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深海地球ドリリング計画 |
文部科学省 |
10,383 |
8,205 |
炭化水素(石油、天然ガス等)存在域や、不安定地層、高温地帯において大深度掘削が可能なライザー掘削(海底面に噴出防止装置(BOP)を設置し、その上部に船上までつながるライザーを備え、泥水循環を行いながら掘削する方式)機能を有する地球深部探査船を建造し、統合国際深海掘削計画(IODP)の枠組みの下、安全かつ効率的な運用を行い、地球科学・生命科学に関わる研究に貢献する。 |
○巨費を投じた今までに類を見ない世界最高性能の地球深部探査船「ちきゅう」の建造は、IODP推進上重要であり、遅延を来たさぬよう着実に実施すべきである。 |
○参加国・機関の応分の負担、国際・国内管理運営の効率化等を図り運用経費の削減につとめること。
○我が国の負担(年間運用経費:120億円)に見合う戦略(研究課題とそれらの優先順位、我が国研究者の活躍の機会の拡大、アジア諸国研究者への参加機会の提供、国際的貢献、社会的貢献等の明確化)を確立すること。
○運用期間における具体的なドリリング計画の策定については、我が国の国益を十分に考慮した上で、米国等との交渉にあたること。
○プロジェクトの必要性に関して、国民に平易に説明する義務を果たす必要がある。 |