資料1 原型炉開発ロードマップにおける「開発の優先度」「国際協力」の考え方(案)
原型炉開発ロードマップの記載事項のうち、「開発の優先度」「国際協力」については、以下の考え方に基づき検討する。
- 開発の優先度
アクションプランに示された開発課題のうち、限られたリソースの中で優先的に実施すべき課題を抽出するに当たっては以下のような観点に基づくこととする。
(1)チェックアンドレビュー項目を達成するために真に必要な課題を優先する。
(2)早期に建設や設計を開始しなければチェックアンドレビューや移行判断に間に合わなくなる課題を優先する。
(3)課題間の相関関係を考慮し戦略的に課題を選択する。
(4)なお、上記(1)~(3)の観点により優先度が高いとされた課題を我が国独自で実施すべきか、国際協力により実施すべきかは、下記2.により別途検討する。
- 国際協力
アクションプランに示された開発課題のうち、国際協力で実施すべきものを抽出するに当たっては以下のような観点に基づくこととする。
(1)これまでの研究開発の実績により我が国に高度の研究開発基盤があり、他国に対し指導的立場に立つことができる課題は国際協力で実施する。
(2)国内研究開発との相補性により、国際協力での実施が効率的と考えられるものは国際協力で実施する。
(3)リソース的に我が国単独では実施が困難な開発課題は国際協力で実施する。
研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付
工藤、吉田
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