資料4 学術情報基盤作業部会における今後の検討事項について(案)

今期及び来期に向け、最近の学術情報基盤に関わる環境変化を踏まえた今後の対応方策等について検討。

〔論点案〕

(1)大学図書館関係

 知識インフラとしての学術情報基盤とともに、中央教育審議会答申、大学改革実行プラン等で強調されている「学修時間の飛躍的増加」、「アクティブ・ラーニングの重要性」などを踏まえて、自発的学習の場としての大学図書館の機能を見直す動きが強まっていることから、平成22年の「大学図書館の整備について(審議のまとめ)」に対するフォローアップを兼ねて、大学図書館の機能強化に関して、実施すべき点、留意すべき点など。

(事項例)

  • ラーニング・コモンズ等の学修支援環境充実への対応
  • コンテンツの電子化やシェアードプリントなど、増加する学術情報の効率的・効果的な保存・流通の促進
  • マルチメディア資料、電子図書・教材など、多様化する学術情報の適切な利活用への取組

(2)学術情報ネットワーク及び情報センター関係

 多機関において質的・量的に膨大なデータを連動させ、処理・活用するアカデミッククラウド環境の構築・進展が見込まれる中で、データ流通を支える学術情報基盤の整備に関して、実施すべき点、留意すべき点など。

(事項例)

  • ビッグデータの流通に対応するネットワーク整備・環境の在り方
  • アカデミッククラウド環境を踏まえたデータの保管形態、セキュリティの確保、認証基盤の構築など、適切な利活用を実現するためのハード面での課題と対応
  • 知識インフラを意識した、ソフト面、特に教育でのアカデミッククラウド環境の利活用の在り方(e-learningシステムにおける共用の取組など)

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