資料2 論点例(第27回配付資料)

論点例

2 学術情報基盤としての大学図書館等の今後の整備の在り方について

1. 大学図書館の戦略的な位置付け

○ 現在、大学図書館に求められる機能、役割は何か。

○ 現在の大学図書館の機能・役割を踏まえた各大学における戦略的な位置付けはどうあるべきか。

○ 大学図書館における安定的な財政基盤の確立のために、各大学においては共通経費化の推進などの取組が行われているが、新たにどのような方策が考えられるか。

○ 各大学における大学図書館の組織・運営体制の在り方はどうあるべきか。また、専任職員の比率減や外部委託が進む状況の中で、大学図書館の事務組織の在り方はどうあるべきか。

2. 電子化への積極的な対応

○ 各大学における更なる電子化の推進は、今後、どのように進めるべきか。

○ 電子資料の確実な保存とアクセス環境の確保を図るため、電子化関連事業の推進の在り方はどうあるべきか。

○ 各大学等における海外の情報検索サービス等との連携はどうあるべきか。

○ 電子化の推進に当たって、国等(大学共同利用機関としての国立情報学研究所(NII)、科学技術振興機構(JST)等を含む)の役割はどうあるべきか。 

○ 機関リポジトリの更なる推進方策はどうあるべきか。

  • 各大学等におけるリポジトリ事業の位置付けの明確化、図書館業務としての定着、維持体制の整備
  • 独自でリポジトリの構築・運用が難しい機関に対して、各機関が共通利用できる共用リポジトリのシステム構築
  • メタデータの標準化・管理、著作権処理など機関リポジトリのシステム構築に係る専門的な事柄に対応するため、図書館職員の専門性の向上

3. 今後の電子化を踏まえた大学図書館の強化すべき機能

○ 現状における外国雑誌センター館などの役割及び大学間の連携の在り方はどうあるべきか。

○ 大学図書館をめぐる電子化の進展と各大学の特徴を踏まえた、学術・図書資料の収集・保存に係る環境整備の推進方策はどうあるべきか。

○ 大学図書館における施設・設備整備の在り方及び必要経費の確保方策はどうあるべきか。

4. 全国の大学図書館に対する基盤としての目録所在情報サービスの枠組みの強化

○ 目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)の今後の在り方はどうあるべきか。

5. 大学図書館のサービス機能の強化

○ 今後の大学図書館に求められる役割・機能を踏まえ、これまでに加え、大学図書館職員に求められるもの(資質・能力等)は何か。また、高度の専門性・国際性をはじめとした求められる資質・能力等を有する大学図書館職員の確保・育成方策はどうあるべきか。

○ 今後の大学図書館に求められる役割・機能を踏まえ、教育支援サービス機能の在り方及びその推進方策はどうあるべきか。また、大学における情報リテラシー教育の推進方策はどうあるべきか。

○ 今後の大学図書館に求められる役割・機能を踏まえ、利用者ニーズの的確な把握とその対応はどうあるべきか。

6. 大学図書館と社会・地域との一層の連携の推進

○ 大学図書館と社会・地域等との一層の連携・協力の在り方はどうあるべきか。

3 我が国の学術情報発信の今後の在り方について

1. 研究成果情報の受・発信のアンバランス状態の解消

○ 国際的視点に立った研究成果情報の受・発信の現状をどうとらえるべきか。また、そのアンバランス状態を改善するには、どのような方策が考えられるか。

2. 学術雑誌の一層の品質向上の必要性

○ 学術雑誌の一層の品質向上を図るための方策はどうあるべきか。また、NIIやJSTが推進する関連事業の在り方はどうあるべきか。

3. 論文評価の適正化

○ 電子化や学術情報流通の変化に対応した論文評価をどのように考えるか。

4. オープンアクセス・アーカイブ化への対応

○ 今後のオープンアクセスの推進に向けた取組はどうあるべきか。

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