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平成19年度の我が国における地球観測の実施方針

平成18年8月31日
科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会・地球観測推進部会

はじめに

第1部　分野間及び府省・機関間の連携

　地球温暖化分野に関する地球観測連携拠点の設置及び運営

　その他の分野に関する連携拠点の設置に向けた検討

第1節　分野間・機関間連携施策に関する審議の進め方
第2節　分野間・機関間連携を図る具体的施策について

　アジア地域の対流圏大気変化把握のための辺戸岬スーパーサイトの共同運用

　フラックス観測タワーの共同利用

　電磁波の高度利用・衛星測位精度向上のための電離圏精密観測

　温室効果ガス観測技術衛星（GOSAT）の開発利用

　大気汚染など都市環境のリモートセンシング技術

　データ統合・解析システム

　資源エネルギー探査・管理、防災、環境管理のためのGEO Gridシステムの開発

第2部　各地球観測の実施方針

第1章　基盤的事項

1　国際協力
2　基盤的技術開発

　地球温暖化にかかわる現象解明・影響予測・抑制適応

（1）	アジア・オセアニア地域を中心とする大気・陸域・海洋の温室効果ガス観測
（2）	陸域・海洋の炭素循環と生態系の観測
（3）	雪氷圏・沿岸域等の気候変動に脆弱な地域での温暖化影響の観測

　水循環の把握と水管理

（1）	アジアモンスーン域の包括的な水循環観測データ整備
（2）	的確な水管理に必要な水循環変動予測の精度向上

　対流圏大気変化の把握

　風水害被害の軽減

（1）	地上観測網の計画的な維持更新と拡充
（2）	衛星観測等による自然災害が頻繁に発生する地域の重点的な観測の実施
（3）	数値地理情報等を活用した予測・対策技術の高度化

5　地震・津波被害の軽減

（1）	陸域・海域において観測の空白のない恒常的観測体制の整備
（2）	高精細な観測ネットワーク等の我が国が有する観測基盤技術のアジア諸国への移転
（3）	太平洋プレート等の運動に起因する地震・津波発生メカニズムの解明

（研究開発局海洋地球課地球環境科学技術推進室）