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資料3−3

第2回深海掘削委員会以降のIODPに関する活動について

○文部科学省(MEXT)
   ・ H16年1月26日に、IODP日米協力覚書に定められたPrincipal Officials(日:深海地球探査企画官、米:海洋地球科学部門長)が、IODP初年度年間事業計画を承認した。
H16年1月10日締め切りで、IMIより米国国立科学財団(NSF)に中央管理組織(CMO)の業務に関する企画書が提出され、文部科学省リエゾンをそのメンバーとする技術評価パネルを組織し、企画書の審査を実施。その後、H16年2月18日、19日に東京でNSFと、IMIから提出されたCMOの業務に関する企画書を審査。今月中の契約を予定。
我が省とNSF及び欧州海洋研究掘削コンソーシアム(ECORD)の三者間で署名されるECORDのIODP参加に関する覚書に関し、NSF長官署名後、平成16年2月26付けで文部科学大臣が署名、ECORDに送付した。平成16年3月16日に独ブレーメンにおいて、覚書への署名を記念して、NSFと我が省及び欧州関係者の出席の上、記念セレモニーを行う予定。
中国の参加について、平成16年3月25日、26日に、北京においてNSFと共に中国科学技術部(MOST)と準メンバー参加に関する覚書について協議の予定。

○科学諮問組織(SAS)
   ・ 平成16年3月23日から26日まで、科学計画委員会(SPC:Millard F. Coffin議長(東大海洋研教授))の第2回会合が米国ワシントンDCで開催される予定。SASパネルに係る規則の見直し結果、出版に関する指針、複数年計画(CDP)等が議題。第3回会合は平成16年6月、日本において開催する方向で検討中。
平成16年7月8日、9日に科学計画・方針監理委員会(SPPOC:玉木賢策議長(東大海洋研教授))の第2回会合がフランスのパリで開催されることが決定し、2005年度の年間事業計画(案)が承認される見込み。

○中央管理組織(CMO)
   ・ IMIにより、NSFからの提案要求(RFP)を受け、CMO業務に関する企画書の作成が行われ、NSFに対して提出。
平成16年2月20日から23日にかけ、米国テキサス州オースティンで、IODPのための教育・普及活動に関するワークショップを開催。
平成16年2月27及び28日の両日、英エジンバラにおいて日米欧の各実施機関(IO)と会議を開催、2005年度及び2006年度の年間事業計画等について協議。
平成16年3月29日、IODP札幌事務所((財)地球科学技術総合推進機構がホスト機関)が入る予定の北海道大学創成科学研究棟において、IMI総会及び理事会が行われることが決定。翌30日には、同大学理学研究棟において、IMI理事会の開催が予定。

○海洋科学技術センター(JAMSTEC)
   ・ 平成16年2月13日、JAMSTEC東京連絡所でIODP計画委員会第3回運用専門部会を開催、運用業務の進捗状況等について審議した。
平成16年2月17日から18日、MHI長崎造船所でIODP計画委員会第2回建造技術専門部会を開催、建造進捗状況等について審議した。

○地球深部探査センター(CDEX)
   ・ 下北半島東方沖で、「ちきゅう」の慣熟訓練のための事前調査(海底面状況調査及び海潮流調査)を実施中。 
平成16年2月26日に、エジンバラにおいて、IMI及び日米欧の各実施機関間の会合に出席し、FY05年度及び06年度事業計画案の作成について、意見交換を行った。

○日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)
   ・ IODP初年度の米国提供のノンライザー掘削船による航海及びECORD提供の特定任務掘削船(MSP)による北極域航海のための乗船研究者を募集し、それぞれの実施機関へ推薦した。
平成16年3月30日に、JAMSTEC横浜研究所で、国際シンポジウム「A New Science Creating by IODP in Asian Waters」を開催予定。JAMSTEC、AESTOと共催。
平成16年4月4日に、東京大学海洋研究所において、J-DESC会員による年次総会が開催され、平成15年度の活動報告や陸上掘削部会設置の承認等が行われる予定。

   

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