資料1-3 ノーベル生理学・医学賞の受賞に関する内閣総理大臣答弁(10月4日衆議院予算委員会)

ノーベル生理学・医学賞の受賞に関する内閣総理大臣答弁

平成28年10月4日(火曜日)
衆議院 予算委員会(9時00分~9時15分)


(葉梨康弘君)
  おはようございます。自由民主党・無所属の会の葉梨康弘でございます。
  昨日、質問通告をした後に、うれしいニュースが飛び込んでまいりました。大隅教授が、日本人、三年連続ですね、すばらしいことです、ノーベル賞の医学・生理学賞を受賞されたということ。
  我々も誇らしいことですけれども、総理、この大隅教授の受賞、そして日本人に勇気を与えてくれたこの受賞について、総理の御感想をお願い申し上げたいと思います。

(安倍内閣総理大臣)
  昨日、大隅良典教授のノーベル生理学・医学賞の受賞が決定しました。
  先生の研究成果は、がんやパーキンソン病など難病に苦しむ世界じゅうの人々に希望を与えるものであり、日本人として本当に誇りに思います。
  先生は常々、誰もやっていないことに挑戦するというふうにおっしゃっておられ、そうしたチャレンジする姿勢が今回の受賞につながったのではないかと考えます。後に続く若手研究者たちへの大きな励みになるのではないかと思います。
  先生の受賞により、日本人研究者が三年連続で受賞することになりますが、日本が生物学を初めイノベーションで世界を牽引し、世界に貢献できることを本当にうれしく思います。
  今後とも、政府として、あらゆる分野でイノベーションを起こし続けることを目指して、独創的で多様な研究をしっかりと支援していくとともに、研究を担う人材育成にしっかりと力を入れていきたいと考えております。


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(研究振興局振興企画課学術企画室)

-- 登録:平成28年12月 --