資料2-1 前回(第5回)研究費部会における意見概要

研究ネットワークの強化について

○ネットワークの支援や共同研究の推進に当たって、大学共同利用機関や共同利用・共同研究拠点の位置づけや、その活用について検討しなくてよいか。
○科研費だけでなく、大学共同利用機関や附置研究所も含め、科学者コミュニティという広い視野の中でネットワークの在り方を考えていくべきである。
○新学術領域研究により大学共同利用機関のネットワークを超えた新たなコミュニティが生まれる場合、科研費でサポートする仕組みも必要。
○大学の機能分化により研究活動と直接関わらない教員も研究コミュニティと繋がれるような研究者養成モデルがつくれないか。
○限られた予算の中でネットワークを固定化することは望ましくなく、5年程度のタイムスケールで研究組織をダイナミックに動かしていくことが適当ではないか。一方で領域運営の立場からは5年では短いという意見もあり、バランスをとることが必要である。
○ネットワークへの支援は、生命科学系3分野への重点的支援の在り方も踏まえ、よい方法を考えていく必要がある。
○息の長い研究も必要であり、5年間の研究期間終了後の評価を踏まえた継続を認めるとともに、基盤研究(C)程度の規模で長期間の研究ができる種目の創設を検討してはどうか。
○人件費への使用を可能とすることについて、特別推進研究において多数のポスドクを雇用している例などを考慮し、慎重に検討すべきである。
○科研費が人件費等研究の基本的インフラの部分を担うことが一般化することにより、基盤的な部分が一層しぼむことを危惧している。
○俯瞰的な意味で物事を考える機会として新学術領域研究は重要であり、その中で縦型でない相互連携のコミュニティをどう構築するのかを考える必要がある。

重複応募制限について

○制限が厳しすぎることにより、自由な発想を縛りかねない。新たなアイデアの応募を最初から制限するのは機会の多様性の確保の観点からも問題ではないか。
○重点領域研究、特定領域研究において公募研究代表者の重複応募が可能であったが、応募件数がそれと同程度と考えれば、新学術領域研究において制限を緩和してもデメリットはあまりないのではないか。
○応募件数の増を懸念するよりも優れた研究が採択されるようにした方がよい。
○重複制限の最大の趣旨は限られた研究費をより多くの研究者に配分しようということであり、これによりラボの運営が厳しくなっている中堅研究者が出ていることから、緩和には賛成だが、無制限の採択を認めることはよくない。

その他

○研究投資が競争的資金に偏る中、科学者コミュニティーからの適切な政策提言による研究推進という視点や、競争的資金では醸成されにくい暗黙知も視野に入れた支援が必要である。

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-- 登録:平成24年04月 --