平成19年4月3日
学術研究推進部会
人文学及び社会科学は、人々の思索や行動あるいは社会的な諸現象の分析・考察を通して、人間の精神生活の基盤を築き、日々の営みに希望や行動の手がかりを与えるとともに、社会的合意形成や社会的諸問題の解決に寄与する学問領域であり、その社会的な役割はきわめて大きい。
人文学及び社会科学が果たす社会的機能を最大限発揮させ、我が国社会の発展の基盤の形成に資するため、「人文学及び社会科学の振興に関する委員会(仮称)」を設置し、人文学及び社会科学の研究の社会的な意義や特性を明らかにした上で、学術研究に対する支援方策に加え、研究成果の社会還元の在り方や現代的な課題に対応した研究への支援方策の可能性等について検討する。
(1)人文学及び社会科学の学問的特性について
(2)人文学及び社会科学の社会との関係について
(3)学問的特性と社会との関係を踏まえた人文学及び社会科学の振興方策について
「人文学及び社会科学の振興に関する委員会(仮称)」を設置し、本部会の委員、臨時委員を分属するとともに、新たに、人文学関係の専門委員数名と社会科学関係の専門委員数名とを任命する。
なお、専門委員については、審議事項に応じて出席を要請するものとする。
7月下旬~8月上旬 | 第1次報告 |
年度内 | 第2次報告 |
研究振興局振興企画課学術企画室