資料2 前回(第2回)会合後に寄せられた委員意見

前回(第2回)会合後に寄せられた御意見

基金化について

  • 基金化のメリットの中に、年度をまたいだ契約、委託などのメリットを具体的に盛り込むべき。例えば10ヶ月かかることが自明の委託などは、4月か5月に開始しなければ年度内に終了しない。現在の制度であれば、研究の発展により、そのような委託契約の遂行が大きく貢献することがわかっても、その時期が6月以降になれば次年度まで開始できない。しかしながら、基金化されることによって、速やかに行なうことができる。
  • 科研費の総額は2,633億円であるが、現状の採択率のままであれば、ほとんど追加の予算を使わずに基金化できる。そして、全ての種目を基金化すれば、111億円を積むだけで採択率30%を達成できるというのは素晴らしいことである。この辺をもう少し強く謳ってはどうでしょうか。今般の厳しい経済情勢ではありますが、一気呵成に基金化する絶好のチャンスです。「少しの増額要求で、今後の増額要求なしに全ての種目を基金化できる」というメリットも訴えてはいかがでしょうか。

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