参考資料4 研究計画・評価分科会における評価の進め方等について

 研究計画・評価分科会(以下、分科会)における評価を効果的・効率的に進めるため、分科会の運営を以下のように行う。

1. 研究開発課題の評価について

(1) 分野別委員会における評価の実施

  1. 政策目標(※)の達成に必要となる個々の研究開発課題について評価を実施し、評価結果(案)を作成する。評価結果(案)は、所定の評価票にポイントを絞り簡潔明瞭にまとめる。
  2. 政策目標の達成に向けた個々の研究開発課題の意義、課題間の相互関係、位置づけ等を簡潔に示す施策マップを政策目標毎に作成する。作成にあたっては、当該年度の評価対象研究開発課題のみでなく、それ以外のものについても可能な限り記載し、各研究開発課題の位置づけを分かりやすく記す。

※ここでいう政策目標は、「科学・技術に関する予算等の資源配分の方針」等によって示される科学技術の重要課題の内容を踏まえて設定されるものであって、関連する複数の研究開発課題の上位に位置づけられる目標を示す。

(2) 分科会における評価の審議

 分科会では、政策目標の達成に向けて各研究開発課題が有する意義、内容、必要性、進捗状況、他の研究開発課題との相互関係等とともに評価結果(案)について主に施策マップを用いて分野別委員会から報告を受け、それを基に審議し、評価結果を決定する。

2. 研究計画・評価分科会における審議の効率化について

(1) 評価結果(案)の事前配付

 分野別委員会が取りまとめる評価結果(案)は、原則として、遅くとも分科会開催の7日前までに分科会委員に配付する。

(2) 部会からの報告案件について

 研究計画・評価分科会運営規則第3条第6項に基づく部会からの報告案件については、状況に応じ、資料配付により報告に代えることが出来るものとする。

(3) 議題の分散・平滑化

 審議時期に制約のない議題については、議題の集中する概算要求前の分科会での取り扱いを避けることにより、議題の分散等を図る。

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科学技術・学術政策局計画官付

電話番号:03-6734-3982(直通)

(科学技術・学術政策局計画官付)

-- 登録:平成22年09月 --