No. | 法人名 | 研究所・センター名 | 事業名 | 事業概要 | 採択年度 | 期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道大学 | 低温科学研究所 | 地球惑星雪氷圏研究創出事業 | 地球の気候・環境システムと他惑星の環境形成とを比較して論ずる新たな学問分野の開拓を目指して、太陽系惑星の起源に関する研究及び地球と他惑星の雪氷圏比較研究を推進する。 | 平成17年 | 5年 |
2 | 北海道大学 | 電子科学研究所 | 次世代生命科学研究領域開拓プロジェクト-複雑系動的生命像を目指して- | DNAから生命体までの階層性と、それらの間の自己組織的かつダイナミックな相互作用を軸とした複雑系としての生命全体像の理解を主眼に置き、新たな動的観点からの生命科学分野を開拓する。 | 平成17年 | 3年 |
3 | 北海道大学 | 遺伝子病制御研究所 | 感染発癌制圧への包括的戦略研究創出事業 | 発癌微生物感染を基盤とする細胞癌化機構の理解を通じて、病原体-宿主細胞間相互作用の特異的遮断による感染癌の免疫療法、分子標的治療法の開発を推進する。 | 平成17年 | 2年 |
4 | 北海道大学 | 量子集積エレクトロニクス研究センター | 知的量子担体(IQチップ)研究開発事業 | 次世代情報通信材料である知的量子担体(IQチップ)の研究開発を戦略研究プロジェクトとして位置付け、国内外の研究者との共同研究・討論を通して、IQチップ開発事業を強力に推進する。 | 平成17年 | 2年 |
5 | 北海道大学 | エネルギー変換マテリアル研究センター | エネルギー変換媒体材料の開発事業 | 本学が有する世界唯一の「マルチビーム超高圧電子顕微鏡」を主体的に使用し、欧米の最先端研究者と国際共同利用し、クリーンエネルギー変換媒体材料の開発を行なう。 | 平成17年 | 2年 |
6 | 北海道大学 | 電子科学研究所 | 次世代ナノ加工・分析技術創成研究創出事業 | 本事業は、北海道大学の持つ高いナノテクノロジー研究の活力と大型設備・先端装置を有機的に利用して、ボトムアップ型とトップダウン型ナノテクノロジーを融合した次世代ナノテクノロジーを創成するものである。 | 平成17年 | 3年 |
7 | 室蘭工業大学 | 環境科学・防災研究センター | 地球と地域環境の生態系保存創生事業 | 環境産業都市を提唱する室蘭市のPCB処理事業と連携し、環境汚染物質の評価、環境モニタリングを行う。環境汚染物質評価、処理、リスク評価についての教育・研究の充実を図り、成果を地域住民へ情報発信する。 | 平成17年 | 3年 |
8 | 帯広畜産大学 | 原虫病研究センター | 人獣共通原虫病の制圧 | 新興・再興感染症の基礎から対策研究を網羅する「新興・再興感染症研究ネットワーク」の形成に、クラスターのメンバーとして参画し、食の安全確保を目的とした原虫病研究を中心とする家畜感染症制圧のための事業。 | 平成17年 | 5年 |
9 | 旭川医科大学 | 遠隔医療センター | 医療情報インテリジェントデータベースシステムの研究開発 | 独立・分散している膨大な患者データを基に有機的データベースを作成・管理することでスピ-ディかつ信頼性の高いインテリジェントデータベースの研究開発を行い、診断及び治療法の決定を迅速に行う患者本位の医療の実現を目指すものである。 | 平成18年 | 2年 |
10 | 北見工業大学 | 未利用エネルギー研究センター | バイオ資源メタン化とそのハイドレート化に関する研究創出事業 | 有機廃棄物をエネルギー資源として活用するため、廃棄バイオ資源の消化ガス化を進めると共に生成するメタンガスの濃縮技術と、寒冷地域の特性を生かしたメタン貯蔵技術の開発を行う。 | 平成17年 | 2年 |
