フューチャー・アース事務局公募概要

1 事務局に求められる役割

通常のフューチャー・アースの管理運営、ガバニング・カウンシルや科学・エンゲージメントの各委員会への必要な事務的業務
フューチャー・アースの財務管理
研究テーマ間、個別プロジェクト間、地域間、委員会間などの連絡調整
採択された研究の活動取りまとめ など

2 地域ノードの役割

地域レベルでのフューチャー・アースの管理運営及びフューチャー・アース本部事務局の代理業務
担当地域と科学委員会、エンゲージメント委員会やステークホルダー、ファンディング機関との仲立ち
担当地域内での研究活動の事務的サポート など

3 事務局設置期間

2014年半ばから10年間(5年目に中間評価あり)

4 応募条件

研究機関・大学・政府機関など単体もしくは共同で応募可能。UNESCOや国連大学などのフューチャー・アースアライアンスのメンバー機関やそれらの地域オフィスも共同応募は可能ではあるが、その場合、選考委員会に参加することはできない

5 選考プロセス

3段階の選考過程
STEP 1 意思表明 (2013年9月23日まで)
STEP 2 応募者間会議 (2013年11月中旬)
STEP 3 最終選考応募締め切り (2014年2月末)
結果発表(2014年6月)
アライアンスの代表、科学・エンゲージメントの各委員会代表者からなる選考委員会を設置し、選考を実施する 

6 STEP 1 選考のポイント

10年間の事務局活動の為の資金及び運営方針(この時点では、資金の確約は不要だが現実的な資金計画であることが必要)。
人的・物的資源の提供能力;事務局の設置場所、事務局スタッフの人件費(事務局長人件費含む)、ITインフラ、事務所備品・消耗品、運営費、旅費
例)IGBP, DIVERSITAS, IHDP, WCRPではフルタイム換算で28人の事務スタッフを雇用。フューチャー・アースの規模はそれ以上のものが想定される。
フューチャー・アース事務局の運営ビジョン
これまでの地球環境変化問題やサステナビリティや国際研究プログラムのマネジメント実績
国や地域間の連携への貢献や、異なるステークホルダーを招集できる可能性
ファンディング戦略の提案

7 STEP 2 応募者間会議について

STEP Iの審査を通過した応募者が一同に会し、応募者間で事務局や地域ノードの役割分担や協力関係を調整する。

8 STEP 3 最終選考について

事務局候補機関と地域ノード候補機関がフューチャー・アース事務局ネットワークとして共同で応募する。 

9 公募全体での評価ポイント

インターディシプリナリティ研究の推進・運営等の実績
国内外からのアクセスの良さ
ホスト機関から求められる間接経費の多少
必要十分なオフィス環境
ITインフラの充実 (ホームページ作成運営含む)
優秀な人材を集められる魅力ある職場環境。十分な自国スタッフの確保
信頼できる会計能力

 

(参考)関連情報 (平成25年7月1日発表)暫定事務局長経歴

名前:Prof. Frans Berkhout
専門:社会学
学位:科学・技術政策研究 (イギリス、サセックス大学1989年)
研究領域:科学・技術政策から地球環境変動
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第2作業部(影響・適応・脆弱性)の主要執筆者の一人
暫定事務局長任期:2013年7月1日~2014年12月31日

お問合せ先

研究開発局環境エネルギー課

(研究開発局環境エネルギー課)