資料2-4 新学術領域研究公募研究の設定について

(1)平成21年度~24年度における公募研究の採択状況

  • 人文・社会科学系
    採択目安件数2~9件(平均5.2件)
    採択件数1~9件(平均4.5件)
    平均採択率40.3%
    領域配分額における公募研究配分額の割合1.4~16.8%(平均5.5%)
  • 理工系
    採択目安件数1~40件(平均17.9件)
    採択件数0~46件(平均19.2件)
    平均採択率25.9%
    領域配分額における公募研究配分額の割合0.0~54.4%(平均21.1%)
  • 生物系
    採択目安件数6~30件(平均16.5件)
    採択件数6~48件(平均21.1件)
    平均採択率24.2%
    領域配分額における公募研究配分額の割合7.3~58.6%(平均33.6%)
  • 複合領域
    採択目安件数4~30件(平均16.1件)
    採択件数3~34件(平均16.8件)
    平均採択率30.9%
    領域配分額における公募研究配分額の割合2.2~54.4%(平均30.2%)

(2)公募研究の設定について

○新学術領域研究は、異分野連携や共同研究、人材育成等により研究グループが提案する研究領域の研究を格段に発展させることを目的として創設された種目であり、複数の計画研究課題と公募研究課題により領域を構成することとされている。
○適切な規模の公募研究を採択することによる研究の発展及び人材育成が期待されているのであり、そのことを明確化した方がよいのではないか。
○今後、公募研究の複数応募・受給を可能とすることに伴い、領域申請における公募研究の規模に関し、例えば下記のような基準を設定することを検討してはどうか。

  • 10件または領域全体の予算額の10%のどちらかを上回ること
  • 最低基準を上回ることにとどまらず、新学術領域研究の目的及び当該領域の特性を踏まえ、当該領域の研究の幅広い発展を目指す上で必要な件数及び必要な金額とするよう努めること
  • 当該領域において特に考慮すべき事情がある場合を除き、当該領域の属する分野の平均的な採択実績を参考とすること

お問合せ先

研究振興局学術研究助成課企画室企画係

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