11 | 弘前大学 | 農学生命科学部、同附属生物共生教育研究センター、理工学部、遺伝子実験施設、総合情報処理センター、地域社会研究科 | 世界遺産・白神山地生態系の総合的研究 | 白神山地は、類例のない自然の原生度のために世界遺産に登録された。本研究は、自然生態系を中心に白神山地の全貌を総合的に明らかにし、失われた日本の自然生態系の解明の一端を探るとともに、青森県や関連研究機関等と連携を図りつつ、永続的な自然環境保全・保護及び自然との共生(利用)を推進する。 | 平成18年 | 5年 |
12 | 東北大学 | ニュートリノ科学研究センター | 低エネルギー・ニュートリノ高精度・精密検出プロジェクト | 岐阜県神岡のニュートリノ観測装置「カムランド」をさらに高精度・高精密装置に改良し、ニュートリノ質量の高精度決定、ニュートリノ太陽物理学の開拓、及び地球内部起源反電子ニュートリノの初検出によるニュートリノ地球物理学の創始を目指す。 | 平成17年 | 5年 |
13 | 東北大学 | 医学系研究科 | 人獣共通感染症病原体の病原性の分子基盤の解明 | プリオン病やSARS(サーズ)をはじめとする人獣共通感染症の病原体がどのようなメカニズムで増殖し、その増殖過程がヒトと動物で異なるのか、その増殖を規定している因子はなにかという病原性の分子基盤を解明することにより、人獣共通感染症の予防と制御が可能となる。本事業は、人獣共通感染症の病原性分子基盤を解明することである。 | 平成17年 | 5年 |
14 | 東北大学 | 電気通信研究所 | ナノエレクトロニクス国際共同研究拠点創出事業 | 21世紀に求められる高度な情報通信を実現するため、ナノエレクトロニクス情報デバイスと情報通信システムの構築を推進する国際共同研究体制を構築し、ナノエレクトロニクス分野の世界における拠点の創出・確立を目指す。 | 平成17年 | 5年 |
15 | 東北大学 | 金属材料研究所 | ナノマテリアル機能創製研究事業 | 21世紀におけるエネルギー・環境、生体、情報・通信、高度安全空間等に必要な機能を創製するため、最先端科学・工学の基盤となるナノマテリアル機能創製研究の推進を重点的に図り、社会の持続的発展の貢献を目指す。 | 平成17年 | 5年 |
16 | 東北大学 | 加齢医学研究所 | 加齢に伴う疾患の生物学的、医工学的診断・治療法の創出事業 | 21世紀医学の最重点課題で社会的関心も高い主要臓器の加齢に伴う疾患の制御とその総合的センターとして全国拠点の地位を果たすと同時に、地域に開かれた拠点として機能することを目指す。 | 平成17年 | 5年 |
17 | 東北大学 | 流体科学研究所 | 流体科学研究世界拠点形成事業 | 世界に誇る先導的研究設備をコアとした流体科学に関する国際共同研究を積極的・重点的に展開することにより、流体科学における世界レベルでの学術研究の進展とその拠点としての地位を築くことを目指すものである。 | 平成17年 | 5年 |
18 | 東北大学 | 多元物質科学研究所 | 多元物質科学学術基盤の研究創出事業 | 多元物質科学の学術基盤であるプルジェクトを重点的にかつ積極的に取り組み、シーズ研究を発掘・萌芽させ、次代を担う若手研究者を育成し、当該分野での世界的研究拠点としての役割を果たすことを目指すと共に、独自の海外若手人材受入制度の確立にも努める。 | 平成17年 | 5年 |
19 | 東北大学 | 惑星プラズマ・大気研究センター | 巨大惑星の宇宙現象と惑星環境解明プロジェクト | 惑星圏で生じている未知の宇宙現象と、惑星の成り立ちを支配している惑星環境を地上からの電波と光による同時遠隔観測から解明する。本事業は、本学独自の装置による観測研究に加え、国内外の研究機関との共同研究によって推進される。 | 平成17年 | 5年 |
