総合政策特別委員会(第34回) 議事要旨

1.日時

令和2年3月4日(水曜日)~3月26日(木曜日)

2.場所

開催方法:書面審議

3.議題

  1. 最終取りまとめについて

4.出席者

委員

(書面による意見聴取、議決を行った委員)
濵口主査、橋本主査代理、新井委員、大島委員、大橋委員、越智委員、川端委員、菊池委員、郡委員、五神委員、白石委員、新保委員、菅委員、角南委員、竹山委員、知野委員、塚本委員、土井委員、十倉委員、冨山委員、畑中委員

5.議事要旨

科学技術・学術審議会 総合政策特別委員会(第34回) 書面審議 議事要旨


 科学技術・学術審議会総合政策特別委員会運営規則第4条により、以下のとおり、「知識集約型の価値創造に向けた科学技術イノベーション政策の展開 –Society 5.0の実現で世界をリードする国へ‐(最終取りまとめ(案))」に係る書面審議を行った。


1.最終取りまとめ(案)(資料1)に対して、委員に対して意見を求めたところ、以下の意見が提出された。

・ 今般の新型コロナウイルスによる世界的な感染は、国民の安全を脅かす緊急事態であり、アカデミアの責務や科学技術による対応の必要性を示す例である。

・ 今日人類社会が直面する問題は、過去に経験のない問題であり、人文学・社会科学分野も社会的課題や社会実装について取り組んでいくことが必要であり、その上で、社会的課題や社会実装に関して、文理が協力して取り組むことが求められる。

・ 全国の大学における共用の可能性がある設備・機器の情報の集約と公開が重要。

・ 科学技術は人々の生活に深く関わっていることから、科学者が社会において果たすべき役割とその責任を強く認識することが重要。

・ 「自前主義的発想からの脱却」や「前例踏襲に陥ることのない新たな政策」については、そうしたことに取り組む人材が組織内で評価されることが必要。

・ 研究開発を戦略的に推進する方針の策定に当たっては、国際競争における我が国の立ち位置を戦略的に考え抜いた上で方向性を考えるべきであり、ここに人文学・社会科学の知見を生かすことが重要。


2.委員からの意見を踏まえた修正を行った資料2により議決を行い、最終取りまとめとすることが了承された。

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科学技術・学術政策局 企画評価課

(科学技術・学術政策局 企画評価課)