火山部会(第17回) 議事要旨

1.日時

平成18年1月31日(火曜日) 14時~15時20分

2.場所

経済産業省 別館10階 1014号会議室

3.出席者

委員

 石原、長谷川、平、深尾
臨時委員
 鎌田、千葉、平林、藤井(敏)、渡辺、浦塚、鵜川、村上、櫻井、加藤【篠原:富樫臨時委員代理】
専門委員
 五十嵐、大島、武井、巽、田中、中田

文部科学省

 西尾地震・防災研究課長、本藏科学官、篠原学術調査官 他関係官

4.議事要旨

(○…委員、△…事務局、□…オブザーバー)

(1)レビュー調査検討委員会の活動状況について

 レビュー調査検討委員会の活動について、事務局から資料(1)を基に説明があり、これに引き続いて、質疑応答を行った。
 主な意見は、下記の通り。

委員
 「特定火山」及び「富士山」についての現在の作業状況は、どのようになっているのか。

委員
 現在の作業としては、参考資料(2)および参考資料(3)のように各機関から提出されてきた資料について、担当委員を決め一つの文章にまとめる作業を行っているところである。2月20日に開催される次回(第4回)レビュー調査検討委員会までに各担当委員が取りまとめる予定である。

(2)レビューに向けた調査・資料収集について

 現在、レビュー調査検討委員会で行っている以外の調査・資料収集の項目で、今後、レビュー調査検討委員会において行った方が良いと思われる調査・資料収集の項目があれば意見を頂きたい旨の説明が事務局から有り、審議を行った。


委員
 確認だが、具体的にどのような意見を出せばよいのか。

事務局
 レビューは来年度に開始される予定であるが、来年度内にほぼまとめ上げなければならない。そのため、来年度のレビューの作業の負担を減らすために、前もってレビュー調査検討委員会で行っておいた方が良いという項目について意見を頂きたいと思う。

委員
 海外の状況調査というのは、前回の火山部会時の委員からの意見により行うこととなったと記憶しているが、このようなレビュー調査検討委員会で実施しておいたほうが良い項目についてご意見を頂きたい。

委員
 例えば、海外状況調査についてだが、どこに活火山があって、そのうちのどの火山に対して観測体制が取られているかといったことについて、各国の調査で統一が取られている方が良いと思う。

事務局
 この火山部会の資料については、現時点での取りまとめ段階のたたき台であるので、次回以降のレビュー調査検討委員会において統一的な基準で整理するようにしたい。

委員
 イタリアの海外状況の調査についてはどうなっているのか。

委員
 イタリアの状況については、現在、相手国の担当者に照会中であるが、まだ回答が来ていない。相手国からの回答を待って正確な情報を取りまとめたい。

委員
 先程の海外状況調査についての意見に対する質問だが、噴火予知や火山監視体制を取っている火山の分布が必要ということか。もしくは学術的な意味での火山の分布が必要と言うことか。

委員
 火山監視体制を取っている火山の分布ということである。

(3)平成16年度緊急調査研究の成果報告

 昨年度に実施された科学研究費補助金(特別研究促進費)の緊急調査研究のうち、火山関係と言うことで「2004年浅間火山の噴火に関する総合的調査研究」の成果について、研究代表者の中田専門委員より報告があった。

(4)その他

 測地学分科会の今後の予定について事務局より説明があった。

お問合せ先

研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)