20 | 筑波大学 | 陸域環境研究センター | 地球温暖化に伴う植生の変化が地下水涵養機構に与える影響に関する研究 | 地球温暖化に伴って予想される植生の変化が地下水涵養機構を通じて陸域環境に及ぼす影響を水・物質循環の観点から明らかにし、社会的要請の強い「水資源の保全」や「健全な水循環の確保」を考える上での科学的根拠を明らかにする。また、本事業の基盤をなす四半世紀にわたる熱収支・水収支観測データベースを構築し、「地球観測システム(GEOSS)10年実施計画」に寄与する。 | 平成17年 | 6年 |
21 | 筑波大学 | 学際物質科学研究センター | 学際的連携融合による物質科学研究創出事業 | 工学と理学の枠を越えた連携と融合により、物質創成、融合物性、ナノ制御の分野に特化した学際的物質科学研究を推進し、比類なき新物質、新技法、新概念を創出する。 | 平成17年 | 5年 |
22 | 筑波大学 | プラズマ研究センター | 全国大学連携電場閉じ込めのプラズマ物理研究創出事業 | 安定で高温・高密度プラズマ閉じ込めの学術解明に直結する1.電位・電場効果の定量的評価を行い、2.種々のプラズマ閉じ込め形式に普遍的な、閉じ込め向上の物理を解明する。 | 平成17年 | 5年 |
23 | 筑波大学 | 陽子線医学利用研究センター | 陽子線治療高度化研究創出事業 | 陽子線治療システムの高度化を目的として、(1)陽子線照射法の高度化(2)治療計画プログラムの高度化、高速化(3)照射ガントリーの小型化のための技術開発を行う。 | 平成17年 | 5年 |
24 | 筑波大学 | 知的コミュニティ基盤研究センター | 知的コミュニティ基盤構築に関する研究創出事業 | 本事業は、ネットワーク上で形成される多様なコミュニティについて、それらに必要な知的情報基盤を構築し、コミュニティの一層の発展に貢献する。 | 平成17年 | 5年 |
25 | 筑波大学 | 先端学際領域研究センター | 先端学際領域研究創出事業 | 先端学際領域研究センター(TARAセンター)におけるプロジェクト(TARAプロジェクト)の実効をあげるため、1.研究補助員の配置及び2.研究者の海外派遣・情報発信の戦略的支援を行う。 | 平成17年 | 5年 |
26 | 筑波大学 | 研究基盤総合センター | 高度制御量子ビーム応用研究創出事業 | 研究基盤総合センター応用加速器部門におけるRIビーム、クラスタービーム、マイクロビーム等の高度制御量子ビームの開発を推進し、マイクロ・ナノ工学、環境対応研究、生物・医学への新たな応用の展開を図る。 | 平成17年 | 5年 |
27 | 群馬大学 | 重粒子線医学研究センター | 重粒子線を利用した世界最先端医療技術の研究開発 -小型重粒子線照射施設の整備- |
放射線総合医学研究所により研究開発された小型重粒子線治療装置を「技術実証機」として設置し、世界最先端の高度重粒子線治療技術の研究開発及び全国普及を推進する。 | 平成18年 | 3年 |
28 | 千葉大学 | 真菌医学研究センター | 新興真菌症・放線菌症の対策に関する基礎研究 | 高度病原性、高伝播性、難診断・難治性の新興真菌症、放線菌症の制圧を目標にして、真菌症・放線菌症の基礎研究および分子疫学研究を行うと共に、感染症の次世代型研究基盤の整備や情報収集活動、情報の社会還元に貢献することを目指す。 | 平成17年 | 2年 |
29 | 千葉大学 | フロンティアメディカル工学研究開発センター | 医療画像の総合診断システム構築と臨床応用研究創出事業 | 医療の高度化に伴い臨床現場では経験不足、技量未熟な医師による医療過誤が大きな社会問題となっている。本研究センターでは、このように高度化する医療、特に多様な医用画像を一元的に管理し医療過誤を低減する研究に取り組んでいる。その一環として複雑な医療技術を取得するためVR(バーチャルリアリティ)を用いた医師のトレーニングシステムを開発している。 | 平成17年 | 2年 |
