資料2-2 H-ⅡAロケット22号機の打上げ結果について

平成25(2013)年4月8日
三菱重工業株式会社
航空宇宙事業本部　宇宙事業部　副事業部長
二村　幸基
宇宙航空研究開発機構
宇宙輸送ミッション本部　鹿児島宇宙センター　所長
長尾　隆治

１．報告事項

(1)全般

　H-ⅡAロケット22号機を種子島宇宙センター吉信射点（LP1）から平成25年1月27日（日曜日）13時40分（日本標準時）に計画通り打ち上げた。H-ⅡAロケット22号機は予定されていた飛行経路を正常に飛行し、情報収集衛星レーダ4号機及び実証衛星を所定の軌道に投入した。
　なお、本打上げは三菱重工業株式会社が打上げ執行に係る業務を執行し、ＪＡＸＡは打上安全監理に係る業務を実施した。

(2)安全確保業務の結果

　ＪＡＸＡは、計画通り打上げに係る安全確保業務（射場整備作業の安全、射場周辺の住民への周知、打上げ当日の警戒、ロケットの飛行安全）及び関係機関に対する打上げ情報の通報（ロケット打上げの実施の有無に係る連絡、船舶の航行安全のための事前通報及び打上げ情報の周知、航空機の航行安全のための事前通報及び打上げ情報の周知）を行った。
　また、投棄物(ＳＲＢ-Ａ、衛星フェアリング、第１段機体)の落下点は、すべて事前に設定した落下予想区域内に落下したと推定している。
　ＪＡＸＡは、予定された安全確保業務を確実に実施した。

以上

画像提供：三菱重工業株式会社