資料5-1 科学技術・学術審議会総会(第35回)における重要な課題の設定に関する主な意見

○ 課題解決型の重要性はイノベーション(I)に限らず、科学(S)と技術(T)にも必要。学術会議、学協会の知恵を借りて、具体的な課題(研究体制、ロードマップ等も含めて)を審議会が主導して決めていくべき。

○ 重要な課題は学際的という特徴を持っているために、分野別の研究では対処できない。新たな課題の同定と研究推進の在り方、そのための人材育成・確保等についても、審議会が主導して決めていくべき。

○ 自然科学のみならず人文・社会科学や基本的な科学技術開発においても、解決すべき重要な課題があるはずであり、大学や公的研究機関は自律的に課題を設定していくことが必要。

○ 科学技術の競争力を国の競争力につなげるために、人文社会科学と自然科学の連携をプロモートする方策が必要。

○ 科学技術・学術の視点からイノベーションを俯瞰する活動が必要。

○ 基本計画を推進していくためのマネジメント体制の構築が重要な課題。

○ イノベーションと課題解決型が一貫したビジョンであることが研究者等に受け取れられるように進めるべき。

○ 新しい社会の価値観、要請に対応するため、人材養成システムをインターディシプリナリーにすべき。自然科学だけでなく、人文社会科学も入れた一体的な教育システムを作るべき。

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