30 | 東京大学 | 医科学研究所、生産技術研究所、分子細胞生物学研究所、先端科学技術研究センター、地震研究所、宇宙線研究所、物性研究所、海洋研究所、東洋文化研究所、社会科学研究所、史料編纂所 等 | 21世紀学際研究創出事業 | 21世紀に実現すべき学際的な研究の方向性探査、及び次世代の先端的研究創出に向けたプロジェクト研究を全学的ネットワークで実現する。 | 平成17年 | 5年 |
31 | 東京医科歯科大学 | 硬組織疾患ゲノムセンター | 硬組織疾患研究プロジェクト | ゲノム解析に基づく個々の疾患の性質を理解し、個人に最適な治療を行うテーラーメイド医療の実現を目指すとともに、トランスレーショナル・リサーチへの発展を実現。 | 平成17年 | 5年 |
32 | 東京工業大学 | 都市地震工学センター、資源化学研究所、精密工学研究所、応用セラミックス研究所、原子炉工学研究所 | 首都圏大震災軽減のための実践的都市地震工学研究の展開 | 首都圏で危惧される大震災を軽減するため、本学の都市地震工学センターを拠点とし、周辺大学や行政機関と連携をとり、首都圏大震災軽減のための実践的研究を緊急に実施し、その成果を社会に発信する。 | 平成17年 | 5年 |
33 | 東京工業大学 | 原子炉工学研究所 | 次世代調和型原子力システムの研究 | 革新的原子力システムの確立に役立つ技術的課題を研究する。本研究を推進するために必要な核反応データの取得・核燃料サイクル技術の開発等の研究開発とこれからの原子力を担う人材育成のために、東海・大洗地区に研究拠点を整備する。 | 平成18年 | 5年 |
34 | 電気通信大学 | レーザー新世代研究センター | 物質と光のコヒーレント制御研究創出事業 | この事業では、物質と光の双方のコヒーレント制御研究を発展させ、光と物質の波動および量子的な極限の物理、新しい非線形光学などの学問分野創成と、アトムチップ、ナノコンポジットデバイス開発などのコヒーレンス性を活用した応用分野の開拓を行う。 | 平成17年 | 4年 |
35 | 一橋大学 | 国際共同研究センター北京事務所 | 中国における産学官連携活動推進事業 | 中国北京に海外拠点を形成し、国際的な(特に日中間)産学官連携の推進を担い、日中関係の発展を目指す。また、現地で有能な人材の獲得、大学による出版・広報活動を通じ、大学の活性化を図る。 | 平成17年 | 5年 |
36 | 一橋大学 | 経済研究所 | 日本及び世界経済に関する理論的・実証的研究の多角的高度化推進事業 | 景気予測基礎方法論、ミクロ計量分析、効率的資源配分等の共同研究の多角的高度化を推進し、その成果であるデータベースを公開し、制度設計に基づき政策提言する。また、政府ミクロデータの全国的提供を促進する。 | 平成17年 | 5年 |
37 | 横浜国立大学 | 工学研究院 | 次世代ナノマシン創出のためのナノミクロ機能融合システム研究拠点の形成 | 本学が有する世界最高水準のナノ光造形技術および原子・分子レベルのナノ構造制御技術と、地域企業の技術開発力を協働させて、医療、ITなど幅広い応用が期待される次世代ナノマシン群を創出するナノミクロ融合研究および人材育成の拠点を形成する。 | 平成17年 | 2年 |
38 | 長岡技術科学大学 | 高性能マグネシウム工学研究センター | 高性能マグネシウム工学研究センター素材創製工学研究部門における事業の推進 | 新設した素材創製工学研究部門と既存の製品成形加工工学研究部門が連携し、次世代構造材料として期待されるマグネシウム合金の品質向上と安定供給の確立を目指し中国の国家プロジェクトと連携し学術研究を行う。また第2回目のEast Asian Symposium on Mg Alloysを本センターが中心となって開催する。 | 平成17年 | 5年 |
