調査官 他関係官
(○…委員、△…事務局、□…オブザーバー)
観測研究計画推進委員会の活動について、事務局から資料(1)を基に説明があった。これに引き続いて、観測研究計画推進委員会の平田主査から資料(2)平成16年度年次報告(項目別)について説明があり、質疑応答を行った。
主な意見は、下記の通り。
委員
この報告書は、第2次新計画の初年度の成果を取りまとめたものであり、大変良くまとめられていると思う。しかしながら、内容について、少し楽観的な感がある。「地震予知のための新たな観測研究計画」と言うことで、地震予知という究極の目標のために各研究者は、一生懸命に取り組んできた。しかし、私は個々の研究者が常に地震予知の事だけを考え研究を実施しているとは思わないので、適切な段階で総括するときには、その点を踏まえて厳しく行うべきである。少し判断がルーズな箇所が見受けられる。厳しい目からの総括も必要だと思う。
委員
おっしゃるとおりである。この報告書は、研究を実施している側の人間が、報告書の作成も行っているので、甘い部分もある。客観的に評価して頂ける人物というのが必要なのかもしれない。来年度から始まる予定の「レビュー」においては、この報告書が貴重な資料となるので、今後とも貴重な意見を頂きたいと思う。
平成18年度地震調査研究関係政府予算案についての関係各機関の状況について、関係各機関から報告があった。
以上
研究開発局地震・防災研究課