資料4 アクションプランのフォローアップ方策について(案)

1.これまでの経緯

  原型炉開発総合戦略タスクフォース(以下、「タスクフォース」という。)は、平成28年2月に、「原型炉開発に向けたアクションプラン」を取りまとめるとともに、その後のITER計画のスケジュール見直し等に伴うアクションプランの見直しを行い、本年7月14日開催の核融合科学技術委員会において、現時点としてのアクションプランとして承認を得たところである。

2.チェックアンドレビューに向けたフォローアップの必要性

  1. 本年中の取りまとめを予定している「核融合原型炉研究開発の推進に向けて(原案)」においては、第1回中間チェックアンドレビュー(C&R)を2020年頃に、第2回C&Rを2025年から数年以内に行うこととされており、それらに向けて、アクションプランが着実に実施される必要がある。(そのため、文部科学省を中心に、コミュニティに対するアクションプランの説明を、今後全国で行っていくこととしている。)
  2. タスクフォースは、我が国の原型炉開発の司令塔として、アクションプランの実施状況について、オールジャパンの立場から把握する責任を有していると考えられることから、今後、以下の方法により、タスクフォースにおいてアクションプランの実施状況を把握していくこととする。


3.アクションプランのフォローアップ方策

  1. フォローアップは、アクションプランの項目(「0.炉設計」~「14.レーザー方式」の15項目)ごとに行うこととする。
  2. 具体的な方法としては、タスクフォース委員のうち、アクションプランの各項目に最も知見のある委員等が中心となり、関係機関の活動状況を、関係機関からの情報提供やヒアリングを通して取りまとめ、タスクフォースに報告を行うこととする。
  3. 当面のスケジュールとしては、第9期タスクフォースの設置期間(2019年2月14日まで)の間に、各項目一通りについてフォローアップを終了し、必要に応じて関係機関への助言を行うことにより、2020年頃に予定される第1回C&Rに備えることとする。

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研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付

吉田、工藤
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(研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付)