39 | 長岡技術科学大学 | 極限エネルギー密度工学研究センター | 戦略研究プロジェクト推進 -ハイブリッドナノ粒子研究創出事業- |
本学開発の「パルス細線放電法」を活用し、他の方法で作製できない物性を有するハイブリッドナノ粒子を創出し、本学の材料シーズと融合させ、地域産業ニーズを満たす戦略的技術開発を狙う。 | 平成17年 | 2年 |
40 | 富山大学 | 水素同位体科学研究センター | 新規水素機能性材料研究の創出事業 | 本事業は、「水素同位体」という観点から燃料電池要素材料及び核融合炉材料の開発研究を総合的に取り扱い、創造的・革新的な水素エネルギーシステムの実現に向けた新規水素機能性材料の創出を目指すものである。 | 平成17年 | 5年 |
41 | 金沢大学 | 自然計測応用研究センター(低レベル放射能実験施設) | 極低レベル放射能測定による新領域の開発と全国共同利用微弱放射能測定拠点の形成 | 自然計測応用研究センター(低レベル放射能実験施設)において、旧尾小屋鉱山トンネル内測定室の放射能測定レベルを高度化し、世界レベルの環境放射能研究、高純度物質の放射能汚染評価、放射性核種を利用する新研究領域の開発等を推進するとともに、将来、全国共同利用微弱放射能測定拠点の形成を目指す。 | 平成17年 | 5年 |
42 | 福井大学 | 遠赤外領域開発研究センター | テラヘルツ帯高出力光源-ジャイロトロンの開発による研究推進 | 福井大学で独自に開発している唯一無二のテラヘルツ帯高出力光源「ジャイロトロン」のさらなる高周波化を行い、1テラヘルツのブレークスルーを達成すると共に、緊急の課題である「テラヘルツ帯を含む遠赤外領域の高出力技術開発研究」を推進するため各々の開発技術に特化した光源の開発を行う。 | 平成18年 | 4年 |
43 | 山梨大学 | クリーンエネルギー研究センター | 持続可能な地球環境を目指す燃料電池開発プロジェクト | 新エネルギーである次世代燃料電池の実用化を目指して、電気化学、触媒科学、金属・無機材料科学、高分子材料科学、化学・システム工学の領域にまたがる研究を推進し、「燃料電池工学」の研究拠点形成、革新的研究、人材育成を実施する。 | 平成17年 | 5年 |
44 | 山梨大学 | クリスタル科学研究センター | ナノ構造制御クリスタル科学研究事業 -結晶材料研究にかかわるオープンラボ・システムの構築- |
世界唯一の結晶材料研究にかかわるオープンラボ・システムを構築し、国内外の研究機関や企業の研究者の受入れ、異分野の研究との融合研究の促進、産官学共同研究の推進を図る。地域貢献として、特に地場産業「宝石・貴石」に係る結晶材料の研究指導・交流のセンターを目指す。 | 平成17年 | 5年 |
45 | 岐阜大学 | 工学部 | 人間科学を基礎とした次世代ヒューマン-マシン・エンジニアリングの創生事業 | 人間科学の最新の知見と最新の機械技術・情報技術を融合することによって、人間と機械とのより親密なインタフェースをもった次世代ロボットシステム及び人間支援システムを構築する。 | 平成18年 | 4年 |
46 | 静岡大学 | 電子工学研究所 | 画像ナノエレクトロニクス研究創出事業 | これまでの「画像工学」に「半導体及び真空ナノテクノロジー」を融合し、21世紀究極のビジョンサイエンスである「画像ナノエレクトロニクス」の創出を目指す。 | 平成17年 | 3年 |
47 | 名古屋大学 | 環境医学研究所 | 環境ストレスによる重大な健康障害に対する革新的な予防法創出事業 | 加速する高齢化と生活・労働様式変化、自然環境破壊の中で急増しつつある健康障害のメカニズムを解明し、革新的な予防法を創出する。特に、突然死の主要な原因である重症不整脈の発生を未然に防ぐ装置・手段と、臓器特異的な物質輸送による脳機能保護の技術を開発する。 | 平成17年 | 5年 |
