○ | プロジェクトの基本的性格 全国の産学官の研究機関から利用可能なグリッド・コンピューティング環境が構築され、バイオ、ナノ等の最先端研究開発に利用されるもので、比較的短期間で実用化が期待される。 |
○ | 研究開発成果の持つ経済活性化効果等(実用化された場合の社会・経済へのインパクトを含む) 糖尿病や癌に効果のある新薬の実現等、バイオ、ナノ等の最先端研究開発に利用されることにより約4兆円の経済波及効果が見込めるとしている。また、IT産業の国際競争力の維持・向上、約800億円の市場増大が期待され、社会・経済への波及効果は大きい。 |
○ | 研究開発成果の目標とスケジュール 研究開発成果の目標は、プロトタイプの開発、及び、中核技術の開発であり、スケジュールは、開発・試験運用・検証を経て5年後の実用化を目指すものである。目標、スケジュールともに適切であると考える。 |
○ | 大学等と産業界の役割 グリッド技術に関する研究開発を実施している大学・研究所や企業の研究者、および、バイオ、ナノの最先端研究を実施している研究者がプロジェクトリーダーのもとで集中研究を行う体制となっており、大学等が持つ技術シーズが有効に活用される。また、5年間総額の国の負担額300億円に対して83億円の参加民間企業による貢献が明確に示されており、かつ、参加企業による成果の製品化が計画されており、産業界からのコミットメントは妥当と考える。 |
○ | 政府部内における既存制度における研究開発課題及び他経済活性化プロジェクトとの関係
経済産業省の「ビジネス・グリッド・コンピューティング」(経済活性化プロジェクト)で開発されるセキュリティ技術等の高信頼性・安全性技術を活用する等、相互の連携が計画されている。研究開発内容の役割分担について
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