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資料5

文部科学省における平成17年度情報科学技術関連施策

平成17年度概算要求額 調整中
【平成16年度予算額 471億円】

1 ネットワークがすみずみまで行き渡った社会に向けた「高速・高信頼情報通信システム」技術
調整中(44億円)

安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発プロジェクト
(次世代IT基盤構築のための研究開発の一部)
  調整中【新規】
 
事業: 平成17年度〜(3年計画)
概要: ユビキタス社会において、小型の携帯端末環境でも、高精細で高価値なコンテンツに関する利用者の要求を安全かつリアルタイムに処理することが可能な、安全が確保された組込型基本ソフトウェアや、高度な暗号化に対し不正なアクセスに対しても高い防御力を有するチップ等の基盤技術の研究開発を行う。

知的資産の電子的な保存・活用を支援するソフトウェア技術基盤の構築
  調整中(5億円)
 
事業: 平成16年度〜(5年計画)
概要: 誰もがいつでもどこでも教育、文化・芸術に触れられる環境を実現することを目的として、そのために不可欠なコンテンツの創製を目指し、教育、文化・芸術分野における知的資産の電子的な保存・活用等(デジタルアーカイブ化)に必要なソフトウェア技術基盤の構築のための研究開発を推進する。

e-Society基盤ソフトウェアの総合開発
  調整中(11億円)
 
事業: 平成15年度〜(5年計画)
概要: 世界最高水準の高度情報通信システム形成のための鍵となるソフトウェア開発を実現させ、いつでもどこでも誰でも安心して参加できるIT社会を構築するため、産業界からのニーズに基づき、大学等が持つ研究ポテンシャル、人材養成機能を最大限活用し、以下の施策を実施する。
  1 高い生産性を持つ高信頼ソフトウェア作成技術の開発
  2 情報の高信頼蓄積・検索技術等の開発

世界最先端IT国家実現重点研究開発プロジェクト(ITプログラムの一部)
  調整中(27億円)
 
事業: 平成14年度〜(5年計画)
概要: 大学等における情報通信技術研究のうち、実用化が期待できる技術等について重点投資を行い、プロジェクト研究として推進する。
  1 次世代モバイルインターネット端末の開発
  2 超小型大容量ハードディスクの開発
  3 高機能・超低消費電力メモリの開発
  4 光・電子デバイス技術の開発

 

2 次世代の突破口(ブレークスルー)、新産業の種となる情報通信
技術調整中(194億円)

将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発プロジェクト
(次世代IT基盤構築のための研究開発の一部)
  調整中【新規】
 
事業: 平成17年度〜(3年計画)
概要: 計算科学技術の高度化を目指して、既存技術の延長では突破できない「高速化の壁」を打ち破るためのブレークスルーが必要で、かつ波及効果の大きなハードウェアの要素技術の確立を目指し研究開発を推進する。

準天頂衛星を利用した高精度測位実験システム(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)
  調整中(33億円)
 
事業: 平成15年度〜(6年計画)
概要: 全国をほぼ100%カバーして高品質の通信・放送・測位サービスの提供を実現する準天頂衛星への搭載機会を活用し、民間・関係研究機関と協力してGPS補完・補強の技術と将来の衛星測位システムの基盤技術の開発を行い、我が国におけるGPSユーザの利便性向上のみならず、高精度位置情報の利用の推進を図る。

 

3 研究開発基盤技術調整中
(233億円)
革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発プロジェクト
(次世代IT基盤構築のための研究開発の一部)
  調整中【新規】
 
事業: 平成17年度〜(3年計画)
概要: 大規模、複雑かつ多様な事象の解析が可能な最先端シミュレーション技術を確立し、創薬、ナノ材料設計などの「知的ものづくり」や都市の安全性評価・予測などによる「科学的未来設計」等、産業界や社会が必要とする実問題の解決を図るため、革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発を目指す。
なお、本研究開発は「次世代IT基盤構築のための研究開発」のプロジェクトのひとつとして、競争的資金の枠組みのもと、大学等の研究ポテンシャルを有する研究拠点を公募し、当該拠点を中心とした産学官連携体制により推進する。

超高速コンピュータ網形成プロジェクト
(ナショナル・リサーチグリッド・イニシアティブ)
  調整中(20億円)
 
事業: 平成15年度〜(5年計画)
概要: 分散した高性能コンピュータを高速ネットワークで結び、百テラフロップス級の計算処理能力を持つ世界水準の高速グリッド・コンピューティング環境を構築する。また、これを活用して、ナノ分野等他分野とIT分野との異分野間の融合領域研究の加速、産学官連携の推進等を図ることにより、我が国の国際競争力の強化やナノ分野等の研究開発を促進する。

「eサイエンス」実現プロジェクト
  調整中(8億円)
 
事業: 平成14年度〜(5年計画)
概要: 研究開発現場に高速研究情報ネットワーク等の高機能ITを活用することにより、研究開発スタイルを変革し、新たな研究分野(融合研究領域等)を創出する「eサイエンス」の実現に向け、「画像情報等の交換によるリアル実験環境の実現」、「大規模データベース統合のための知識データの獲得・処理・検索技術の開発」等研究情報基盤技術等の開発・整備を行う。

高度計算科学技術の推進(日本原子力研究所)
  調整中(11億円)
 
概要: 理論、実験に並ぶ第3の手法としての計算科学技術について、ネットワーク上の多数の並列計算機を効率的に利用する並列処理利用技術開発を進める。また、全国に散在するスーパーコンピュータ・データベース等の計算資源を高速ネットワーク上に共有化して、高度なシミュレーション等を行う仮想研究環境ITBL(IT-Based Laboratory)を構築する。

科学技術情報の流通促進(科学技術振興機構)
  調整中(46億円)
 
概要: 科学技術文献データベース、大学及び国等の研究機関、研究課題、研究者、研究成果等のデータベース等を作成し、これらの情報をネットワーク等を介して広く流通する。また、学協会の論文誌等の投稿・編集・出版の電子化のための共同システムである科学技術情報発信・流通総合システムの構築等を図る。

スーパーSINET等学術情報基盤の整備(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所)
  調整中(69億円)
 
概要: 大学・研究機関を接続する学術情報ネットワーク(SINET)の整備や大学等先端的研究機関を最大10ギガビット・パー・セコンドの回線で接続する世界最速の研究ネットワーク「スーパーSINET」の整備等、情報・システム研究機構における学術情報基盤の整備を行う。

 

括弧内は平成16年度予算額



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