資料2 海洋資源探査の技術実証計画の検討について(案)

資料2

海洋資源探査の技術実証計画の検討について(案) 

平成23年1月 日
科学技術・学術審議会 海洋開発分科会
海洋資源の有効活用に向けた検討委員会

 1. 検討の背景

 文部科学省においては、「新成長戦略」(平成22年6月閣議決定)工程表に海洋資源の開発・普及が記載されたことを踏まえ、平成22年7月に海洋鉱物資源の探査に関する技術の実証に関する議論を開始し、同年8月に当面の進め方を取りまとめたところである。今般、平成23年度予算案に「海洋資源探査システムの実証」が盛り込まれるとともに、平成22年度補正予算において同実証の一部を前倒して実施することとなり、海洋鉱物資源の資源量把握に資する海洋調査に本格的に着手する。
 ついては、本委員会において、必要な研究開発の具体的内容、スケジュールについて議論し、5箇年程度の中長期的な技術実証計画を策定する。

2. 議論の内容

(1)探査技術開発の具体的内容とスケジュールについて

    1. 「海洋資源の利用促進に向けた基盤ツール開発プログラム」におけるセンサー等開発について
    2. 無人探査機等探査プラットフォームの開発・整備について
    3. 支援母船、無人探査機、センサーを組み合わせた探査システムとしての全体の効率的、効果的な運用について
    4. 1~3の各技術の実証及びそのための海洋調査について

(2)技術実証を実施する上で海洋調査を行うことが有効な海域について

(3)海洋資源に関する学術的課題について

(4)関係省庁との連携について

3. スケジュール

 平成23年1月28日に検討を開始し、その後委員会を3~4回程度開催して上記について議論し、平成23年6月を目途に海洋資源探査の技術実証計画を取りまとめる。

お問合せ先

研究開発局海洋地球課