資料38-1-2 H-ⅡAロケット37号機の打上げに係る安全対策の調査審議のポイント

平成29年10月18日
科学技術・学術審議会
研究計画・評価分科会
宇宙開発利用部会
調査・安全小委員会


以下の通り、ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全対策の評価基準に対し満足していることを確認。

1.地上安全

○ これまでの経験を踏まえた地上安全計画が策定されていることを確認。

2.飛行安全

○ 固体ロケットブースタ、衛星フェアリング及び第1段の落下予想区域と航空路の一部干渉については、航空局と調整済であることを確認。
○ 衛星分離は、主衛星の「しきさい」(GCOM-C)を高高度で先に分離し、低高度に飛行後に副衛星の「つばさ」(SLATS)の分離を行うが、リスクのない飛行計画であることを確認。

3.その他

○ 太陽フレア現象の発生による影響については、過去の事例も踏まえ対応方法が設定されていることを確認。
○ 危機管理として、種子島宇宙センター以外の打上げ関連施設(コマンド・テレメータ局等)において、地震等の災害が発生した場合の対応方法が定められていることを確認。


以上

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