5　留学生交流の推進

（前年度予算額　47,592,887千円）
　要求額　49,024,960千円

［要求要旨］

　我が国の大学の国際化の推進と国際競争力の強化、国際貢献の重要な柱である留学生交流の推進のため、平成15年12月の中央教育審議会答申「新たな留学生政策の展開について」における提言を踏まえ、1．受入れ中心の交流から相互交流をより重視し、日本人学生の海外留学支援を充実するとともに、2．留学生受入れ支援体制の整備・充実を図る。

［要求の内容］

留学生の受入れ・派遣に対する支援の充実（1,963人増）

○日本人学生の海外留学支援の充実
長期海外留学制度　60人増
短期留学推進制度　50人増
（奨学金貸与制度　1,000人増）　1,110人増

○留学生受入れ支援体制の整備・充実
学習奨励費の支給　500人増
国費留学生受入れ　353人増　853人増

（1）日本人学生の海外留学支援の充実と相互交流の推進

（前年度予算額　3,033,685千円）
　要求額　3,204,853千円

1．長期海外留学制度
　・派遣　100人　→　160人（60人増）
2．短期留学推進制度
　・派遣　635人　→　685人（50人増）
　・受入　1,950人（前年度同）
3．先導的留学生交流プログラム支援制度
　・派遣　30人（1コンソーシアム）×2プロジェクト（前年度同）

（2）私費外国人留学生等への援助

（前年度予算額　11,226,465千円）
　要求額　11,869,875千円

1．私費外国人留学生等学習奨励費
　・大学・専門学校等　11,100人　→　11,300人（200人増）
　・日本語教育機関　300人　→　600人（300人増）
2．授業料減免学校法人援助

（3）国費外国人留学生受入れの充実

（前年度予算額　23,277,933千円）
　要求額　23,761,147千円

・新規　5,325人　→　5,575人（250人増）
・継続　7,021人　→　7,124人（103人増）

（4）留学生に対する教育・研究指導の充実等

（前年度予算額　10,054,804千円）
　要求額　10,189,085千円

・日本留学試験の海外における試験実施の拡大
・地域における留学生交流の推進
・大学等における留学生への教育・研究指導の充実　等

○奨学金貸与制度（有利子）による海外留学の支援

（前年度予算額　1,200,000千円）
　要求額　2,400,000千円

・貸与人員　1,000人　→　2,000人