参考資料1 学術情報基盤作業部会(第35回)で出された主な意見

学術情報基盤作業部会(第35回)で出された主な意見

○ 審議のまとめを活かすには、大学図書館関係者だけでなく、大学関係者にも読んでいただくようにしなければならない。

○ 国公私の中でも実に様々な大学があって、まとめで書いていることを同じように実現することは難しいと思う。まとめを参考にしながら部分的に実現して、それぞれの特徴を出していけば良いと思う。

○ このまとめの大きな役割は、それぞれの大学における図書館としての位置付けを考え直す指標になるものである。また、大学がアクションプランを作成するときに大学図書館のマネジメントに対して役立つものであると思う。

○ 大学評価・学位授与機構や大学基準協会の基準では、大学図書館は基本的に施設という位置付けになっており、その認識が変わらないと、日本の高等教育全体を考える枠組みの中での大学図書館の位置付けが、建物中心の話にしかならない。

○ これから大学図書館が担う役割は非常に多く、大学に期待されている諸活動の中枢になってきており、評価機関にもしっかり理解していただくようなことをしなければいけないと思う。

○ 現状において、大学図書館の実際の業務の中で果たしている国立情報学研究所の役割は非常に大きいものがあるので、それをバックアップする意味でも、少し明確に記述したほうがいいのではないか。

○ 非常に頻繁にサブジェクト・ライブラリアンという言葉が出てきているが、現状から考えると少し強調し過ぎではないか。

○ 図書館は新しい専門家が育成される場でもあるということを、図書館長や大学にも理解していただく、という意味でのサブジェクト・ライブラリアンということが明確になっていれば、それは大変重要なことであると思う。

○ 図書館の業務は図書館の中にいる人たちだけが行うのではなく、教員とも相互に関係する新しい方法があるのではないか。

○ まとめに関するタイトルや章の名前をしっかり工夫することは大事だと思う。

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