参考資料16-2 「今後のセンサー開発の進め方について第15回海洋鉱物委員会で頂いた主な意見」

  • センサーによって進捗状況が異なっている。コバルトリッチクラストの厚さ計測センサーについては実用化にかなり近い段階にあるが、その他のセンサーについてはデータの取得までは出来るようになっても解釈の余地が原理的に残るものが多い。
  • 実際の資源探査に使うためには実証から実用化へもう1段階必要。
  • 複数のデータを重ね合わせて有望な地域を絞り込んでいく探査技術が必要。そのためにはデータを総合的に解釈する場が必要。
  • 母船とプラットフォームの関係、プラットフォームとセンサーとの関係においてインターフェースの統一が必要。
  • シップタイムの確保のためには傭船費のサポートが必要。
  • 同じ海域を長期間かけて調査するような大型プロジェクトを立ち上げるべき。
  • どの海域で何を測るのかといった明確な目標を設定して、シップタイムの使い方の綿密な検討の後、調査に臨むべき。
  • 継続的に調査を続けられる専門組織が運用部分を担うべき。
  • 理学系研究者の参加を積極的に促すべき。
  • 今後、実用化を目指すに当たっては民間調査会社への技術移転等も含めてゴールまでの道筋を議論していく場が必要。

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