資料6 核融合分野に関するアウトリーチ活動について

核融合分野に関するアウトリーチ活動について

文部科学省
研究開発戦略官
(核融合・原子力国際協力担当)付

1.背景
 核融合研究開発は高度な知識と技術を必要とする広範囲に及ぶ研究開発であり、長期にわたる研究開発の推進が必要である。長期にわたる研究開発に対して理解を得、将来、核融合エネルギーが国民に選択され得るエネルギー源となるためには社会との信頼の醸成が必要であり、「核融合原型炉研究開発の推進に向けて」(平成29年12月核融合科学技術委員会策定)においても人材育成や社会から理解を得るためのアウトリーチ活動の重要性が指摘されている。

2.活動方針
 アウトリーチ活動の実施にあたっては、一部の組織や研究活動等の紹介に焦点を当てた一般的広報にとどまらず、核融合分野全体について、広く国民から関心をもってもらうことを目的とし、一般国民・産業界・学術コミュニティなど、異なる対象に合った多様なアプローチ、いわゆる「刺さる」アプローチを戦略的に進めていく。
 その際、社会のニーズを知り、核融合に対して何を期待しているのかを捉えつつ、核融合エネルギーの特性や有用性・安全性を発信していく。

3.実施体制
大学及び研究機関が従来より個別に実施しているアウトリーチ活動を集約させ、一体となって戦略的なアウトリーチ活動を実施することを目的として、核融合科学技術委員会/TF、文部科学省、量子科学技術研究開発機構、核融合科学研究所、大学等の関係者若干名からなるアウトリーチヘッドクォーターを開催することとした(要項別添)。

【会合の開催実績】
第1回 平成31年2月26日
 (主な議題)アウトリーチヘッドクォーターの設置、今後の活動案について
第2回 平成31年4月8日
 (主な議題)具体的な活動の提案、進捗状況について
第3回 平成31年4月26日
 (主な議題)具体的な活動の提案、進捗状況について
第4回 令和元年5月28日
 (主な議題)ヘッドクォーターの運営体制、今後の活動方針について

お問合せ先

研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付

(研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付)