第十三期食品成分委員会(第28回) 議事要旨

1.日時

令和8年8月3日(月曜日)

2.場所

書面議決(メール開催)

3.議題

  1. 令和8年度分析食品リスト(案)について
  2. その他

4.議事要旨

食品成分委員会委員16名中16名出席。
 
  議題(1)について、原案(資料1-1及び資料1-2)のとおり、令和8年度分析対象食品リスト(案)を決定(賛成16名)。
 
  委員からの意見は以下のとおり(→以下は事務局回答)。
 ・「比重」を分析する食品がないが、液状食品の備考欄の100ml当たり質量などを更新するデータはどうするのか。【竹林委員、鈴木委員】
  →この表の項目以外に、均質な液体食品は「密度」を測定するなど、備考欄の「100ml当たり質量」などの更新に必要なデータは取得予定である。
 ・リスト(案)に全粒薄力粉が入らなかったことは残念。全粒粉は食物繊維含有材料として注目されている。大手メーカーからも全粒粉のビスケットやクラッカーが上市され、市場も拡大すると推定されている。
  次年度以降、分析対象に追加して欲しい。【吉田委員】
  →全粒粉や関連商品に関心が高まっていることは承知している。引き続き、全粒薄力粉(小麦粉)の流通状況などを踏まえつつ検討する対象と認識している。
 ・ひじきの鉄分について、情報収集しており、まとまったら事務局に連絡する。【石原委員】
  →ひじきの鉄分は、関心が寄せられている事項であり、よろしくお願いする。
 ・「西洋かぼちゃ皮なしゆで」のアミノ酸組成を分析しないのはなぜか。他の食品と同様に分析してはどうか。【鈴木委員】
  →「かぼちゃ皮なしゆで」のアミノ酸は、全体の中の優先度を考慮して、現在の収載値と同様に計算値とする想定である。分析実施段階の状況を踏まえて、必要に応じ検討したい。
 ・近年の加工食品や中食利用の増加傾向をどのように分析食品の選定に反映させるか、中期的な議論が必要と考える。なお、栄養補助食品や完全調理品等は製造事業者の栄養成分情報が充実している
  ので、食品成分表では個別製品の収載よりも、引き続き生食品と調理後食品の成分値や重量変化率のデータを充実することが栄養調査、研究、栄養管理のいずれの観点でも重要である。分析対象食品の
  選定根拠や優先順位などを広く公開し、食品成分表の幅広い利用者が改定の影響を事前に把握できるよう配慮してほしい。また、2025年としていた次回公表のロードマップも示すべきと考える。【府川委員】
  →分析食品の選定における食生活の変化の反映に関する中期的議論は、分野別ワーキンググループの場なども活用しながら進めたい。また、分析食品の選定に係る情報提供も充実に努めたい。
   次回公表については、作業そのものをスピードアップするとともに、状況に応じてロードマップの提示も相談していきたい。

(科学技術・学術政策局政策課資源室)