科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会ヒト受精胚等を用いる研究に関する専門委員会(第6回)を開催します

令和6年11月15日
文部科学省

標記会合を下記のとおり開催しますので、お知らせします。

1.日時

令和6年11月18日(月曜日) 17時15分~18時15分

2.場所

WEB会議

3.議題

  1. ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の規制の在り方について
  2. その他

4.傍聴・取材

○会議の模様はYouTube(厚生労働省動画チャンネル)のライブ配信で公開いたします。会場での傍聴はございません。

<ヒト受精胚等を用いる研究に関する専門委員会(第6回)のライブ配信不能について>
令和6年11月18日(月曜日)に開催しました標記会議について、YouTubeでのライブ配信としておりましたが、当日の通信機器トラブルのため、配信を行うことができませんでした。
会議傍聴を予定されていた皆様におかれましては、御迷惑をおかけし申し訳ありません。

【議事概要】
ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の臨床利用のあり方について、具体的な規制のあり方について審議を行った。
審議事項の論点1と論点2について専門委員会において了承されたが、出席委員からは下記のような意見があり、事務局で整理を行った上で、ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の臨床利用のあり方に関する専門委員会については、五十嵐座長一任という形で取りまとめ、厚生科学審議会科学技術部会に報告することとなった。

・人工培養等、今まで以上に長期間の培養が可能になることが想定されるが、技術の進歩に対応できるような体制が必要ではないか。
・不妊症の原因のある精子や卵子に対するエピジェネティックな薬物治療は今後出てくることが想定され、適切な臨床応用の枠組みが必要ではないか。
・一部諸外国ではミトコンドリア核置換術の臨床研究が条件付きで実施されており、基礎的研究から臨床利用にかけて審査体制の枠組みが必要ではないか。
・エピジェネティックな影響は長期的に影響が残ることや次世代に引き継がれる事例もあり、規制対象の技術や将来的な臨床利用については慎重な議論が必要ではないか。

※事務局により議事概要を作成。後日、正式な議事録を掲載いたします。
 

○会議資料は会議開始までに以下の当省ホームページに掲載します。
 ヒト受精胚等を用いる研究に関する専門委員会

5.その他

本委員会は下記の専門委員会と同時開催となります。
・厚生労働省 厚生科学審議会 科学技術部会
 ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の臨床利用のあり方に関する専門委員会
・厚生労働省 厚生科学審議会 科学技術部会
 ヒト受精胚を用いる遺伝性・先天性疾患研究に関する専門委員会
・こども家庭庁 こども家庭審議会 科学技術部会
 ヒト受精胚を用いる生殖補助医療研究等に関する専門委員会

お問合せ先

研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室

電話番号:03-5253-4111(内線4379)
E-mail:lifseime@mext.go.jp
 

(研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室)