48 | 三重大学 | 医学系研究科、生命科学研究支援センター | 炎症性血管病変による神経機能障害のメカニズムの解明 | 脳血管障害の要因である炎症性血管病変による神経機能障害のメカニズムを解明するため、(1)炎症性血管病変の分子機構、(2)神経機能障害の分子機構、および(3)障害神経機能の修復再生機構を明らかにする研究を行う。 | 平成18年 | 3年 |
49 | 滋賀医科大学 | 動物生命科学研究センター | 人獣共通感染症に関する基礎研究連携事業-ワクチンの開発・評価- | 本学では、遺伝的・微生物学的に制御されたカニクイザルを作成・維持する技術とサル専用のP3施設を有している。これらを使用して、インフルエンザ・SARS(サーズ)・BSE等人獣共通感染症に対するワクチンを他大学と共同で開発し、効果判定を行う。 | 平成17年 | 4年10ヶ月 |
50 | 京都大学 | ウイルス研究所 | 新興・再興ウイルス感染克服研究連携事業 | 新興・再興感染症に対処するための包括的な研究体制である新興・再興感染症研究ネットワークにおいて、ウイルス感染症の基礎研究、モデル動物の確立、新規治療薬の開発、及び治療法の創生を行う。 | 平成17年 | 5年 |
51 | 京都大学 | 再生医科学研究所 | 再生医科学研究所附属幹細胞医学研究センターにおける、新たなES細胞(臨床応用用ES細胞)樹立のプロジェクト研究 | 臨床利用が可能な高品質ヒトES細胞の樹立と分配、及び品質保証システムの構築とES細胞の免疫拒絶克服の最善法である体細胞の再プログラム化研究(核移植クローン胚ES細胞の樹立研究等) | 平成17年 | 5年 |
52 | 京都大学 | 化学研究所 | 超臨界二酸化炭素ナノポーラスエラストマー創製事業 | 高分子材料の内部にナノスケールの多孔質構造を持つ新材料を創製する。これにより、軽量化や省資源化のみならず、高弾性、高断熱性を獲得するため、光デバイスや生体活性組織などへの応用が期待できる。 | 平成17年 | 5年 |
53 | 京都大学 | 霊長類研究所 | リサーチ・リソース・ステーション(RRS) -環境共存型飼育施設による新たな研究用霊長類創出プロジェクト- | 本事業は、ヒトへの進化を明らかにすることを目指した霊長類研究推進のため、新たな研究用霊長類を創出・育成するものである。飼育施設は、予算措置を受け平成17年度末に竣工する予定であるが、その後早期に母群導入・繁殖を開始し、新たな研究用霊長類の創出・育成体制を確立するものである。 | 平成18年 | 5年 |
54 | 大阪大学 | 社会経済研究所 | 中国香港科学技術大学実験ビジネス研究センターとの連携による経済実験プロジェクト | 中国香港科学技術大学実験ビジネス研究センターと大阪大学社会経済研究所行動経済学研究センターとが、同じデザインの実験・アンケートを実施し、日本と香港という二つのアジア地域における人々の経済行動特性を比較研究する。 | 平成17年 | 5年 |
55 | 大阪大学 | レーザーエネルギー学研究センター | 相対論光科学研究創出事業 | 関連研究機関との連携協力により既存の高出力レーザーを世界最高輝度の10ペタワットレーザー装置に増強し、全国共同利用施設の主力装置として国内外の研究者に提供するとともに、共同研究により新しい光・量子放射源を開発し、相対論的光科学の学理を探求する。 | 平成17年 | 5年 |
56 | 大阪大学 | 超高圧電子顕微鏡センター | 超高圧電子顕微鏡を中核とする新しい病理診断法の研究創出事業 | 生体組織中の微量元素分布をナノ分解能で計測する手法を開発する。微量元素の堆積と因果関係がある疾病に対し、新しい診断法を確立すると共に、環境微粒子による生体汚染を計測調査する。完成した装置は超高圧電子顕微鏡連携ステーションでの利用に供する。 | 平成17年 | 5年 |
