資料3-1 福島第一原子力発電所事故を踏まえた核不拡散・核セキュリティ技術開発課題の抽出に係る事務局の問題意識

平成23年6月2日
事務局


  • 福島原子力発電所の事故は,原子力安全上の問題点が顕在化したとともに,原子力で一度事故が起きれば,その被害は甚大であることを示した。
  • 核セキュリティへの取組についても原子力安全と同様,一度核テロが起こればその被害は甚大であることから,今回の事故により,原子力安全と同様に,今後負担できるコストを踏まえながらその向上に努めていく必要がより一層高まった。
  • さらに,核不拡散政策上すでに直面している問題として,福島第一原子力発電所の保障措置をどのように行っていくべきか考える必要がある。
  • 今般の事故の検証が行われていない現状において,直ちに当該事故を踏まえた核不拡散・核セキュリティ技術開発課題の抽出を行うことは時期尚早ではあるが,どのような視点で今後の事故の検証を考察し,今後の核不拡散・核セキュリティ技術開発課題を抽出すべきかを考えておくべきではないか。

以上

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研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当)

(研究開発戦略官付(核融合・原子力国際協力担当))

-- 登録:平成27年04月 --