フューチャー・アースの推進に関する委員会の設置について（日本学術会議資料）

幹事会附置委員会の設置について
委員会名：フューチャー・アースの推進に関する委員会

1 委員の構成

25名以内の会員又は連携会員をもって組織する。 

2 設置目的

国際科学会議（ICSU）、国際社会科学者協議会（ISSC）、国連環境計画（UNEP）、国連大学（UNU）、ベルモントフォーラム（BF）等が主導しているフューチャー・アース（Future Earth：以下、「FE」という。）は、今までの国際的な環境関連研究計画の反省に基づき、研究計画の企画・立案から推進、社会への適応・展開、評価に至るまで、教育・研究機関、国・自治体、産業界、市民社会、研究助成機関といったステークス･ホルダーが協働して実施する持続可能な地球環境に寄与する実践的な研究イニシアティブである。我が国の学術界がFEの理念に沿った研究等を進めるためには、ステークス･ホルダーとの協働が必須であるが、その協働に向けてアジア的な志向を組み入れた研究等を企画することが重要である。FEは第22期中は継続するとともに、人文･社会科学、生命科学、理学・工学の有機的な連携が重要であるため、幹事会の下に本委員会を設置し、FEへの具体的な取り組み等を検討することとする。

3 審議事項

FEの推進に関連する諸課題の整理・審議
関連する研究者、研究プログラム及び研究機関・組織との連携
FEのScience Committeeとの連携
国内のステークス・ホルダーを含めた日本学術会議外の体制・組織との連携の進め方

4 設置期間

時限設置　平成26年9月30日まで
常設

5 備考

国内アカデミア間の連携を図るため、関係する研究機関・組織を代表する者を若干名含めることとする。
（平成25年6月28日　第175回幹事会において設置が決定）