国立大学法人附置研究所・研究施設について

附置研究所

20大学59研究所(うち全国共同利用型 10大学19研究所)

○ 特定の研究領域に特化して、あるいは新たな研究領域の開拓を目指して、集中的に研究を深めたり、一定の広がりのある研究領域を対象に継続性をもって長期的に研究を進める機関として設置されている。

○ 大学の基本組織である学部、研究科と並ぶ組織として位置付けられており、大学の特色や個性を打ち出す重要な役割も果たしている。さらに全国共同利用の附置研究所は、大学を横断する当該分野全体の研究活動の拠点としての役割を担っている。

○ 我が国の学術研究の中核的研究拠点として、各大学の中期目標に位置付けられている。

研究施設

○ 学部及び研究科において、それぞれの特定の目的の研究を推進するために附属の施設を設置したのが始まりであり、その発展形態として、一部局を超えて学内の共同利用に供するために学部等から独立した組織(学内共同教育研究施設)や、大学の枠を越えて全国の当該分野の研究者の共同利用に供する組織(全国共同利用施設)等が整備されている。

○ 役割・機能別に分類すると概ね

  1. 先駆的・先導的な研究目的の達成を目指した時限的プロジェクト研究を行う各大学の戦略的研究拠点となる施設
  2. 動物実験、遺伝子実験、RI実験、機器分析など研究支援的な役割を担う施設
  3. 共同研究センターなど産学連携の拠点となる施設
  4. 情報処理施設など幅広い研究者の利用に供する施設

 等に分類される。なお、これらの研究施設について、法人化後は各大学の判断で、研究施設の設置改廃が可能となっている。

○ このほか、全国共同利用の研究施設については、特定の研究目的を遂行するための全国的拠点として、各大学の中期計画に位置付けられている。

お問合せ先

研究振興局振興企画課学術企画室

(研究振興局振興企画課学術企画室)