参考資料1 学術情報基盤作業部会(第36回)で出された主な意見

 学術情報基盤作業部会(第36回)で出された主な意見

○ NIIについて、目録、組織化という点が本文では欠落している。「はじめに」において触れられている程度のことは、記述できるのではないか。

○ 「はじめに」のNIIに関係する部分を簡潔にして、本文に記述した方が、レポートとしては良いと思う。

○ 日本の図書館は、今後、国際的にも競争力を有するような図書館サービスの構築が必要であるという議論があったが、あまり反映されていないので、もう少し記述すべきである。「はじめに」においても、国際関係について、簡単にまとめられてしまっているが、注意して海外の流れも見ていく必要がある旨を盛り込むべきである。

○ 「図書館職員」と「ライブラリアン」という言葉が両方記述されている点は整理する必要がある。

○ 「図書館サービス」の「サービス」という言葉は、教育研究に関するサービスなど、サービスが何かという形容詞をつけておくことが必要ではないか。図書館のサービスとは何かが不明なまま使われると、適切ではないと思われる。

○ 図書館職員に関する「スキル」と「能力」が混同されているので、使い分けをすべきである。

○ 本文冒頭の大学図書館の位置付けについて「機関の一つとして捉えることができる」という表現は、捉えることをしないと、全く違った受け止め方となってしまうこともあるため、「機関の一つである」と言い切るほうが良い。

○ 専任職員及び臨時職員の配置並びに外部委託の在り方の項で、サービスの向上が外部委託によるものであると捉えられかねない表現になっている点は注意が必要である。

○ ロー・ライブラリアンの記述があるが、これまでの日本の現状を考えれば、主題を活かした図書館員としてのサービスをしてきたのは、むしろ医学図書館員だと思われる。例としてはそれを加えた方が良い。

○ 「教員が図書館職員になったりする」ことについて、文書館等の教員は、研究者であると同時にアーキビストであるという意識がある。その両方が必要という感覚が図書館にもあったのではないか。働き方が非常に多様化してきているので、教員を辞めても、図書館職員として、専門的な資料についての仕事をし、指導をする者も出てくるのではないか。したがって、大学図書館職員のキャリアパスの項で、この点を記述すべきである。

お問合せ先

研究振興局情報課学術基盤整備室

井上、首東、新妻
電話番号:03-6734-4080
ファクシミリ番号:03-6734-4077

(研究振興局情報課学術基盤整備室)