「地球観測の推進戦略」 分野別事業一覧
推進戦略における15分野等 | 今後10年間を目処に取り組むべき課題 | 今後10年間を目処に取り組むべき事項 | 府省名 | 実施主体 | 事業番号 | 観測等の事業の現状 | 再掲 | 予算(空欄は確認作業中) | 平成19年度取り組む観測等の事項 | 国際協力 | 「あり方」の指摘への対応 | 新規・拡充 | 備考 |
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12.空間情報基盤 | 1.空間情報基盤の整備 | 地球観測データの統合の基礎となる空間情報基盤のニーズに適切に対応するための、基盤的及び基本的地理情報の整備・共有による利用の利便性の向上 | 経済産業省 | AIST | 12-1-1 | GEO Gridシステムを中核として、衛星データおよび地表データを統合したデータベース整備および解析利用技術の研究開発 | [再掲] | 1,580百万+運営費交付金の内数 | 継続 | ||||
文部科学省 | JAXA(ジャクサ) | 12-1-2 | 17年度より陸域観測技術衛星「だいち」による陸域観測を実施 | [再掲] | 運営費交付金の内数 | 陸域観測技術衛星「だいち」による詳細陸域観測を実施し、高分解能データを取得国土地理院との協力により、2万5千分の1の地図作成等に活用を研究中。 | ○ | ○ | 1(1)1(2)5(1) | ||||
農林水産省 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央研 | 12-1-3 | 気象データ仲介ソフトウエアMetBrokerにより、全世界のさまざまな気象データベースに属する20,000点以上の気象観測点のデータを統一的に利用できるシステムを開発 | 運営費交付金の内数 | 計測頻度の異なるセンサー間でのデータ同期統合法の提供、計測頻度等の遠隔操作、収集データを利用するクライアントへの簡便なデータ利用インタフェースを実現するアルゴリム考案と実装を行う。 | ||||||||
経済産業省 | AIST | 12-1-4 | 地質図、海洋地質図、火山地質図、活断層図、鉱物資源図、水文環境図、重力図等の地球科学基本図の整備・公開 | 運営費交付金の内数 | 継続 | ||||||||
12-1-5 | 種々の地質情報を統合したデータベースの構築、フォーマットの統一と標準化 | 運営費交付金の内数 | 継続 | ||||||||||
国土交通省 | 国土交通省 | 12-1-6 | 地理情報をWeb上で重ね合わせるためのルールを定めた国際規格ISO19,128をベースとし、各機関が保有する地理情報を共用するためのガイドライン「地理情報共用Webシステム標準インタフェースガイドライン(第0.03版)」を策定。ガイドラインに従って各機関より提供された地理情報を重ね合わせて表示することのできる「地理情報共用Webシステム」を構築するための実証実験を、平成18年度より実施予定。 | 41百万 | 地理情報共用Webシステムのプロトタイプ構築。 | ○ | |||||||
国土地理院 | 国土地理院 | 12-1-7 | 国内全陸域において、GPS連続観測、水準・重力測量、潮位観測等の繰り返し測量による精密な位置情報の整備と地殻変動情報の把握・提供を実施 | [再掲] | 1,684百万 | 継続 | 5(1)、(3) | ||||||
12-1-8 | GIS基盤情報の整備、電子国土の推進等、基盤となる地図情報の整備を実施 | 5,208百万 | 継続 | 5(1)、(3) | |||||||||
12-1-9 | 土地条件調査、土地利用調査等の地理調査の実施 | 258百万(内数) | 継続 | 5(1)、(3) | |||||||||
12-1-10 | 各種地球観測データを統合する基盤的地理情報としての地球地図の整備 | 56百万(内数) | 継続 | 5(1)、(3) | |||||||||
12-1-11 | 陸域観測技術衛星「だいち」の打ち上げ後、同衛星に搭載の光学センサについて、幾何補正精度、標高抽出精度及び位置・姿勢決定精度等の校正・検証を実施 | 19百万の内数 | 継続 | ||||||||||
海上保安庁 | 海洋情報部 | 12-1-12 | 昭和57年から下里水路観測所において衛星レーザー測距(SLR)観測を実施しており、離島を含む日本列島の位置を世界測地系に結合して求める海洋測地を推進している。観測結果については、ILRS(国際レーザー測距事業)へ送付している。 | 28百万 | 継続 | ||||||||
2.地球地図の整備 | 我が国の主導の下での、各国の国家地図作成機関の協力による、全陸域の基盤的地理情報の整備・公開 | 国土地理院 | 国土地理院 | 12-2-1 | 地球環境問題の解明等に資するため、各国の国家地図作成機関の協力により基盤的地理情報を整備する地球地図プロジェクトを我が国の主導の下実施。現在まで20ヶ国において地球地図データを整備・公開済 | 56百万(内数) | 継続 | ○ | 1(1)1(2)1(3) | ||||
各国の提供する地理情報を管理するプラットフォームの整備 | 国土地理院 | 国土地理院 | 12-2-2 | ウェブポータルサイトの導入により利用者の利便性の向上を図るべく作業を実施中 | 56百万(内数) | 継続 | |||||||
