資料10−1−3
深海掘削委員会では、統合国際深海掘削計画(IODP)に関する我が国の基本的な方針について、深海掘削計画の推進方針、深海掘削の評価を中心に調査検討することとしている。
これまで、IODPの各年度の活動状況を整理するとともに、我が国が主導国として対処するための方針、国内推進体制及び普及施策について検討・助言を行ってきたところである。
第6回から第7回では、平成17年7月の地球深部探査船「ちきゅう」の完成に伴い、評価小委員会を設置し、深海地球ドリリング計画の中間評価を行なった。また、第8回から第9回では、平成19年9月からのIODPにおける運用開始を目指した「ちきゅう」の試験運用の状況について検討した。
今後は、引き続きIODP全体の活動状況について検討・助言を行うとともに、これまでの会議で明らかになった問題点を整理し、主導国に相応しい国内推進体制の在り方及び広報活動の在り方について、検討を行う予定である。