57 | 大阪大学 | 極限科学研究センター | 極限ナノ物性研究創出事業 | 極限科学研究センターに既設の装置を用いて、微細構造作製技術で新規材料物質を合成し、高圧、強磁場により評価および電子制御を行い、新しいデバイス等の開発を目指す。 | 平成17年 | 5年 |
58 | 大阪大学 | ラジオアイソトープ総合センター | 全学放射線取扱者研究推進支援事業 | 大阪大学に22ある放射線施設における安全管理の徹底と4,700名を超える放射線業務従事者に対する教育研究支援を推進するための事業。 | 平成17年 | 5年 |
59 | 岡山大学 | 資源生物科学研究所 | 遺伝子解析による作物の創出と研究開発 | 将来多くの作物に適用できると考えられる有用遺伝子を数多く単離、解析することで、地域的にも育成されているコムギ、オオムギなどの品種改良や品種検定に向けた基礎研究を確立する。 | 平成17年 | 3年 |
60 | 広島大学 | ナノデバイス・システム研究センター | ナノエレクトロニクスの融合型応用分野開拓事業 | 超大規模の情報処理を可能とする革新的なナノエレクトロニクスの研究を推進し、半導体と無線通信技術を融合した新概念の三次元集積システムを基盤技術として、これらの成果を、バイオ技術やロボット技術などの今後重要となる分野に応用して、領域融合による新応用技術分野の開拓を推進し、これにより学術および社会に貢献する。 | 平成17年 | 3年 |
61 | 徳島大学 | ヘルスバイオサイエンス研究部 医学部・歯学部附属病院「食と健康増進センター」 |
食嗜好性の分子基盤確立と食機能評価システム創出事業 | 個人の食に対する嗜好性を決める遺伝子の同定、さらには食応答や栄養感知システムネットワーク形成の科学的な分子基盤を確立し、食機能の評価システムを構築する。 | 平成17年 | 4年 |
62 | 愛媛大学 | 無細胞生命科学工学研究センター、医学部、農学部、工学部等 | 新興病原微生物対策の新規基盤研究 | 本学で世界に先駆け開発した無細胞タンパク質合成法を応用し、新興病原微生物に対応できるゲノムワイドな診断薬や治療薬開発に向けた汎用性をもつ世界標準の基盤技術の確立を目指す。 | 平成17年 | 2年 |
63 | 愛媛大学 | 地球深部ダイナミクス研究センター | 大型超高硬度ナノダイヤモンドおよび関連物質の合成と評価 | 本学地球深部ダイナミクス研究センターで世界に先駆けて開発されたナノダイヤモンド焼結体合成法の発展により、さらに良質で大型の多結晶体の合成と評価を行う。また、同様の手法を他の超硬物質に適用することにより、様々な機能をもつ新しい超硬材料の開発を行いその実用化をめざす。 | 平成17年 | 3年 |
64 | 高知大学 | 理学研究科、黒潮圏海洋科学研究科、医学系研究科 | 環境調和型物質変換プロセスの構築によるニューマテリアルの創成事業 | 領域横断的研究教育ネットワークを整備し、革新的な環境調和型物質変換プロセスの構築、その応用としての画期的なファンクショナルマテリアル/バイオマテリアルの創出を目指す。 | 平成17年 | 4年 |
65 | 高知大学 | 農学部、黒潮圏海洋科学研究科、医学部 | 「黒潮流域圏総合科学」の創成 -生物資源再生産機構の解明と環境保全型食糧生産システムの構築- |
高知県の山・川・海・海底に由来する豊かな自然環境と資源は「黒潮がもたらす恵み」である。その恵みを生み出す「流域圏」について、「環食同源」をキーワードに自然科学・社会科学・医学の面から総合科学的に研究する。 | 平成18年 | 3年 |
