資料1 学術研究の推進体制に関する作業部会の設置について

平成18年11月6日
科学技術・学術審議会
学術分科会研究環境基盤部会

1.趣旨

 我が国における独創的・先端的な学術研究の総合的な推進のためには、大学等における研究組織の活性化が必要である。
 そこで、国公私立大学を通じた学術研究機関における研究体制・研究組織の今後の在り方や国による支援の在り方など、学術研究の推進体制について検討するため、研究環境基盤部会の下に「学術研究の推進体制に関する作業部会」を設置する。

2.検討事項(案)

  1. 学術研究機関における研究体制・研究組織の今後の在り方について
  2. 国による支援の在り方について
  3. その他

3.庶務

 作業部会の庶務は、関係課室の協力のもと、研究振興局学術機関課において処理する。

参考1 科学技術・学術審議会学術分科会の概要

1.設置の経緯

 中央省庁等改革の一環として、科学技術・学術関係の6審議会(航空・電子等技術審議会、海洋開発審議会、資源調査会、技術士審議会、学術審議会、測地学審議会)の機能を整理・統合し、平成13年1月6日付けで文部科学省に科学技術・学術審議会が設置された。学術分科会は、同審議会に設置された6つの分科会のうちの1つである。

2.所掌事務

 学術の振興に関する重要事項を調査審議すること。(科学技術・学術審議会令第5条)

3.組織図(学術分科会関連のみの抜粋)

組織図

参考2 今後の学術研究の推進体制に関する検討について

平成18年11月6日
科学技術・学術審議会
学術分科会研究環境基盤部会

1.趣旨

 我が国における独創的・先端的な学術研究の総合的な推進のためには、大学等における研究組織の活性化が必要である。
 そこで、研究環境基盤部会において、国公私立大学を通じた学術研究機関における研究体制・研究組織の今後の在り方や国による支援の在り方など、学術研究の推進体制について、検討を行う。

2.検討方法

 研究環境基盤部会の下に「学術研究の推進体制に関する作業部会」を設置し、詳細な議論を行う。
 なお、現在実施している部会委員による附置研究所等の訪問は引き続き実施し、作業部会及び部会の審議に資する。

3.スケジュール

平成18年11月6日 研究環境基盤部会 作業部会の設置
平成18年11月~平成19年1月 作業部会を3回程度開催
平成19年1月 研究環境基盤部会 作業部会の審議状況報告
平成19年2~3月 作業部会を1回程度開催
平成19年3月 研究環境基盤部会 作業部会の審議状況報告
平成19年3月~6月 作業部会を2回程度開催
平成19年6月 研究環境基盤部会 中間まとめ
平成20年度当初 研究環境基盤部会 最終報告

4.検討の主な論点

○ 今後の研究組織の在り方
 ・研究組織の意義・役割の再定義、今後の方向性
 ・全国共同利用の意義・役割、今後の方向性 等
○ 国による研究組織への関与のあり方
 ・国立大学法人の附置研究所等を中期目標、中期計画の記載事項とすることの意義、適否 等
○ 国による研究組織への支援の在り方
○ 大型研究プロジェクトの進め方

お問合せ先

研究振興局学術機関課