資料5　「審議のまとめ」の英文作成について

【経緯等】 

○　学術情報基盤作業部会において、平成24年7月に「学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について」を取りまとめ、公表したところであるが、その内容が世界的に取り組まれているオープンアクセス（OA）や機関リポジトリ（IR）にかかる我が国の考えを示していることから、国際的な関心が予想されるので、国内の大学図書館関係者から英訳を希望する声が寄せられた。

○　実際に、同審議まとめの公表について、世界的にOA、IR関係者が登録しているメーリングリストを通じて簡単に紹介され、ドイツに本拠を置くCOAR（オープンアクセスリポジトリ連合）等から、英文化を望む内容のコメントが寄せられた。

COAR（オープンアクセスリポジトリ連合）関係者
「この文書はリポジトリにとっても重要な文書であるし、大変興味深い。国際規模で知のインフラ構築の取り組みがなされている中へも位置付けができそうだが、残念ながら日本語である。英訳の予定はないのか。」

eLife誌編集長のMark Patterson氏
「同審議まとめの内容は興味深く、8月23日のSPARC Japanセミナーで触れたい。」

【公表スケジュール】

○　10月末、国際オープンアクセスウィークに合わせて、文科省HPより公表。
国立国会図書館や国公私立大学図書館等に対しても周知。

＊国際オープンアクセスウィーク
米国SPARCの提唱による毎年10月最終週に世界中で開催されるOAやIRの啓蒙期間。
今年度は10月22日（月曜日）～28日（日曜日）