66 | 九州大学 | 超高圧電子顕微鏡室 | 原子、分子を要素とする素子・材料創製・解析技術の開拓 | ナノスケールの構造解析を行うための超顕微・分光技術を開発し、原子・分子の詳細なる状態解析を推し進め、それを通して新たな素子・材料の創製・開発に繋げていく。 さらに、超高圧電子顕微鏡連携ステーションの設立を目指す。 |
平成17年 | 5年 |
67 | 九州大学 | 生体防御医学研究所 | 感染症研究施設大学連携事業 -新興・再興感染症研究ネットワーク- |
収集された資料、情報を元に病原微生物・毒素のゲノム解析を行い、病原微生物タンパクの立体構造解析を行う。その成果に基づいてワクチン・タンパク設計を行い、ワクチン効果の向上を目指す基礎研究を遺伝子操作マウスを用いて推進する。 | 平成17年 | 5年 |
68 | 佐賀大学 | 理工学部、農学部、医学部、経済学部、文化教育学部、低平地研究センター、海浜台地生物環境研究センター、総合分析実験センター | 有明海総合研究プロジェクト | 5年間と時限を区切って有明海環境に関連する問題について総合的に研究を行い、有明海の環境保全と有明海沿岸域の持続的発展を可能にするための研究拠点としての事業を進める。 | 平成17年 | 5年 |
69 | 熊本大学 | 医学薬学研究部・エイズ学研究センター | 臨床医学疫学研究機関連携事業 | 新興再興感染症研究国内研究拠点ネットワークにおける「ヒトを対象とした新興再興感染症の臨床医学疫学研究(臨床医学疫学研究クラスター)」に参画し、感染症に対する戦略的な研究等を行う。 | 平成17年 | 5年 |
70 | 熊本大学 | 工学部 | ナノスペース電気化学研究創出事業 | 電気化学、ナノ構造体合成、界面や集合体物性などの異分野の融合によって、ナノテクノロジー基盤産業科学技術としてのナノ界面物性科学の創生とその応用としてのナノ空間で動作する電気化学デバイスの創成を図る。 | 平成17年 | 3年 |
71 | 大分大学 | 附属病院 | 大学病院における治験推進モデル組織の構築 -豊の国臨床試験推進ネットワークモデル事業- |
大学病院による地域住民及び地域の一般医療機関への強固な臨床試験支援体制を構築することにより、拡充・発展可能性の高い臨床試験ネットワークを確立し、大学病院の方向性を示すモデル事業とする。 | 平成18年 | 3年 |
72 | 宮崎大学 | フロンティア科学実験総合センター、医学部、農学部 | 生体活性物質の構造・機能解析のための学部横断的研究の推進 | 21世紀COEプログラムによって得られた研究成果と育成された人材を活用して、生体システムの制御機構の解明のため、ヒト・家畜・伴侶動物・微生物・農産物などの各種生体活性物質の構造・機能に関する基盤的及び研究を学部横断的に推進する。 | 平成17年 | 5年 |
73 | 鹿児島大学 | フロンティアサイエンス研究推進センター | 異種移植の研究推進事業 | 鹿児島大学で開発した医用ミニブタの遺伝子改変による異種移植ドナー作成の応用研究および安全性確立のための内在性レトロウイルス制御の研究推進を行う。 | 平成17年 | 3年 |
74 | 琉球大学 | 遺伝子実験センター 医学研究科 |
新興・再興感染に対する粘膜ワクチンの開発研究 | 発展途上国での新興・再興感染の予防と制圧のために、経口・経鼻等で簡便に接種できる新規粘膜ワクチンの開発を目指す。また、安全かつ有効なワクチンの迅速な開発のために粘膜免疫機構を解明する。 | 平成17年 | 5年 |
75 | 奈良先端科学技術大学院大学 | 情報科学研究科 | 超高速ディペンダブルネットワーク環境での複合現実感研究創出事業 | 次世代ネットワーク研究と高速ネットワークアプリケーションとしての複合現実感研究を一体的に推進し、新たな研究領域「超高速ディペンダブルネットワーク環境での複合現実感研究」の創出を目指す。 | 平成17年 | 4年 |
研究振興局学術機関課
-- 登録:平成21年以前 --