資料5 次期 数学イノベーション委員会における当面の検討事項

「数学イノベーション戦略」でまとめた基本的考え方に基づき、次期においては、以下の事項について具体的な計画の検討を行う。

1.諸科学・産業との連携研究で重点的に取り組むべき課題や目標の明確化

 ○連携相手の重要分野ごとに、重点的に取り組むべき課題や目標の明確化

(例)・ライフサイエンス、医学
・物質・材料科学
・地球科学(地球環境・気象学、防災・資源等)
・情報科学
・工学(制御工学等)
・経済学・経営学・金融関係
・産業界

 

○重点研究テーマごとに、重点的に取り組むべき課題や目標の明確化

(例)・ビッグデータ、複雑な現象やシステム等の構造の解明
・疎構造データからの大域構造の推論
・過去の経験的事実、人間の行動等の定式化
・計測・予測・可視化
・リスク管理
・最適化と制御

2.諸科学・産業界を巻き込みながら研究を推進する具体的体制や方策

○研究者間・期間間・学会間の多様な連携の促進

○分野間の連携促進の仕組み
(例)・分野間橋渡しのコーディネーター
・重点課題の設定に向けた協働作業
・研究者ネットワークの構築

○これらの連携やネットワークを支えるハブ的機能

3.その他数学イノベーションに必要な方策 

○数学・数理科学の有用性に関するアウトリーチ・情報発信

○数学イノベーションに必要な人材の育成
 ◆橋渡し人材の育成
 ◆新たなキャリアパスの構築

○国際交流の促進

お問合せ先

研究振興局基礎研究振興課/数学イノベーションユニット

電話番号:03-5253-4111(内線4120)