3.測地観測国際プログラムへの貢献 | 全球測地観測プログラム、国際超長基線電波干渉法事業、国際GNSS事業等の国際イニシアティブ、アジア太平洋国際地震・火山観測網等の国際プロジェクトへの積極的かつ主体的な貢献 | 総務省 | NICT | 12-3-1 | 国際超長基線電波干渉法事業(IVS):平成13年度から、鹿島34メートル、鹿島11メートル、小金井11メートル各VLBI観測局により、IVSの観測を年間平均12回程度実施。また、IVSより技術開発センターとしての指名を受け、高速ネットワークを用いた観測データの即時伝送および処理、観測データの高精度化、観測システムの高感度化を目指した研究開発を実施(宇宙における時空標準基盤技術の研究開発) | 運営費交付金の内数 | 継続 | ○ | ○ | 平成18年度からは、新規中期計画のもとで位置づけて実施(課題名や予算等は未定)。 | |||
12-3-2 | 国際GNSS事業(IGS):平成13年度からKGNI(小金井)、KGN0(小金井)、KSMV(鹿島)の観測点を運用し、連続観測を実施(宇宙における時空標準基盤技術の研究開発) | 継続 | ○ | ○ | |||||||||
文部科学省 | 12-3-3 | インドネシア等における広帯域地震観測網の構築・拡充を行っている。 | [再掲] | 2,257百万の内数 | 継続 | ○ | 拡充 | 5(1)5(3) | |||||
国土地理院 | 国土地理院 | 12-3-4 | 国際及び国内のVLBI(超長基線測量)によるプレート運動の検出、海面変動等の監視の実施(IVSの観測を含む) | [再掲] | 92百万 | 継続 | 5(3) | ||||||
12-3-5 | 国際GNSS事業(IGS)つくば観測局観測データの提供。IGS観測データの国内ユーザーへの提供業務等の実施。IGS地域準解析センターとして、日本(8局)及び海外(13局)のIGS局と国内の電子基準点等(5局)の観測データの解析実施。南極の昭和基地にGPS観測局を設置し、観測データをIGSに提供 | 18百万(内数) | 継続 | 5(1)5(2) | |||||||||
12-3-6 | 宇宙測地技術等(VLBI、GPS、干渉SAR、重力測定等)の活用によるアジア太平洋地域における地殻変動監視。 | [再掲] | 13百万 | APSG(VLBI)キャンペーン観測を2回実施予定、アジア太平洋地殻変動監視システム構築に着手。 | ○ | 5(1)、(2) | |||||||
12-3-7 | 東アジア太平洋域にGPS連続観測点4点を設置し広域地殻変動(プレート運動)の観測を実施 | [再掲] | 継続 | ○ | 5(1)、(3) | ||||||||
4.土地被覆に関する地理情報の整備 | 地上データで検証された衛星データに基づく、土地被覆データや植生状況データの整備 | 文部科学省 | JAXA(ジャクサ) | 12-4-1 | 17年度より陸域観測技術衛星「だいち」による陸域観測を実施 | [再掲] | 運営交付金の内数 | 陸域観測技術衛星「だいち」による詳細陸域観測を実施し、高分解能データを取得 | ○ | ○ | 1(1)1(2)5(1) | ||
JAXA(ジャクサ) | 12-4-2 | 植生分布等の観測を行う多波長放射計(みどりⅡ後継機搭載)の研究を実施 | [再掲] | 4,240百万 | GCOMの衛星システムに関する検討を継続するとともに、GLI後継センサの試作試験用モデル(BBM)の設計・製作を開始する。 | ○ | 拡充 | ||||||
経済産業省 | AIST | 12-4-3 | GEOGridシステムを中核として、衛星データおよび地表データを統合したデータベース整備および解析利用技術の研究開発 | [再掲] | 1,580百万+運営費交付金の内数 | 継続 | |||||||
12-4-4 | 上記目的のためのTERRA搭載のASTERによる陸域炭素循環観測拠点の繰り返し観測 | 18百万 | 継続 | ||||||||||
12-4-5 | ハイパースペクトルセンサによる解析技術の研究開発のための、ハイパースペクトルデータからの情報抽出にかかる実施計画策定やユーザ要求の取りまとめを実施 | [再掲] | ハイパースペクトルセンサより取得した地球観測データから有用な情報を抽出する技術の本格的な研究開発、スペクトルデータベースの構築を開始する。 | 拡充 | |||||||||
12-4-6 | [再掲] | ハイパースペクトルセンサ等の研究開発 | 新規 | ||||||||||
国土交通省 | 国土交通省 | 12-4-7 | 国土計画の策定・推進に資するため、全国一律の基準で土地利用メッシュデータを昭和51年から整備している。平成18年度から第4回目の更新を開始。 | 39百万 | 継続 | ||||||||
国土地理院 | 国土地理院 | 12-4-8 | 国土の環境を継続的に把握、監視し、国土の環境と開発に関する有用な情報を提供することを目的として国土環境モニタリング事業を実施し、旬別・月別の植生指標データを作成・公開 | 258百万(内数) | 継続 | 1(1)、(2)、(3) | |||||||
5.10メートルメッシュの詳細地形データの整備 | 衛星等から得られるステレオ画像データ及び合成開口レーダーによる干渉データを用いたアジア・オセアニア地域を中心とした10メートルメッシュの詳細地形データの整備 | 文部科学省 | JAXA(ジャクサ) | 12-5-1 | 17年度より陸域観測技術衛星「だいち」による陸域観測を実施 | [再掲] | 運営費交付金の内数 | 陸域観測技術衛星「だいち」による詳細陸域観測を実施し、高分解能データを取得 | ○ | ○ | 1(1)1(2)5(1) | ||
国土地理院 | 国土地理院 | 12-5-2 | 航空レーザ測量による高精度数値データ(5メートルメッシュ標高等)の整備 | 258百万(内数) | 継続 |
科学技術・学術政策局政策課
-- 登録:平成21年以前 --