1 平成17年における審議事項と審議の経過

 第3期科学技術・学術審議会の発足により学術分科会の下に設置された本部会は、平成17年3月に審議を開始し、次の8事項を当面審議すべき事項として定めた。

  • 独立した配分機関体制の構築
  • 研究種目の見直し
  • 科学研究費補助金による若手研究者育成の充実
  • 評価結果を踏まえた支援の在り方
  • 年複数回応募の試行
  • 審査評価の充実
  • 間接経費の充実
  • 研究成果発信のための方策

 これらの審議事項のうち、平成18年度概算要求(平成17年8月)及び平成18年度科学研究費補助金の公募(平成17年9月)に審議結果を反映させるべきものについては、他の事項に先行して審議・検討を行い、独立した配分機関体制の構築、国際共同研究の支援、科学研究費補助金による若手研究者育成の充実、年複数回応募の試行、間接経費の充実について、一定の結論・方向性を得た。
 また、その他の、研究種目の見直し、評価結果を踏まえた支援の在り方、審査評価の充実、研究成果発信のための方策については、一部について議論を開始したが、引き続き審議・検討を行うこととした。
 この「中間まとめ」は、前記の「一定の結論・方向性が得られた事項」及び「引き続き審議・検討を行う事項」の両者について、これまでの審議状況をとりまとめたものである。

お問合せ先

研究振興局学術研究助成課企画室

(研究振興局学術研究助成課企画室)