資料4 第10回海洋生物委員会で出された意見

海洋生物資源確保技術高度化に関して
・第3章(5)の最後の段落(海洋生態系の調査研究の見直しに関する記述)は削除し、第2章(2)で一定の期待と今後の方向性を記述すべき。

国際協力・国際展開の強化(第3章(2))
・アジアとの関係で日本の立場を考えるべき。資源管理や情報のシェアにおいて、アジア諸国と協力・競争していかなければならない状況で、踏み込んだ考え方を提示すべき。
・サイエンスの議論を国際的なガバナンスに活かしていけるような人材育成するというような記述がよい。
・国際的な(特にアジア)リーダーシップに関する記述をすべき。
・南太平洋で、国連とも関連した取組を行うべき。
・テクニカルタームを多用して、具体的に記述すべき。
・基準や枠組みの構築には、計画段階から積極的に関与し、我が国から発信すべき。

統合的な観測・モニタリング技術の開発及び研究基盤の強化(第3章(3))
・モニタリングは一番継続性が必要で、古いプロジェクトを活かしつつ、新しいプロジェクトに持っていき、継続していくというような言葉を盛り込むべき。
・国として継続性を持って、環境をよくしていかなければならない。技術は早めに開発し、利用していかなければ、サイエンスは進まない。
・パラオ等南洋諸国とも協調すれば、国際的に強い。

海洋生物情報の量的・動的な把握・解析・予測システムの構築(第3章(4))
・日本だけのデータベースでなく、国際的な統合化を視野に入れることも盛り込むべき。
・診断して、それを回復、正常な状態に戻すという意味合いを出すべき。
・開発と保全を盛り込むべき。
・沿岸やEEZだけでなく、衛星も含めて全球規模(大洋規模)が対象であることを記述するべき。

地域の活力を活かした取組の強化(第3章(5))
・当然のことしか記述されていないので、具体的な記述をし、充実させるべき。

国際舞台で活躍できる人材の育成(第3章(6))
・学校教育と社会教育を分けて考えるべき。
・海の文化遺産を利用した海洋教育を入れると厚みが増す。
・博物館の大拡充をすれば、国民に還元、観光資源となる。

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-- 登録:平成27年10月 --