資料10−3−3
米国会計年度(10月から開始)におけるIODPの科学計画、掘削船運用計画及び予算についての計画。掘削船の運用等を行う実施機関(IO:Implementation Organization)からの計画提案をIODP-MIと各IOとの間で調整し、IODP-MIがAPP案を作成。科学諮問組織の最上位委員会であるSASEC及びIODP-MI理事会の承認を経て、最終的にNSF-MEXTの主席監理官の承認を受け実施される。
IODP-MI、各IO等が行なうIODPの事業について、事業の要素毎に記載される。
「ちきゅう」は2007年9月より開始される熊野灘における南海トラフ地震発生帯掘削計画ステージ1を引き続き実施する。米国科学掘削船(ジョイデス・レゾリューション号)は改造を終了、2008年3月より国際運用を開始し、南太平洋・ベーリング海・北西太平洋シャツキー海膨での研究航海を実施する。また、欧州提供の特定任務掘削船は、昨年度より延期となったニュージャージー沖で研究航海を実施する。
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![]() 図1.研究航海実施海域 |