資料4 数学イノベーション委員会における検討について

 第5期科学技術基本計画の策定に向けては、現在、総合科学技術・イノベーション会議で検討が行われているが、文部科学省科学技術・学術審議会が取りまとめた「我が国の中長期を展望した科学技術イノベーション政策について~ポスト第4期科学技術基本計画に向けて~(中間取りまとめ)」では「超サイバー社会」の実現をはじめとする重要課題への対応が求められている。
 本委員会においては、このような重要課題に対して数学・数理科学がどのような役割を果たすべきかを見据えつつ、今後必要な方策について検討を行うこととしたい。
 検討項目としては、例えば以下のようなものが考えられる。


1. 数学・数理科学を活用した課題解決の促進
 ・超サイバー社会の実現、ビッグデータの利活用をはじめとする課題に数学・数理科学の力を役立てるためには、どのような取組が必要か。

2. 数学・数理科学と情報科学等の他分野との連携・融合の促進
 ・課題解決のために必要となる異分野間の連携・融合を促進するためには、どのような取組が必要か。

3. 国際的な連携・協力の強化
 ・世界から見えるような活動の促進、国際的プレゼンスの向上のためには、どのような取組が必要か。

4. 必要な人材の育成
 ・諸科学・産業と連携できる数学側の人材、数学と連携できる諸科学・産業側の人材を育成するためには、どのような取組が必要か。

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研究振興局基礎研究振興課/数学イノベーションユニット

電話番号:03-5253-4111(代表)